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新領域でのビジネス開発の加速に向けて
コニカミノルタ、シンガポールでI2Rと研究協同協定を締結
2014年7月17日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)では、Business Innovation Center(BIC)シンガポールが、シンガポール国立インフォコム研究所(以下I2R*1)との研究協同協定に調印いたしました*2ので、お知らせいたします。
コニカミノルタは、今年発表した新中期計画「TRANSFORM 2016」の中で、顧客本位の発想・行動を徹底することで、コニカミノルタグループの業容の変革を成し遂げることを経営方針に掲げ、高い付加価値を提供できる企業への転換を目指しています。
今年2月10日に、ビジネス変革に向けたサービス事業への転換を積極的に推進すべく、シンガポールでBICを立上げ、シンガポール経済開発庁(EDB)と連携して様々な領域で、地域に密着したビジネスインキュベーションを開始しております。
このたび、ビジネスインキュベーションの取り組みをさらにダイナミックにスピード感をもって展開するため、ネットワークやシステムセキュリティ、音声認識やワイヤレス通信などの研究を行っているI2Rとの研究協同協定を結び、新たな領域でのビジネス開発に向け連携して活動を開始することになりました。
研究共同協定の調印式には、I2RをはじめEDBやシンガポール国立大学の方々もお招きし、昨今注目を集めているヘルスケアモニタリングの領域で、情報機器事業とヘルスケア事業にまたがる取り組みを事例として紹介いたしました。事業領域にとらわれない新たなビジネス領域の発掘や商材開発へのBICの取り組みの一部をご紹介し、シンガポール政府関係者との今後の連携の強化を図っております。
シンガポールのみならず、他の世界4極(北米・欧州・中国*3・日本)においても、具体的な取り組み事例のご紹介を通じて積極的に外部とのコミュニケーションを図りながら、BICの活動のベースがお客様の真のニーズにあることを理解いただき、ご賛同いただけるパートナー企業様を獲得し、早期のビジネス化を実現してまいりたいと考えています。
コニカミノルタは、お客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、お客様に新たなサービスや価値をお届けすることで、より良い社会の実現に貢献し、社会から支持され必要とされる企業を目指してまいります。
- *1
- シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)の傘下の組織で2002年に設立されました。300人以上のサイエンティスト、300以上の博士号、そして250人以上のエンジニアがメンバーとして所属し、また300を超える特許出願件数をもっています。
- *2
- 調印日7月7日。
- *3
- 2014年度中開設予定。