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軽量・無線対応のカセッテサイズX線デジタル撮影装置を開発
2010年9月15日
カセッテサイズX線デジタル撮影装置
(イメージ)
コニカミノルタエムジー株式会社(本社:東京都日野市、社長:児玉 篤、以下 コニカミノルタ)は、軽量・無線対応のカセッテサイズX線デジタル撮影装置(カセッテ型DR*)を開発いたしました。
* Digital Radiography
コニカミノルタは、デジタルX線画像読取装置(Computed Radiography:CR)「REGIUS(レジウス)」シリーズを核とし、医用画像情報システム(PACS、RIS)、造影剤等の展開によりヘルスケア事業の中長期的拡大を図っております。
この度開発したカセッテ型DRは、独自開発であるヨウ化セシウム(CsI)シンチレータ(蛍光体)使用の低被曝と高画質を両立したFPD(Flat Panel Detector:平面検出器)であり、コニカミノルタが「REGIUS」システムで培ってきた医用画像処理技術との融合により高品質な診断画像を提供する、ISO4090準拠のカセッテサイズ(14インチ×17インチ)のX線デジタル撮影装置です。
開発にあたっては、無線対応とともに短時間充電/ロングライフのバッテリーを内蔵しながら軽量設計(3kg未満)を実現し、既存の「REGIUS」システムとコンソールを共有することでシームレスな画像診断ワークフローの構築を可能にするなど、操作性の向上に配慮しています。
高画質と操作性に配慮した設計で画像診断の質と業務効率の向上の両立に貢献するべく、今後、開発をさらに進め、2011年度前半の市場導入を目指してまいります。
コニカミノルタは、今後も医用画像分野において最先端の技術を投入し、質の高い製品・サービス・ソリューションを通じてお客様への新たな価値のご提供に取り組んで参ります。