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「平成21年度 コニカミノルタ画像科学奨励賞」受賞者が決定

2010年1月19日

(財)コニカミノルタ画像科学振興財団(理事長 植松 富司:コニカミノルタホールディングス株式会社 名誉顧問)は、画像科学の研究に従事する若手研究者を対象に公募いたしましたコニカミノルタ画像科学奨励賞・進歩賞(助成金総額700万円)の受賞者を決定いたしました。

「画像科学奨励賞」は平成6年のスタート以来、第16回を迎えました。また、今年度から従来の奨励賞(副賞1件100万円)に加えて、より幅広く研究テーマを助成するため、新たに進歩賞 (副賞1件50万円)を設けました。今年度は、「画像に関する材料及びデバイスの研究」、「画像に関するシステム及びソフトウェアの研究」、「画像に関するその他の先端的な研究」の3分野により研究テーマを募集したところ、59件のご応募をいただきました。優秀な研究テーマのご応募が多い中、三宅洋一氏(千葉大学名誉教授)を委員長とする奨励賞選考委員会(委員9名)において発想の独創性、波及効果、計画の実現性等の視点から厳正な審査を行ない、最終選考により奨励賞4名、進歩賞6名を決定いたしました。

受賞者及びテーマは下記の通りです。

奨励賞 受賞者及びテーマ(五十音順)

磯部 寛之(いそべ ひろゆき)氏(東北大学 大学院理学研究科 教授)

「画像表示材料を指向したπ電子豊富分子のモジュール合成」

権田 幸祐(ごんだ こうすけ)氏(東北大学 大学院医学研究科 講師)

In vivo ナノイメージング法を用いた抗がん剤の開発」

佐藤 慶介(さとう けいすけ)氏 (独立行政法人物質・材料研究機構 WPIセンター MANAリサーチアソシエイト)

「磁気誘導性シリコンナノ粒子による体外画像診断法の検討と体外磁場による粒子輸送制御」

古海 誓一(ふるみ せいいち)氏 (独立行政法人物質・材料研究機構 光材料センター 主任研究員)

「カラーチューナブル高分子レーザー光源の研究開発」

進歩賞 受賞者及びテーマ(五十音順)

今井 喜胤(いまい よしたね)氏 (近畿大学 理工学部応用化学科 講師)

「非古典的手法による有機ELディスプレイ用次世代有機発光体の創成」

浦西 友樹(うらにし ゆうき)氏 (奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 助教)

「羽ばたき飛行物体の非拘束な全周形状計測」

木下 学(きのした まなぶ)氏 (大阪大学医学部附属病院 脳神経外科 医員)

「MRI特異的 reporter gene を用いた単一細胞MR画像追跡による Glioblastoma 脳内浸潤 過程の解明」

中村 一希(なかむら かずき)氏 (千葉大学 大学院融合科学研究科 助教)

「電気化学反応を利用した反射/発光型デュアルモードディスプレイ材料の開発」

山田 重人(やまだ しげひと)氏 (京都大学 大学院医学研究科 准教授)

「新しい3次元イメージング技術EFICの開発と微細胚標本の形態学的・遺伝学的同時解析」

横山 大輔(よこやま だいすけ)氏 (山形大学 大学院理工学研究科 助教)

「分子配向を制御した高移動度有機非晶質材料の開発と有機EL素子への応用」

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