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TCO削減に繋がる「生産性向上」を追求した
デジタルカラー複合機「bizhub C652DS/C552DS」 新発売
2010年2月3日
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木谷 彰男、 以下 コニカミノルタ)は、デジタル複合機「bizhub(ビズハブ)」シリーズの新製品として、「bizhub C652DS」と「bizhub C552DS」の2機種を3月2日に発売いたします。
商品名 | bizhub C652DS | bizhub C552DS |
---|---|---|
プリント速度(A4ヨコ) | カラー毎分:50枚 モノクロ毎分:65枚 |
カラー毎分:45枚 モノクロ毎分:55枚 |
本体標準価格(税別) | 3,000,000円 | 2,600,000円 |
搬入設置料金(税別) | 50,000円 | |
発売日 | 2010年3月2日 |
bizhub C652DS
今回発売いたします「bizhub C652DS/C552DS」は、オフィスの中核をなすマシンとして好評を頂いております「bizhub C652/C552」(2009年4月/5月発売)にさらなる先進技術を投入し機能拡張したモデルで、特にお客様のTCO削減に繋がる「生産性向上」を追求した高速デジタルフルカラー複合機です。
環境負荷の低減にも配慮した設計で、企業内の出力センターやコピー室、出力機器の適正配置におけるオフィスのセンターマシン、さらにグラフィック系ユーザーや出力サービス業などの幅広いニーズに対応します。
1.高生産性の実現
高速両面自動読み取り機能
1度のスキャンで原稿の表裏を同時に読み取る両面自動読み取り機能を標準搭載。カラー・モノクロともにデジタル複合機ではトップクラスの156ページ/分※1(カラー時は最速※2)のスキャン速度を実現しています。マシン前での作業時間を短縮し、業務効率を促進します。
- ※1
- A4ヨコ、300dpi
- ※2
- A3サイズ対応デジタル複合機において、2010年1月現在弊社調べ。
IH定着機構採用の高速起動
定着部には必要な時に必要な箇所を発熱させるIH(Induction Heating)定着機構を採用。低温で定着する重合法トナー“デジタルトナーHD”との相乗効果で、ウォームアップタイムをC652DSは前身機※3の85秒から39秒に、C552DSは115秒から60秒に短縮しています。また、ファーストコピータイム※4もC652DSではカラー5.5秒/モノクロ3.8秒以下、C552DSではカラー6.0秒/モノクロ4.3秒以下の高速出力を達成し、ビジネスの生産性を向上します。
- ※3
- bizhubC650/C550シリーズ
- ※4
- A4ヨコ、等倍、第1給紙トレイ、原稿ガラス面からの読み取り
2.オフィス環境への貢献
静音化<コンパクト新型フィニッシャー&自動原稿送り装置>
C652DS/C552DSでは、Z折りや三つ折り機能の拡張が可能な高機能100枚とじフィニッシャーFS-526※5に加えて、新たにフィニッシャーFS-527※5に対応。フィニッシャーFS-527※5は装着時の幅が1,178mmとコンパクトで設置スペースを削減します。紙詰まりが発生した場合でもフィニッシャーを動かすことなくそのまま処理が可能です。また、ステープル動作や用紙搬送などの音を低減し静音化を実現。更に新規開発の自動原稿送り装置もモーターの駆動系の回転角の見直しやタイミングベルト、摩擦係数の低い用紙ガイド版の採用などにより静音化を施しオフィスに優しい設計となっています。
- ※5
- オプション
“誰もが使いやすい”を追求
操作部には使う人に合わせて角度や向きを変えられる操作パネルを、またスタートボタンとデータランプには赤緑色弱の方にも識別しやすい視認性の高い青色LEDを採用するなど機器の隅々にまでユニバーサルデザインの考え方を導入しています。操作パネルの液晶画面は、消耗品の交換手順や万が一の紙詰まり処理方法等をアニメーションで分かりやすく案内するアニメーションガイド機能とワンタッチでパネルの文字が大きく見やすく表示される拡大表示に標準で対応し、使いやすさをサポートしています。さらに、各画面にLanguage Select(言語選択)ボタンをショートカットキーとして設定でき、表示を各言語(日・英・独・仏・西・伊・中・韓・台※6)に瞬時に切替えることもでき、多国籍の方が働く企業や大使館などでの利用時に大変便利です。
- ※6
- 中・韓・台はオプション対応
きめ細やかなセキュリティー
指静脈による認証が行える生体認証装置「AU-102※7」、またはFeliCa※8などの非接触ICカードに対応したICカード認証装置「AU-201※7」を装着することで、低コストで機器の利用制限と共に利用状況の管理を行え、他人に出力物を見られたり誤って持ち去られたりを防ぐことができます。また、認証段階で誤った出力指示をキャンセルできるので、無駄な出力コストの削減も同時に行えます。さらに、コニカミノルタでは本体HDD内のデータを暗号化する仕組みを標準搭載し製品の開発段階から高いセキュリティーに配慮しています。
- ※7
- オプション
- ※8
- FeliCaはソニー株式会社の登録商標です。
3.環境負荷の低減
省エネルギー設計
IH定着採用によるウォームアップタイム短縮で消費電力を大幅に低減し、C652DSでは7.57kWh、C552DSは6.09kWhのTEC値※9を達成しています。また、寿命の違うドラムユニットと現像ユニットを分離(ブラックのみ)することで、必要な箇所だけ部品交換するエコロジーの促進と現像ユニット全体の高寿命化を実現しています。
- ※9
- 国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値
環境に優しい“デジタルトナーHD” with Biomass※10を使用
コニカミノルタは早くから環境にやさしい重合法トナー(デジタルトナー)に着目し、乳化重合技術による研究開発を進めるとともに、2001年の製造開始当初からシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの全4色でトナー原料に植物由来成分を使用しています。光合成によりCO2を吸収している植物由来の成分を原料にすることで、カーボンニュートラルを実現しています。
- ※10
- Biomass(バイオマス)とは、化石資源以外の再生可能な生物由来の有機性資源のことです。
4.高画質の実現
カラー出力もモノクロ出力も進化した高画質
定評あるコニカミノルタの高画質を進化させた重合法トナー“デジタルトナーHD”を採用。ワックスや色材などの分子量、現像材を最適化するとともに、粒子表面の平滑性をアップ。こすれや剥がれに強く再現性の高い出力を実現しました。さらに、黒現像器には、トナー補給と同時に新しいキャリアを補給し、常に現像器内のキャリアを新鮮に保ち、高画質な画像を長期間維持するオートリファイニング現像方式を採用。これらにより、カラー出力、モノクロ出力のどちらにおいても優れた画質を提供します。
読み取りガラス部清掃機能
読み取り部のスリットガラスをブラシによって清掃する紙粉清掃機構を原稿送り装置に搭載。接触面の大きい清掃ブラシを採用することで、筋ノイズ(コピー/スキャン時)の要因となる紙粉の清掃力を向上させました。通紙環境、紙種などに依存しない安定したスキャン画質を提供します。