2011年4月6日

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：山名　昌衛、以下 コニカミノルタ）は、A0サイズ対応の複合機KONICA MINOLTA「201W/201W SPモデル/301W SPモデル」の3機種（以下「201W/301Wシリーズ」）を発売いたしましたので、お知らせいたします。

商品名		201W	201W SPモデル	301W SPモデル
出力速度(毎分)		A0(タテ)　：2.4枚 A1(ヨコ)　：4.4枚		A0(タテ)　：3.4枚 A1(ヨコ)：　6.4枚
コピー機能		標準対応
ネットワークプリンター機能		オプション	標準搭載	標準搭載
ネットワークスキャナー機能		オプション	標準搭載	標準搭載
給紙方法	ロール給紙	オプション	標準搭載　(2段)	標準搭載　(2段)
	A3対応カセット	オプション	標準搭載	標準搭載
標準価格（税別）		1,200,000円	2,050,000円	2,350,000円
標準搬入設置料金（税別）		29,000円	59,000円*	59,000円*

*

PC1台へのドライバー/ユーティリティーのインストールを含みます。

「301W SPモデル」

「201W/301Wシリーズ」は、より精密な仕上がりと正確な情報伝達が必要な設計現場のニーズに応えるカラースキャナー搭載の複合機です。

カラースキャナーを利用すれば、検図や作業指示、マーキングなどのために色ペンで加筆した図面も、そのままフルカラーで電子化することが可能です。さらに、最大でA0サイズに対応しており、原稿を分割することなくスキャンできるため、作業負荷を軽減します。電子化により大判図面の保管場所も削減できるため、オフィスの省スペース化にも繋がります。

また、ネットワークスキャナー機能^※1により、読み込みから配信まで一連の作業をスムーズに行え、円滑な情報共有とスピーディーなデータ運用が可能になります。

操作部は8.5インチの大型カラー液晶タッチパネルを採用し、視認性と操作性を高めているほか、高速で複数のデータ処理を行うプロッターコントローラー^※1を搭載するなど、優れた機能を凝縮し、オフィスの生産性向上に貢献いたします。

加えて、RoHS指令^※2に対応し、グリーン購入法やエコマークの認定も受けており、地球環境にも配慮した製品です。

※1

201Wではスキャナー機能およびプリンター機能はオプション

※2

EUが2006年7月に施行した、電気電子機器への特定有害物質の含有を禁止する規制。

【主な特長】

1．効率化に貢献するカラースキャナー搭載

・最大A0サイズの原稿を原寸で読み込み可能なフルカラースキャナーを搭載し、赤入れした図面や色分けした設備図面などもカラーのまま電子化できます。大判図面の保管場所も削減できるため、オフィスの省スペース化に繋がります。また、最高600dpiから、データ容量を考慮して低解像度でもスキャンができるので、利用目的に応じて使い分けができます。

・ネットワーク上のPCから本体のHDDにアクセスできるWeb Image Monitorを使用することにより、本体HDDに蓄積された文書データをサムネイル表示で確認できます。確認後は、PCへのダウンロード（PDF、TIFF形式またはJPEG形式）^※3や出力が可能です。
※3 201Wは拡張データ変換ボード　WG4/WG5が必要、201/301 SPモデルは標準装備

・メディアスロットタイプW7^※4を装着することにより、スキャンデータをPCレスでダイレクトにUSBメモリーやSDカードに保存することが可能です。
※4 オプション

・スキャンデータの配信方法（Scan to SMB/FTP/URL（HDD）/E-mail）を、業務に合わせて選択することができるため、図面データの効率的な運用を促進します。

2．生産性を高める多彩な機能

・ファーストコピータイムがA0タテ：25秒以下、A1ヨコ：17秒以下^※5、そして連続コピーが最高でA0タテ：3.4枚/分、A1ヨコ：6.4枚/分^※6のスピードを達成しています。また最大99部の出力設定が可能で、大量コピーも効率的に行えます。
※5 201Wはオプションのロール給紙ユニット装着時
※6 301W SPモデルの場合。201W、201W SPモデルはA0タテ：毎分2.4枚、A1ヨコ：毎分4.4枚出力。

