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ドイツRaber+Märcker GmbHの買収について

2012年12月12日

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)のドイツ販売会社(Konica Minolta Business Solutions Deutschland GmbH 本社:ランゲンハーゲン 以下KMBD)は、ドイツのITシステムインテグレーション大手のRaber+Märcker GmbH(本社:バーデン・ヴュルテンベルク州、以下RM社)と同社の買収について合意しましたのでお知らせいたします。

背景と目的

コニカミノルタは、お客様の出力と文書管理の環境を最適化する「Optimized Print Services(オプティマイズド プリント サービス)」(以下 OPS)を全世界でご提供してまいりました。特に欧州地域の最大市場であり、OPSへのご要望のレベルが最も強いドイツにおいては、KMBDはドキュメントソリューションにおいて高いプレゼンスを有しており、お客様からも継続して高い評価を頂いております。
一方で、SMB市場からは、出力環境だけではなく、業務プロセス改善やIT環境に関する専門的な知見や解決策の提案要望が多く寄せられ、このニーズに総合的に対応できる体制構築が重要課題となっておりました。
このたびの買収は、KMBDが従来のドキュメント関連に加え、お客様の業務プロセス全般の改善に向けたコンサルティング(BPC)やITインフラ環境の構築を含めたITソリューションの提案力を獲得することを目的としています。特に業務効率の向上を実現したいSMBのお客様に向けて、基幹システムの導入・運用やIT安定稼働環境の構築など、業務全体を総合的に最適化するための多面的なコンサルティングのノウハウを獲得し、お客様との長期的なパートナーシップを強化することができます。

Small and Medium Business 中堅・中小企業

現在の状況と今後の展開

KMBDとRM社は、本件に関する売買契約を2012年11月30日に締結しております。買収の後もRM社は社名、ブランドを維持しつつ、コニカミノルタグループの一員として事業を行ってまいります。またコニカミノルタは、RM社買収により獲得したBPCを中心とする高付加価値サービスやITソリューションのノウハウを、ドイツ国内だけではなく欧州全域や他の地域へも順次水平展開していく予定です。

RM社概要

社名 Raber+Märcker GmbH
設立 1934年
本社所在地 ドイツ バーデン・ヴュルテンベルク州 シュトゥットガルト
従業員数 約290名(2012年11月現在)
事業内容 1. BPC提供及びビジネスソフトウェアのインテグレーション・カスタマイズ
2. ITインフラストラクチャー及びサービスの提供・運用
3. MFP・プリンター及びドキュメントソリューションの提供
4. 商業印刷機器および消耗品の販売・保守

コニカミノルタは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas:革新はあなたのために。」の下、お客様ニーズに合致した付加価値の高いソリューションとサービスの提供を通じて、お客様満足度を高めるとともに、グループ全体の企業価値を一層高めてまいります。

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