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「コニカミノルタCSRレポート2011」を発行・WEBサイト上で公開

2011年6月22日

コニカミノルタホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:松﨑 正年、以下 コニカミノルタ)では、ステークホルダーの皆様にコニカミノルタのCSR(企業の社会的責任)の取り組みを分かりやすく報告することを目的として、本日「コニカミノルタCSRレポート2011」を発行し、WEBサイト(http://konicaminolta.jp/about/csr)上にて公開いたしました。

コニカミノルタでは、CSRを経営の根幹と位置づけ、企業として力強い成長を続けるとともに、事業活動を通じて環境への配慮をはじめ社会の持続的発展に向けた活動を推進しています。2011年4月には、新たに3カ年の中期経営計画「Gプラン2013」をスタートさせ、さらなる成長の実現と規模の拡大に向けた取り組みのなかで、事業に軸足を置いたCSR活動を重視しています。

特に、地球温暖化や資源の枯渇、生物多様性への危機などの課題を抱える地球環境保護について、コニカミノルタは、製品のライフサイクル全体を見据えて、環境負荷の低減を進めてまいりました。2009年度には長期環境ビジョン「エコビジョン2050」と、その実現に向けてのマイルストーン「中期環境計画2015」を策定し、目標達成のために事業会社ごとに様々な施策を実施しています。

今回のCSRレポートでは、この中期環境計画の進捗をご報告するとともに、循環型社会への対応の取り組みのひとつとして、複合機のリユース・リサイクルの推進を紹介しました。巻頭の特集では、新たに導入する「グリーンプロダクツ認定制度」を中心とした環境活動と、グループのコア技術を活かしたヘルスケア事業への展開を取り上げました。また、3月に発生した東日本大震災に対する取り組みをご報告しています。

また、今回初めて、CSRレポートの世界共通のガイドラインである、「GRIガイドライン」のアプリケーションレベルについて、第三者による保証を受けました。その結果、本レポートとWEBサイトの情報を合わせた報告について、B+と認められました。

その他、コニカミノルタのCSRレポートは、2005年度版以降継続して日本語・英語・中国語・ドイツ語・フランス語の5言語での作成を行うなどグローバルを意識した情報発信を特長としております。

特集について

特集1:ものづくりの全段階で、環境負荷の低減を目指して

製品の環境性能の評価基準を明確化する「グリーンプロダクツ認定制度」を中心として、事業活動のあらゆる段階において推進している環境負荷低減のための取り組みについて紹介します。

特集2:コア技術を駆使して、人々の健康と医療の未来のために

国産初のレントゲンフィルム発売以来、培ってきた高度な技術をベースとして、グループ各社の強みを活かして展開する、医療分野の課題解決に向けた取り組みを紹介します。

コニカミノルタは、これからも持続可能な社会の実現に向けてCSR活動を推進し、国内外のステークホルダーの皆様に向けて、タイムリーに情報を開示してまいります。

GRIガイドライン:UNEP(国連環境計画)公認のNGO「GRI」が発行している、CSRレポートなどの持続可能性報告書に関する国際的なガイドライン。グローバル企業の報告書の多くがこのガイドラインに準拠している。報告書がこのガイドラインにどのレベルで対応しているかを示すのが「アプリケーションレベル」で、「A・B・C」の3つのレベルがあり、外部の保証を受けた場合は「+」をつける。

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