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ダンカオフィスイメージング社の買収に関するお知らせ

2008年4月9日
コニカミノルタホールディングス株式会社
代表執行役社長  太田 義勝
(コード番号4902 東証・大証第1部)
広報・ブランド推進部長 髙橋 雅行
TEL(03)6250-2100

当社は、グループの中核事業会社であるコニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長:木谷 彰男、以下コニカミノルタ)の米国販売会社(Konica Minolta Business Solutions U.S.A., Inc.、本社:ニュージャージー州ラムジー市、以下、KMBUS)を通じて、英国のダンカビジネスシステムズ社(Danka Business Systems PLC、本社:ロンドン市、以下、ダンカ)が100%所有する米国販売会社、ダンカオフィスイメージング社(Danka Office Imaging Company、本社:フロリダ州セントピーターズバーグ市、以下、DOIC)を買収することを決定しましたので、お知らせ致します。

DOICは、米国におけるオフィス用情報機器、ソフトウェア、サポートなどに携わる大手の独立系販売会社で、特に法人向け営業に強みを持ち、全米に45,000社以上の有望な取引先を保有しております。その売上規模は、2006年度(2006年4月1日から2007年3月31日)実績ベースで約450百万US$に達しています。

コニカミノルタは、MFP(複合複写機)及びプリンタを主力商品とした、当社グループの中核事業会社ですが、2003年のコニカとミノルタの経営統合以降、機器・制御開発陣の増強、独自製法による重合法トナーを軸とした化成品における技術革新、そして生産体制、販売体制の拡充等々、カラー化、高速化を見据えた事業基盤の整備を着々と進めてまいりました。
今月4日には、高速印刷分野において多くの斬新な技術を有し、オフィス分野・プロダクションプリント分野双方で強固な直販体制とサービス網を有するOce社(本社:オランダ・フェンロー市)との戦略的業務提携に関して基本契約を締結致しております。
このたびのDOICの買収も、上記の業務提携と共に、コニカミノルタの更なる業容拡大と飛躍を睨んだ戦略的投資の一環であり、北米地域における情報機器事業の拡大とプレゼンスの向上を主目的としたものです。
今回の買収により、オフィス分野においては、カラー機を中心に一層のシェア拡大を図ってまいります。またプロダクションプリント分野においてはDOICの保有する販売・サポート組織の有効活用によって競争力を一層強化することが可能となります。合わせてKMBUSとDOICの経営資源を円滑に統合することによって、独立系ディーラーや直販ネットワークをベースに展開している北米地域の成長戦略を加速することができるものと考えています。
今後、買収の効果を最大限に活かすべく、事業インフラの整備を進め、DOICの販売網を通じて 2008年半ばより、コニカミノルタのMFP及びプリンタの販売を本格的に展開する予定です。

今回の契約では、買収価格は若干の調整はありますが、概ね240百万US$となる予定です。本件買収は、今後、米国および英国における所要の法的手続、並びに、買収に関するダンカの株主の承認を前提として、本年6月ごろ成立の予定です。 なお、手続き完了後、DOICはKMBUSの全額出資子会社となりますが、所在地は引き続きフロリダ州セントピーターズバーグ市とし、営業してまいります。

コニカミノルタは、今後も市場拡大が予想されるオフィス分野及びプロダクションプリント分野、両分野の特にカラー出力領域において"ジャンルトップ戦略"(成長の見込まれる事業領域や市場に経営資源を集中しその中でトップポジションを獲得する)を推進し、グループの成長と企業価値の最大化を実現してまいります。

以上

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