・25～400％までのズーム機能搭載により、A0～A4サイズの範囲の拡大・縮小も1度の操作で行えるほか、0.1％刻みでの変倍コピーも可能で、効率よく正確なコピー作業ができます。また、ドキュメントボックス（本体HDD）に蓄積したデータもプリント時の変倍設定^※7が可能です。蓄積したデータから、用途に合わせて様々な変倍コピーが行え、業務の効率化が図れます。
※7 ドキュメントボックスへのコピー蓄積/ドキュメントボックス蓄積データの変倍コピーのためには、拡張データ変換ボード（201Wはオプション、SPモデルは標準装備）が必要。

・600dpi・256階調の高解像度出力で図面の細線や微細な文字、写真原稿も鮮明に再現します。また様々な原稿に対応する画質モードを9種類^※8搭載しています。
※8 線画、文字、文字・写真、印画紙写真、印刷写真、複写写真、ケイ線消去、切り張り原稿、複写原稿

・プロッターコントローラーを刷新したことで、データ処理を高速化し、連続印刷時もスピーディーな出力を実現します。また、複数ジョブの並行処理が可能な、マルチアクセス機能を採用し、コピーやプリントアウトの出力動作とスキャニングの読み取り作業を同時に行うことができるため、業務集中時の待機時間を低減します。

・Windowsアプリケーション出力に加えて、CAD用に最適化したRP-GL2ドライバーを搭載し、CADアプリケーション固有のペンごとの線幅や印字領域の設定にも対応しています。

3．操作性の向上などのユーザビリティーを追求

・操作パネルには、 8.5インチの大型カラー液晶タッチパネルを採用し、視認性と操作性を高めています。また、本体HDDに保存したスキャンデータを操作パネルでプレビュー表示^※9できるため、電子化した大判図面のデータを効率的に管理することが可能です。
※9 A0、A1サイズは、A2サイズに切り出した画像でのサムネイル表示が可能です。

・本体は、A0サイズ対応機としてはコンパクトな幅1,080×奥行き637mmのサイズを実現し、省スペース化が図れます。また、コピー用紙やトナー交換の操作を本体の前面から行うことができ、メンテナンス性を高めています。なお、排紙先は、原稿は上排紙と後方排紙、コピーでは上排紙と下排紙^※10のそれぞれ2種類から選択できます。
※10 下排紙は、オプションのロール給紙ユニット1段・2段（SPモデルは標準）または専用テーブルが必要です。

・手差し、2段のロールユニット^※11、カセット^※11の最大4通りの給紙が可能です。2段のロールユニットで4種類の用紙サイズ（A0、A1、A2、A3）に対応できるので、給紙カセットと合わせて、大判サイズからファイリング用のカット紙の出力など、多様な種類に対応します。
※11 201Wはオプション

4．重要な図面や書類を保護するセキュリティー機能

・ログインユーザー名とパスワードを使用したユーザー認証システムを使用することにより、第三者の使用を抑止します。加えて、ネットワーク接続によるWindowsのドメインコントローラーやLDAPサーバとの連携により、個人識別も可能です。さらに、コピー・プリンター・スキャナー・ドキュメントボックスの各機能をユーザーごとに利用制限ができます。管理者が各機能の使用状況を把握することで、ランニングコストの抑制に役立ちます。

・コピー時に部数ナンバーを透かし印刷することができるため、その管理や配布先の特定ができ、不正コピーや情報漏洩を抑止します。

5．地球環境にも配慮した設計

・EUで制定された電気・電子機器に対する特定有害物質の使用制限に関するRoHS指令に対応しています。また、グリーン購入法やエコマークの認定^※12も受けており、地球環境にも配慮した製品です。
※12 認定番号：第10117018号

関連リンク

• KONICA MINOLTA 「201W/201W SPモデル/301W SPモデル」