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新興国市場向けデジタル複合機
低消費電力、軽量コンパクト設計で環境負荷低減に大きく貢献する
『bizhub 184/164』シリーズの出荷を開始
2010年5月17日
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木谷 彰男、以下コニカミノルタ)は、「bizhub(ビズハブ)」シリーズの新製品として、業界トップクラス※1の低消費電力で高い環境適性をもつ新興国市場向け※2デジタルモノクロ複合機『bizhub 184/164』シリーズの出荷を開始いたしました。
※1 A3モノクロ複合機分速18枚~16枚のTEC値において 2010年4月現在
※2 日本国内での販売予定はありません。
bizhub 164
コニカミノルタのデジタル複合機は、開発から調達・生産・物流・販売・使用・回収にいたる製品のライフサイクルにおいて、地球環境への配慮を追求しています。
『bizhub 184/164』シリーズは、使用時の消費電力を国際エネルギースタープログラム規格値の半分以下※3に低減するとともに、植物由来成分を原料に使用した重合法トナーの採用、軽量コンパクト設計や梱包部材の削減など、総合的に環境負荷低減に貢献するデジタルモノクロ複合機です。
※3 国際エネルギースタープログラムによって定められた測定法による230V機の消費電力
規格値(TEC値)2.30kWh/wに対し、bizhub 184仕様値 1.01 kWh/w 、
規格値(TEC値)2.10kWh/wに対し、bizhub 164仕様値 0.92 kWh/w
優れた環境性能と重合法トナー(デジタルトナーHD)による高画質出力を兼ね備え、コピー/プリント/スキャンに絞り込んで機能を最適化した3in1モデルとして、新興国市場の中・小規模オフィス向けにご提供して参ります。
『bizhub 184/164』の主な特長
1.業界トップクラスの低消費電力
環境負荷軽減のため消費電力を大幅に低減し、184では1.01kWh、164は0.92kWhのTEC値※4を達成しています。機械の消費電力を抑えることで、CO2の排出量削減に貢献します。
- ※4
- Typical Electricity Consumption: 国際エネルギースタープログラムによって定められた1週間に消費するエネルギー 量の目安。稼働とスリープ/オフが繰り返される5日間+スリープ/オフ状態の2日間という平均的オフィスの利用形態を想定し算出。
2.省資源、省スペースを実現した軽量コンパクト設計
本体質量23.5kgの軽量ボディで、従来機(bizhub 163)比で体積を約30%、部品点数を約35%削減するとともに、梱包部材も従来機比約40%削減※5し、省資源化を推進。
また、排紙トレイを本体内部にレイアウトすることでコンパクトサイズを実現(幅x奥行き: 570×531mm)し、デスクサイドにも設置可能です。
- ※5
- 質量比
3.環境に配慮した重合法トナー“デジタルトナーHD”with Biomass※6を使用
コニカミノルタは早くから製造時の使用エネルギーを抑える重合法トナー(デジタルトナー)に着目し、乳化重合技術による研究開発を進めるとともに、2000年の製造開始当初からトナー原料に植物由来成分を使用。光合成によりCO2を吸収する植物由来成分の使用は、カーボンニュートラルの観点から、廃棄時のCO2削減に貢献します。コニカミノルタの“デジタルトナーHD”with Biomass※6は、製造工程から廃棄に至るまでトータルでの環境負荷を低減しています。
- ※6
- Biomass(バイオマス)とは、化石資源以外の再生可能な生物由来の有機性資源のことです。
4. 優れた機能性
上位機種で採用されている重合法トナーを採用。均一・小粒形のトナー粒子は細線や微細文字もくっきりと再現します。コピー/プリント/スキャン機能標準装備に加え、複数ページの原稿を1枚に収めるN in 1コピーといったデジタル機ならではの用紙削減が図れる機能を搭載。シンプルなデザインの操作パネルや用紙補給・消耗品交換が容易に行えるフロントアクセスなど、オフィスで求められる基本機能を集約しました。