コニカとミノルタの経営統合について
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コニカ株式会社(社長:岩居文雄)とミノルタ株式会社(社長:太田義勝)は、株式交換による両社の全面的な経営統合を、対等の精神で行うことについて基本的に合意し、本日の両社の取締役会にて決議の上、「経営統合に関する基本合意書」を締結いたしました。 経営統合で生まれ変わる新しい企業グループは、「新しい価値の創造」を経営理念とし、「イメージングの領域で感動創造を与え続ける革新的な企業」「高度な技術と信頼で、市場をリードするグローバル企業」を経営ビジョンとし、「The essentials of imaging 」を企業メッセージといたしてまいります。 経営統合の最大のねらいは、グループ最大事業である情報機器事業の競争力の大幅な強化により業界内でトップをねらえる体制になること、両社の強みである光学技術を結集し市場No.1のオプト事業をより強固なものにすることであり、両社の経営統合により売上高は1兆円規模の実現となります。 1. 経営統合の背景と目的 イメージング分野において、デジタル化・ネットワーク化の急速な進展は、ハードのみならずソフトを含めた技術・商品の開発のスピードならびに市場のニーズも激しく変容しております。異業種を含めたグローバルな競争は益々激化しており、市場を勝ち抜くには、強みを生かした戦略的な協業を積極的かつタイミング良く行っていくことが必須となってきております。 コニカ株式会社は、イメージングをドメイン(事業領域)とし、イメージング分野における幅広い技術を保有し、事業の展開をいたしております。 ミノルタ株式会社は、イメージングをドメイン(事業領域)とし、情報機器事業、特にカラー出力分野に注力した事業展開を進めております。 今回の経営統合は、両社が有する強みを総合的に結集いたします。事業競争力および収益力を強化しグローバルな大競争時代を勝ち抜き、更なる企業価値の増大を図ると共に業界において強力なポジションを確保することを目的としています。 2.経営統合の経緯について 両社は、2000年4月より実施している情報機器事業分野における業務提携を通じ、共同研究開発による商品力の強化、トナーなど消耗材の共同事業による収益の向上など大きなシナジーを創出、成果を得ております。また、そうした協業を通じ、相互の信頼関係を極めて強固なものといたしました。 そうした中、両社は、一層の事業の競争力強化を進め、事業拡大と収益力向上を図り、企業価値の増大化を目指すために、経営の統合を行い相互の事業力のすべてを集結することが最善の選択と判断いたしました。 特に両社経営トップは、厚い相互信頼を基盤に、グローバル競争に勝ち抜くため、統合に向けた強い決意をし、両社のプロジェクトによる検討を経て、今回の「経営統合に関する基本合意書」の締結にいたりました。 3. 新しい企業グループについて 経営統合は、両社対等の精神の基に行います。2003年8月にコニカ株式会社(2003年4月持株会社化)を承継会社として、ミノルタ株式会社との株式交換により、新たな両社統合持株会社とします。 さらに2003年10月以降、事業再編により事業の統合を行い、新しい企業グループとなります。 (別紙の新統合持株会社化のスキームをご参照下さい)
新しい企業グループは、新統合持株会社と6事業会社、2共通機能会社の体制を計画しております。また、2005年度においては、売上高1兆3000億円、営業利益1500億円を目指してまいります。 (統合効果500億円を含む) 新しい企業グループの運営方針は、以下のとおりです。
新統合持株会社、事業会社、共通機能会社の概要、戦略は下記のとおりです。 【新統合持株会社】
尚、資本金および発行予定株式数は、決定次第、お知らせいたします。
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4.経営統合の効果
5.株式交換について
6.株式交換の当事会社の概要
7.最近3決算期間の業績(単体)
8.株式交換後の状況 業績に与える影響、今後の見通しについては、決定次第お知らせいたします。 以上
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