ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。電話でのお問い合わせはこちらをご覧下さい。
「KONICA MINOLTA エコ & アート アワード 2010」作品展
~若手作家によるエコ&アートの祭典~
厳選された43の才能からグランプリ賞が決定
2010年4月2日
コニカミノルタが運営するギャラリースペース、コニカミノルタプラザ(東京都・新宿区)は昨年、“環境と芸術を融合させたアイデア・デザイン” をテーマに「KONICA MINOLTA エコ & アート アワード 2010」の作品募集をし、若手アーティスト(16歳~35歳)より多数のご応募をいただきました。本展審査員4人(安藤貴之(Pen編集長)、高北幸矢(視覚環境デザイナー/名古屋造形大学学長)、浅井治彦(プロダクトデザイナー/明星大学造形芸術学部教授)、KIKI(モデル/女優)[敬称略])により厳選された43作品は、2010年3月6日から23日まで、コニカミノルタプラザにて展示されました。
去る3月22日には、同ギャラリーにてグランプリ発表会が行われ、同審査員により『ビジュアルアーツ部門』*1『プロダクト & コミュニケーション部門』*2から各々グランプリ賞とオーディエンス賞*3が決定されました。また、優れた作品が多かったため「審査員特別賞」と「主催者特別賞」が新たに設けられ、計5作品が選ばれました。公開発表会ということで、この日も会場には多くの来場者にお越し頂きました。
ビジュアルアーツ部門 <グランプリ賞>
「点colors 」
『Plastic Cycle』
「点colors」の『Plastic Cycle』に決定されました。路上に転がる無数のペットボトルが風に揺られて集まり、その群れが空に浮かんでいく幻想的な映像作品です。「エコ」について人の心を動かす高いメッセージ性とその映像美がグランプリへ繋がりました。
プロダクト & コミュニケーション部門 <グランプリ賞>
「MATHRAX LLC.(久世祥三、坂本茉里子) 」
『remo-kuma(リモクマ)』
「MATHRAX LLC.(久世祥三、坂本茉里子)」の『remo-kuma(リモクマ)』に決定されました。リモコンのクマをなでることで照明のオン・オフの調光ができる省エネ訴求型の作品です。会場では、リモコンをなでる人が続出しました。エコの問題を意識させながらも優しい気持ちを生み出してくれる完成度の高さが審査員より評価されました。
なお、その他各受賞作品の詳細につきましては、コニカミノルタプラザのWEBサイトをご覧ください。
コニカミノルタプラザでは、社会、文化、芸術への貢献を目的としたさまざまなイベント、展覧会を行っています。また、身近な視点からエコを考える展示スペース「エコの森」を常設し、絶滅の危機にさらされている動物の映像情報などをご提供しています。
- *1
- エコロジーに対して提言するファインアートの意識に基づいた作品
絵画、グラフィックアート、インスタレーション、立体アート、CG、映像、絵本、等ビジュアルを中心にした作品を対象。 - *2
- プロダクト化の意識に基づき考えられた工芸、デザイン、もしくはコンセプト・アイデア
自動車、飛行機、家電製品、オフィス用品、産業用、医療用、公共用機器等の工業製品から、家具や、食器等の日用品、服飾デザインまで、工業的に生産されるあらゆるデザイン、もしくはコンセプト、アイデアを対象。 - *3
- オーディエンス賞
展示期間中に来場者の投票によって選ばれました。
受賞結果
入賞者と審査員の皆さま【グランプリ発表会にて】
<グランプリ>
【ビジュアルアーツ部門】
点colors 『Plastic Cycle』
【プロダクト & コミュニケーション部門】
MATHRAX LLC.(久世祥三、坂本茉里子) 『remo-kuma(リモクマ)』
<オーディエンス賞>
【ビジュアルアーツ部門】
mmm 『ビンテージ・デニム「紙漉き」による再生』
【プロダクト & コミュニケーション部門】
対 Tsui-Design 『(e)coバック』 -エコロジーについて考えさせるビニール袋-
<審査員特別賞>
OMOCHIR 『I'm home.』
堀井将太 『ONE MORE? 』
宮下知也 『KNOT』
宮崎ひ宏康 『CO2 mega-net』
<主催者特別賞>
村田勝彦 『ECO FISH』
「KONICA MINOLTA エコ & アート アワード 2010」の概要
部門 | 『ビジュアルアーツ部門』 『プロダクト & コミュニケーション部門』 |
---|---|
賞金 | グランプリ30万円(各部門1本) オーディエンス賞5万円+Pen年間購読権(各部門1本) 審査員特別賞 各2万円(4本)、主催者特別賞2万円(1本) |
審査員 ※敬称略、順不同 | 安藤貴之(Pen編集長) 浅井治彦(プロダクトデザイナー/明星大学造形芸術学部教授) 高北幸矢(視覚環境デザイナー/名古屋造形大学学長) KIKI(モデル/女優) |
応募資格 | アートの視点で環境活動(エコ)を促進するための芸術作品、製品デザイン、グラフィックデザインなどを制作する16歳~35歳までのアーティスト、クリエーター。プロ・アマチュア不問 |
詳細Webサイト | http://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2010march/ecoart/index.html http://konicaminolta.jp/plaza/eco-art-award_2010/finalwinner.html |