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SaaS型電子カルテ機能を搭載した医療用画像オールインワンシステム
「Unitea α (ユニティア アルファ)」 新発売
2013年1月10日
コニカミノルタエムジー株式会社(本社:東京都日野市、社長:児玉 篤、以下 コニカミノルタ)は、CR※1/DR※2コンソール・PACS※3(パックス)に加えてSaaS型電子カルテ機能※4も搭載した医療用画像オールインワンシステム「Unitea α(ユニティア アルファ)」を発売いたしました。
商品名 | Unitea α |
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標準価格 | 1,380,000円(税別) |
主な特長 |
・診断画像とカルテを1台で管理 ・AeroDRコンソール機能搭載 ・日本医師会の標準レセプト「ORCA」をサポート |
現在、医療分野のIT化が厚生労働省によって強力に推進されており、クリニック(診療所)においても、急速にIT化が進みつつあります。コニカミノルタは、1999年にデジタルX線画像読み取り装置(CR)「REGIUS(レジウス) model150」を発売し、それ以降も数々の医療画像診断用デジタル機器を提供することで、医療分野のIT化に貢献してまいりました。
医療用画像オールインワンシステム「Unitea」シリーズは、クリニック(診療所)向けのCRコンソール/ビューワ/ファイリング機能を一体化したシステムとして、2007年の「REGIUS Unitea」発売以来、そのシンプルな操作性と最適な診断画像で高い評価を獲得しております。
今回発売した「Unitea α」は、このシリーズをさらに進化させ、DRコンソール機能※5とともにSaaS型電子カルテを搭載することで、診断用画像とカルテ情報の一元管理を容易にしました。コニカミノルタとしては初の電子カルテのご提供となります。さらに、日本医師会のプロジェクトであるレセプトソフト※6「ORCA※7(オルカ)」との連携も可能です。
クリニック(診療所)ではX線撮影から診断までを一人の医師が行うことが多いため、大病院では分離されているPACSと電子カルテを同じ診察室で操作することが一般的です。そのため、従来のようにこれらの機能が別々の端末だとスペースを取るばかりでなく、同じ情報を複数回入力するなど作業が煩雑になっていました。コニカミノルタは、これらの機能を一体化することで快適な"ユーザビリティ"を提供するとともに、インフォームドコンセントによる患者サービス向上にも寄与できるものと考えております。
また、コニカミノルタの医療ITサービス「infomity(インフォミティ)」を利用すれば医療データのバックアップやアーカイブ、院外からの参照が可能となり、医療現場でもビジネスマン並みのトータルソリューションが実現します。これらの診療所ITソリューションサービスは、医療現場のクラウド化、ネットワーク化を促進し、地域医療連携をはじめパーソナルヘルスレコード※8(PHR)の展開など次世代の医療課題解決につながるものと確信しています。
コニカミノルタは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas:革新はあなたのために。」を掲げ、今後もお客様へ新たな価値を提供する製品・サービス・ソリューションの開発・販売に取り組んでまいります。
薬事認証番号:21900BZX00854000 薬事販売名:画像診断ワークステーション REGIUS Unitea
医療用画像オールインワンシステム「Unitea α」の主な特長
1.診断画像とカルテを1台で管理
クリニック(診療所)での使いやすさを考え、従来のCR/DRコンソール機能・PACS(ビューワとファイリング)機能にSaaS型電子カルテ機能を追加し、この1台で全ての診療データが一元管理できるようになりました。
もちろん、CR/DR画像だけでなく、超音波装置や内視鏡装置などの各種診断機器の画像をはじめデジタルカメラやスキャナからの画像も取り込むことができます。
X線画像撮影時には、撮影した画像が画面上に表示されると同時に、カルテにも自動的に書き込まれますので、カルテ作成を効率化します。また、画面上で過去の診断画像を開き、ワンクリックでカルテに貼りつけることも可能です。
また、電子カルテはSaaS型でご利用料金のみのお支払いですので、導入コストを軽減できます。
2.AeroDRコンソール機能搭載
世界最軽量※9のワイヤレスタイプカセッテ型DR「AeroDR」のコンソール機能も追加しました。
「AeroDR」は、無線対応のワイヤレスタイプですので、操作の妨げとなるケーブルなどが無く、CRカセッテ使用時と同様の撮影環境を提供します。また、X線曝射後約2秒でコンソールモニターにプレビュー画像が表示されますので、撮影が適正だったか等の確認を瞬時に行う事ができ、これまでに無い快適な操作性を実現します。
3.日本医師会の標準レセプト「ORCA」をサポート
日本医師会のプロジェクトであるレセプトソフト「ORCA(オルカ)」とのシームレスな連携が可能です。
「ORCA」は全国の医師、医療機関が誰でも無料で使える公開ソフトウェアで、日本医師会がプログラムを公開し、ネットワークを用いて情報の配信、蓄積、点数改正などに対応しています。
- ※1
- Computed Radiography: 従来のX線フィルムに代わり、イメージング・プレート(IP)上にX線画像を記録し、これを読み取り装置でデジタル画像に変換する。
- ※2
- Digital Radiography: 照射されたX線をセンサーパネルで受光し、ダイレクトにデジタル画像を得るため、一般的にCRよりも画質が良く、また即時性に優れる。
- ※3
- Picture Archiving and Communication Systems: 医療用画像を保管、閲覧、管理、通信するシステム。
- ※4
- ご利用にはオプション料金が必要です。ライフサイエンス コンピューティング株式会社の電子カルテ クラウド・サービス「OpenDolphin®クラウド」を使用
- ※5
- ご利用にはオプション料金が必要です。
- ※6
- レセプト(診療報酬明細書)を自動作成する装置
- ※7
- Online Receipt Computer Advantage: 進化型レセプトコンピューター
- ※8
- 生涯型電子カルテ
- ※9
- 2013年1月10日現在
医療用画像オールインワンシステム「Unitea α」の仕様
接続モダリティ | CR、DR、内視鏡装置、超音波装置、デジカメ他 |
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クライアントの拡張性 | 最大20台まで接続可能 |
画像ハードディスク容量 | 250GB/500GB |
表示モニタ |
19inch/21inch/24inchカラーモニタ 23inchマルチタッチモニタより選択 |
- ここに記載の内容、仕様および外観は都合により予告なしに変更する場合があります。
- ここに記載の会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。