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生産工程で凹凸試料の色を非接触測定できる
世界最速の「高速非接触インライン測色システム」新発売

2012年4月6日

コニカミノルタオプティクス株式会社(本社:大阪府堺市、社長:唐﨑 敏彦 以下コニカミノルタ)は、生産工程で非接触に色を測定できる世界最速の「高速非接触インライン測色システム」を2012年4月11日より発売致します。

【商品名】 高速非接触インライン測色システム
【発売日】 2012年4月11日
【主な特長】 ・凹凸のある試料でも安定した測色結果
・世界最速の測色速度
・フィルムなどの透過測定も可能
・同時に5か所までの測定が可能

さまざまな産業分野、中でも製造業における品質管理において、計測装置による色彩管理はたいへん重要な要素となっており、生産工程にインライン測色システムを導入して全数チェックをしているメーカーも少なくありません。しかしながら、建物の外壁材やパンの焼き色など、凹凸のある物体では反射光が一定でないために、従来のインライン測色システムで正確に測定することができませんでした。コニカミノルタは、この問題を解決した「高速非接触インライン測色システム」を開発しました。

本システムは、世界最速である毎秒20回の測定機能を生かして測定値を平均化することにより、凹凸のある試料でも安定した測色結果を得ることができます。また、フィルムなどの透過測定も可能です。さらに、測定器本体に測定プローブを5本まで接続可能で、例えば幅の広い試料なども中心・両端・その中間の色をそれぞれ独立して測色・判定することができます。

これらの機能により、プラスチック、食品、建材分野など、多様な生産ラインに合わせたフレキシブルな測色システムとして、色に対する測定・管理が要求される製品の全数チェックに広く活用されるものと考えます。

コニカミノルタは、「お客様と共に考え、お客様を成功に導くお手伝いをする」ために、今後も確かなセンシング技術で、さまざまなニーズにお応えするソリューションを提供してまいります。

2012年4月6日現在販売されているインライン測色システムにおいて。

「高速非接触インライン測色システム」の主な仕様

測定速度 接続するプローブの本数で異なります。
毎秒20回 (測定プローブ1本時)
毎秒13回 (測定プローブ5本時)
測定面積 ラインの速度が速いほど細長くなります。
制止状態 : Φ10mm
ライン速度 10cm/秒時 : 10 × 13.3mm
ライン速度 30cm/秒時 : 10 × 19.9mm
ライン速度 100cm/秒時 : 10 × 43mm
照明受光角度 反射測定 : 22° 4方向照明 / 0° 受光
透過測定 : 0° 照明 / 0° 受光
測定距離 70mm (測定プローブ先端と試料表面間)
ここに記載の内容、仕様および外観は都合により予告なしに変更する場合があります。

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