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独自のアルゴリズムによる高い検出性能のマンモグラフィ診断支援装置
『NEOVISTA I-PACS CAD typeM』新発売
2010年4月6日
コニカミノルタエムジー株式会社(本社:東京都日野市、社長:児玉 篤、以下 コニカミノルタ)は、マンモグラフィ診断支援装置『NEOVISTA I-PACS(ネオビスタ アイパックス) CAD typeM』を5月1日に新発売いたします。
現在、食生活やライフスタイルの変化から、日本人女性の乳がん罹患率は年々増加しており、その割合は20人に1人と言われ今後も増え続けることが予想されます。乳がんは早期に発見し治療すれば治る病気と言われています。
コニカミノルタは、世界で初めて位相コントラスト技術※1を応用した乳房X線撮影システム「コニカミノルタPCMシステム」(以下PCM)、Crystal Technology (CsBr※2+柱状結晶)により鮮鋭性・粒状性を飛躍的に向上させたマンモカセッテプレート“ Cプレート” を採用した「REGIUS Cプレートシステム」(以下Cプレート)、そして超高精細画像の快適なソフトコピー読影環境を提供する「NEOVISTA I-PACS MG/EX マンモオプション」により、撮影から読影までトータルにカバーする高画質デジタルマンモグラフィシステムを市場に展開しています。
このたび発売する『NEOVISTA I-PACS CAD typeM』は、独自のアルゴリズムに基づくCAD(Computer-Aided Detection, コンピュータ支援検出)処理※3で医師の読影を補助し、コニカミノルタのデジタルマンモグラフィシステムに新たな価値を加えるマンモグラフィ診断支援装置です。
- ※1
- X線が物体を通過するときに生じる位相変化(屈折)に起因する濃度差(位相コントラスト)の効果により、物体のエッジが強調され、従来のマンモグラフィでは見えにくかった乳がん診断の重要なファクターである乳腺構造や、腫瘤、微小石灰化などの病変を鮮明に撮影できます。
- ※2
- 臭化セシウム。比較的広いX線のエネルギー領域で吸収率が高く、蛍光体材料として優れています。
- ※3
- 特定の病変に関連した特徴を持つ画像上のパターンを検出する処理であり、がんを検出するものではありません。
製品名 | 『NEOVISTA I-PACS CAD typeM』(薬事承認番号:22200BZX00278000) |
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発売日 | 2010年5月1日 |
標準小売価格(税別) | 12,000,000円 |
主な特長
1.新開発のCAD処理で読影をサポート
微小石灰化クラスタおよび腫瘤陰影が疑われるエリアを検出し、画像上のマークで提示します。
2.独自のアルゴリズムによる納得感の高い検出性能
PCMやCプレートの画像に最適なコニカミノルタ独自の検出アルゴリズムを採用し、検出感度と納得感(検出意図を理解しやすい)を重視した情報をご提供します。
3.読影に優しいCAD表示
簡単なボタン操作で、CADが検出したエリアを見やすい線で囲み表示し、画像の観察にともなうストレスの大幅な軽減に貢献します。