2009年10月1日

コニカミノルタではデジタルカラー複合機「bizhub C652シリーズ/C360シリーズ」、プロダクションプリント分野向け高速デジタルモノクロ複合機「bizhub PRO 1200/1200P/1051」、軽量・コンパクトなフィンガーチップ(指先一体型)の「PULSOX-1」、デジタルラジオグラフィー「PLAUDR C30」が、財団法人日本産業デザイン振興会主催　2009年度グッドデザイン賞を受賞したことをお知らせいたします。

『bizhub C652シリーズ/C360シリーズ』は、ジョブの効率化、コストの削減、セキュリティの強化など、オフィスワークに求められる様々なニーズに応え、オフィス複合機の理想形を追求したブラックボディ採用のフルカラー複合機です。「独自のカラーリングや操作パネルなどのデザインを経営資源の一つとして活かそうとするメーカーの強い姿勢」と共に「遠目でも認識出来る用紙切れの表示や液晶パネルによるアニメーションガイド」などが高評価の一因となり受賞に至りました。

『bizhub PRO 1200/1200P/1051』は高速処理能力を求める企業内の印刷部門から印刷業界のニーズまでを満たす、印刷現場の即戦力となる毎分105～120枚の高速デジタルモノクロ複合機です。プロダクション機器としての信頼感、堅牢性をシンプルなデザインによって実現。「プレーンな面構成、取手及びその周囲の造形、分割ラインの処理などの一貫したデザインテーマ」と「デザイン上の制約を感じさせない明快なコンセプト」が受賞事由となりました。

『PULSOX-1』は、軽量コンパクトでありながら、精度の高い測定を行い、落下などに対する衝撃にも強い、指先一体型のパルスオキシメータ（血中酸素飽和度計）です。「パルスオキシメータの動作や機能を誰にも理解しやすいシンプルなデザインとしてコンパクトにまとめた点」だけでなく、「指の挿入のしやすさや計測面と指のフィット感の良さ」「表示内容の配置や大きさを考慮し、携帯するための必要強度を造形的にクリアした点」などが評価されました。

『PLAUDR C30』は高画質FPD(Flat Panel Detector：平面検出器）搭載のデジタルラジオグラフィーです。低線量撮影で患者様へのX線被爆量低減を図るとともに、撮影後、素早く画像表示ができるなど、撮影業務におけるユーザビリティーを徹底的に追求しております。「デザインにおいて、画像処理技術の高度化や画像確認の簡便化、患者の負担軽減などを達成している点」又、「それらの機能が全体として形態やカラーリングに調和してまとめられ、人に優しいデザインが実現されている点」が評価され受賞となりました。

コニカミノルタは、今後も、進化するデジタル化・ネットワーク化社会に"essential"(必要不可欠)な商品・サービスの提供を通じて、イメージングの領域でお客様に感動創造を与え続ける革新的企業、そして、高度な技術と信頼で市場をリードする新しいグローバル企業をめざしてまいります。

グッドデザイン賞

1957年に当時の通商産業省によって設立された「グッドデザイン選定制度」を継承し、1998年より財団法人日本産業デザイン振興会の主催事業として運営されている、総合的デザイン評価・推奨制度です。制度創設以来「デザインが優れたもの」として選定し推奨してきた総数は、約35,000点に及びます。グッドデザイン賞は、単に美しさを競うデザインコンペではなく、「優れたデザイン」を社会に普及させていくことで、私たちの生活をより豊かにすることと、産業の発展とを同時に後押ししようとする活動です。