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「KONICA MINOLTA エコ & アート アワード 2011」作品展
環境問題の解決に役立つ芸術作品
グランプリを決定

2011年4月13日

KONICA MINOLTA eco & art AWARD 2011

コニカミノルタが運営するギャラリースペース、コニカミノルタプラザ(東京都・新宿区)は昨年“環境と芸術を融合させたアイデア・デザイン”をテーマに『KONICA MINOLTA エコ&アート アワード 2011』の作品募集を行い、若手アーティスト(16歳~35歳)より多数のご応募をいただきました。4人の審査員により厳選された40作品は、2011年3月5日から22日まで、コニカミノルタプラザにて展示されました。

去る3月21日、作品の審査会が行われ『ビジュアルアーツ部門』*1『プロダクト&コミュニケーション部門』*2よりグランプリと各賞を決定いたしましたので、その結果をお知らせいたします。

グランプリ
ビジュアルアーツ部門 プロダクト&コミュニケーション部門
植田 末月 『ENTRANCE』 山下 卓也・森分 優太 『Branch』
審査員講評
作品として仕上がりの精度が高く、またコンセプトもオリジナリティがあり、見る人を“考えさせる”優れた切り口を持っていました。様々なことを想起させる「ENTRANCE」というタイトルも絶妙で、ストーリーがありながらも“動物の口”という部分のみを切り取り、子どもにも楽しめるわかりやすい表現にしたところが素晴らしいと思います。

植田 未月 『ENTRANCE』

「傘の骨は1本折れただけで捨ててしまう」という問題に対して、非常に具体的で実現可能性の高いソリューションを提示しているところが素晴らしいと思います。リユースのモノは通常、元のモノよりも価値が下がることが多いなかで、リユースすることで新しい価値が付加され、また違った魅力が生まれてくるところが面白いと思いました。

山下 卓也 ・ 森分優太 『Branch』

*1
エコロジーに対して提言するファインアートの意識に基づいた作品
絵画、グラフィックアート、インスタレーション、立体アート、CG、映像、絵本等、ビジュアルを中心にした作品を対象。
*2
プロダクト化の意識に基づき考えられた工芸、デザイン、もしくはコンセプト・アイデア
自動車、飛行機、家電製品、オフィス用品、産業用、医療用、公共用機器等の工業製品から、家具や、食器等の日用品、服飾デザインまで、工業的に生産されるあらゆるデザイン、もしくはコンセプト、アイデアを対象。

各受賞結果

【準グランプリ】

ビジュアルアーツ部門 古川 祥智雄 『Paper Theater』
プロダクト&コミュニケーション部門 正光 亜実 『fragments』

【オーディエンス賞*3

ビジュアルアーツ部門 吉田 孝侑 『NEO BUTTERFLIES』
プロダクト&コミュニケーション部門 YOSHIOKA PLUS (吉岡 佑二+浜崎 美保)
『THANK YOU SO MATCH』

【審査員特別賞】

安藤貴之賞 中尾 正風 『melt』
浅井治彦賞 大橋 さとみ 『安全な深呼吸』
伊藤豊嗣賞 志村 リョウ 『29000→600頭』
伊勢谷友介賞 岩田 征一郎 『PET-tree』

【協賛社特別賞】

IDÉE賞 植田 末月 『ENTRANCE』
J-WAVE賞 影山 友章 『HOKKYOKUGUMA SEKKEN』
*3
オーディエンス賞:展示期間中に来場者の投票によって選ばれました。

なお、各受賞作品の詳細につきましては、コニカミノルタプラザのWEBサイトをご覧ください。
URL:http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2011march/ecoart/report.html#grandprix
URL:http://www.konicaminolta.jp/plaza/eco-art-award_2011/finalwinner.html

コニカミノルタは今後も様々な視点から、環境問題への関心を促し、若手アーティストを支援する活動を続けてまいります。

「KONICA MINOLTA エコ & アート アワード 2011」作品展の概要

展示部門 ビジュアルアーツ部門・プロダクト&コミュニケーション部門
賞/賞金 1. グランプリ 30万円 (各部門1本)
2. 準グランプリ 10万円 (各部門1本)
3. オーディエンス賞 3万円+Pen年間購読権 (各部門1本)
4. 審査員特別賞 3万円 (4本)
5. 協賛社特別賞 【IDÉE賞・J-WAVE賞】(各1本)
・IDÉE賞:IDÉE SHOP(東京ミッドタウン店)またはDelier IDÉE(新丸ビル)でのアートワークの発表
・J-WAVE賞:J-WAVEオリジナルグッズ(2011年4月以降制作予定)のデザインワーク
*協賛社特別賞は、実際に展示を行った入選者の中から各協賛社が独自に選考しました。
審査員(敬称略) 安藤貴之(Pen編集長)、浅井治彦(プロダクトデザイナー/明星大学造形芸術学部教授)、 伊藤豊嗣(グラフィックデザイナー/名古屋造形大学教授)、伊勢谷友介(REBIRTH PROJECT代表)
Webサイト http://www.konicaminolta.jp/plaza/eco-art-award_2011/

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