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分光放射輝度計「CS-2000」が、
「アドバンスト ディスプレイ オブ ザ イヤー」の優秀賞を受賞
2008年3月27日
コニカミノルタセンシング株式会社(社長:古川 博、以下コニカミノルタ)の分光放射輝度計「CS-2000」が、「第13回 アドバンスト ディスプレイ オブ ザ イヤー2008」の「検査・リペア・測定部門」において、優秀賞を受賞致しました。
「アドバンスト ディスプレイ オブ ザイヤー(ADY)」は、「フラットパネルディスプレイ(FPD)に関する優れた製品を表彰し広く世に発表することにより、同業界の技術および市場の更なる発展に寄与すること」を目的としたもので、この分野において国内で最も権威ある賞です。
同賞の表彰式は、FPD業界における世界最大の展示会である 「ファインテック・ジャパン (フラットパネル ディスプレイ研究開発・製造技術展 : 4月16日(水)~18日(金)、東京ビッグサイトにて開催)」において、展示会初日の4月16日(水)午後3時より会場内にて行われます。
機種名 | 分光放射輝度計「CS-2000」 |
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受賞部門 | 検査・リペア・測定部門 |
受賞理由 | 高精細ハイビジョン対応の各種ディスプレイに用いられる高性能分光放射輝度計を開発し、広く業界に普及させ多大な貢献をした。 |
分光放射輝度計「CS-2000」
「CS-2000」は、放射輝度0.003 cd/m2という世界最高水準※1の超低輝度領域までの測定性能により、10万対1※2のコントラスト測定を可能にする分光放射輝度計です。測定角切替方式により、一台で、一般的なエリアの測定だけでなく微小領域の測定にも対応。近年、加速度的に普及しつつある高品位ディスプレイを始めとする各種発光デバイスの開発・製造に不可欠な、優れた測定性能が得られます。
今回の受賞は、コニカミノルタが長年培ってきた光学技術や信号処理技術による性能ともに、その信頼性・操作性においても高い評価が与えられたものと考えております。
コニカミノルタは、今後も長らくディスプレイ業界に製品やサービスを提供してきた技術と経験を生かし、研究開発から製造現場まで全般的にサポートしてまいります。
- ※1
- ポリクロメータ方式の分光放射輝度計として。
回折格子(プリズムと同じ働きをするもの)によって分散された各波長の光が、結像レンズによって波長ごとに結像される位置に、アレイ状の受光素子(センサ)が配置される構造を「ポリクロメータ」という。多数のセンサで一度に全ての波長の光が測れるので、高速測定が可能となる。 - ※2
- ピーク輝度 300 cd/m2とした場合。