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光学事業の研究開発機能を集約
大阪狭山市に建設中の新棟が竣工
2008年4月4日
コニカミノルタオプト株式会社(本社:東京都八王子市、社長:松丸 隆)は、光学事業の関西地区における開発拠点集約を目的として、大阪狭山市にあるコニカミノルタ大阪狭山サイト内に新棟の建設を進めてまいりましたが、この度、竣工いたしましたのでお知らせいたします。
コニカミノルタオプト株式会社は、DVDや次世代DVD等の光ディスク用のピックアップレンズ、デジタルカメラやビデオカメラ用レンズユニット、カメラ付携帯電話用のマイクロカメラユニット、ハードディスク用ガラス基板などの光学コンポーネントおよび、液晶ディスプレイの基幹部材となる液晶偏光板用保護フィルム(TACフィルム)などの開発・製造・販売を行っております。 同事業はコニカミノルタグループにおける戦略事業として位置づけられており、デジタル家電や情報通信分野などの市場が拡大するなかで、大きな成長を目指しております。昨年11月に兵庫県神戸市にTACフィルムの新工場を竣工、今年2月にはマレーシアにハードディスク用ガラス基板の新工場が稼働するなど、生産体制の増強を図ってまいりました。
この度は、将来の事業展開に向けて研究開発機能の集中を図るため、コニカミノルタ大阪狭山サイト内に新棟を建設し、ガラスやプラスチックの成形品や薄膜といった光学製品の研究開発、生産技術開発、初期生産の機能を集約いたします。これまで関西地区において、大阪狭山、伊丹、堺の3サイトに分散していた光学やメカ設計技術者と、組立や設備などの生産技術者が集結することで、そのシナジー効果による開発・生産技術力の向上を図るとともに、顧客対応の迅速化および、製品のさらなる高精度化・生産性向上を実現し、事業展開力の強化に向けた基盤を整備してまいります。
なお、大阪狭山新棟の建設にあたっては、以下のように環境に配慮した設計を行っております。
- 外壁面に断熱材サンドイッチパネルを、また、窓に空気の層を含んだペアガラスを採用し、断熱性能を強化
- 屋上に緑地を設置し、ヒートアイランド対策を実施
- 最上階に吹き抜けスペースを設置、外光を取り入れた採光により照明負荷を削減
- 変電設備、空調機器に業界トップの省エネルギー性能を備えた機種を採用し、CO2発生も抑制
1. 建設地 | 大阪狭山市今熊6-300 (コニカミノルタ大阪狭山サイト内) |
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2. 延床面積 | 約14,000m2 |
3. 竣工 | 2008年4月 |
4. 投資規模 | 約40億円 |
5. 人員規模 | 約400名 |