カタログやパンフレットの
在庫管理や廃棄処理の負担を減らしたい

  • #業務改善・生産性向上

課題

製品やサービスの販促活動に欠かせないカタログやパンフレットですが、大量印刷によるストック管理や廃棄処理、機能追加や仕様変更に伴う改訂や刷り直しの手間など、様々な課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。

  • 大量に印刷したカタログやパンフレットの在庫管理や廃棄処理のコストが負担になっている
  • 機能追加や仕様変更に柔軟に対応できず、訂正シールや差し込み作業で対応せざるを得ない
  • 廃棄処理されるカタログ等の印刷物を削減し、企業活動における環境負荷をもっと低減したい

カタログ運用の効率化による廃棄量の削減

コニカミノルタジャパンでは、自社のカタログ運用の効率化を図っていく中で、オフセット印刷からオンデマンド印刷への切り替え、さらに企業内印刷での内製化などを段階的に進めてきました。その結果、訂正シールや差し込み作業などの業務負荷を低減できただけではなく、カタログ廃棄量の削減にもつながっています。

取り組みの背景

コニカミノルタジャパンが取り扱う製品は非常に多く、それぞれにカタログやリーフレットを作成しています。しかし、カタログは機能追加や対応するOSの変更など改訂作業が多く、オフセット印刷で大量に刷ったカタログの在庫管理や訂正作業、廃棄処理などに課題を感じていました。

コニカミノルタジャパンでは、これまでも段階的に運用改善の見直しを行っており、オフセット印刷からオンデマンド印刷への切り替え、障がい者の雇用促進を行う特例子会社コニカミノルタウイズユーによる企業内印刷による内製化を進めてきました。その過程で、改訂作業や在庫管理の課題解決にオンデマンド印刷の強みを感じており、よりカタログ運用の効率化にむけてオンデマンド印刷への移管を強化してまいりました。

結果的に、カタログの年間廃棄量を約65%削減

カタログ運用の効率化によって、結果的にコニカミノルタジャパンではカタログの年間廃棄量を約65%削減。廃棄量の削減だけではなく、オンデマンド印刷により改訂作業や追加発注にも臨機応変に対応できるため、最新版のカタログをすぐに提供することが可能になっています。

毎夏に行っている古いカタログの棚卸結果

Before

2022年7月の廃棄量

18,700部

After

2023年8月の廃棄量

6,900部

自社調べ

オンデマンド印刷を活用した企業内印刷

生活者の価値観が多様化していく中で、企業のコミュニケーション活動においても様々なニーズへの対応力が求められています。オンデマンド印刷を活用した企業内印刷は、必要な時に必要な分だけを簡単に高品質で作成できるため、ターゲットや訴求内容に応じて臨機応変に対応できます。

企業内印刷で期待できること

  1. 外部との発注作業や配送手配などの手間を軽減できる

  2. 外部業者との複雑なやりとり(発注作業、入稿作業、配送手配など)が不要になります。企業内印刷では情報共有やデータの受け渡し、納品手配も調整しやすく、印刷発注に関わる手間を軽減できます。

  3. 必要なときにすぐに印刷ができ、小ロットから対応できる

  4. オンデマンド印刷により、1枚からでも必要な時に必要な分だけ印刷することができるため、配布ターゲットを絞ったチラシやパンフレット、1 to 1ダイレクトメールなどにも対応できます。

  5. 特例子会社での業務拡大が期待できる

  6. コニカミノルタのデジタル印刷機は、スキルレスで誰でも簡単に印刷物を作ることができます。オンデマンド印刷を活用した企業内印刷は、特例子会社での業務拡大にも貢献できます。

コニカミノルタの企業内印刷の取り組み

コニカミノルタでは、特例子会社であるコニカミノルタウイズユーの障がい者メンバーが、コニカミノルタのオンデマンド印刷機を活用し、名刺・マニュアル・各種カタログやパンフレットなどの印刷を行っています。ワークフローの自動化で簡単に品質の高い印刷物を作成できるため、コニカミノルタの企業活動を様々な面から支えています。
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製品・サービス

AccurioPress C4080/C4070

経験不問で、誰でも短時間で簡単に操作ができるオンデマンド印刷機。高品質で多様な用紙に対応でき、カタログやパンフレットなど印刷物の内製化を支援します。

AccurioPress C4080 製品画像

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