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コニカミノルタがフィリップス エレクトロニクス ジャパンと
直管形LEDランプのオフィス向け販売協力で合意
2012年1月23日
コニカミノルタホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:松﨑 正年、以下 コニカミノルタ)と株式会社フィリップス エレクトロニクス ジャパン(本社:東京都港区、社長:ダニー・リスバーグ、以下 フィリップス)は、国内オフィス向けの販売において協力することで合意いたしました。
今回の合意に基づき、コニカミノルタは、傘下の情報機器国内販売会社であるコニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、社長:和田 幹二、以下 コニカミノルタBJ)を通じて、フィリップスの直管形LEDランプ「MASTER LEDtube(マスターLEDチューブ)」(以下 「MASTER LEDtube」)の販売を今月より開始いたします。
各企業では、環境負荷低減や東日本大震災を起因とした電力不足対応のために、節電への取り組みを進めていますが、その一方でオフィスの快適性や能率を損なうことなく、省エネを実現することが求められています。オフィス向けの情報機器およびソリューション販売を主要な事業とするコニカミノルタBJのお客様からも、かねてよりこの課題解決支援に対するご要望が寄せられておりました。
コニカミノルタは、有機EL照明をはじめとする次世代照明を最も有望な新規事業と位置づけ、研究開発とマーケティング活動を推進しております。昨年10月には、リン光発光材料のみを使用し、世界最高レベルの発光効率※1 を実現した有機EL照明パネルを世界で初めて商品化※2※3 し、サンプルキット「Symfos(シンフォス)OLED-010K」として発売するとともに、照明に係わる上記ご要望への対応についても検討を進めてまいりました。
このような背景の下、直管形LEDランプとして非常に優れた性能を持つフィリップスの「MASTER LEDtube」を調達し、コニカミノルタBJが強みを持つオフィス市場向けに販売を行っていくことといたしました。
コニカミノルタは、今回の販売により、企業のお客様の課題解決に貢献するとともに、照明市場における販売体制構築と事業展開力の強化を図ることができると考えております。
フィリップス「MASTER LEDtube」の主な特長
- 既存の直管形蛍光灯器具に簡単な工事を行うだけでリニューアルが可能
- 直管形蛍光灯と比較して、最大50%の消費電力を削減
- 業界最高レベルの演色性※4 Ra=85を達成した鮮やかな色再現性
- メンテナンスコストを削減する蛍光灯比約3倍の長寿命
- 落下や破損などのリスク低減に配慮した安全設計
- ランプ交換時の感電防止に配慮した、片側給電設計
- ※1
- 昨年発売された量産品の有機EL照明パネルにおいて (コニカミノルタ調べによる)
- ※2
- リン光発光材料のみ使用の有機EL照明パネルとして (コニカミノルタ調べによる)
- ※3
- 本パネルの生産はPhilips Technologie GmbH社(本社:ドイツ)に委託。
- ※4
- 物体の色の見え方に及ぼす光源の性質のこと。自然光(太陽光)などを基準にして、色の見え方が自然であることを「演色性が良い」と言う。
平均演色評価数(Ra)を用いて評価し、基準光源と同じ色の見え方の場合はRa=100となる。