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高品質、高生産性を実現し、ラベルプリントに最適
インクジェット方式ワンパスプリントユニット『SP-L2130』新発売

2007年9月21日

SP-L2130

コニカミノルタIJ株式会社(本社:東京都日野市、社長:大野彰得)は、ラベルプリントに最適なインクジェット方式ワンパスプリントユニット『SP-L2130』を10月1日より発売いたします。

今回発売いたします『SP-L2130』は、プリント部とインク供給部を一体化した装置組込用インクジェットプリントユニットです。プリント部には、専用インクジェットヘッドを搭載し、ヘッド駆動回路部とヘッドメンテナンスシステムを内蔵しています。固定されたインクジェットヘッドユニットの下を印刷基材が通過するワンパス方式を採用し、最大印字幅214mm、30m/分の速度でプリントすることが可能となり、高生産性を実現しました。
また、独自で開発した紫外線を当てると硬化するカチオンUVインクを使用しているため、PETなど各種フィルム上にもプリントすることが可能です。解像度も360dpiと高いため、バーコードをはじめとする各種ラベル、タグ、封筒、フォーム用紙などの印刷に適しています。

インクジェットは非接触で印刷できるという特性により、さまざまな素材や凹凸のある表面や立体物への印刷が可能です。版が不要のため、多品種・小ロット・短納期・可変印刷にも臨機応変に対応できます。コニカミノルタの高性能産業用インクジェットヘッドは、電圧を加えると変形するピエゾ素子の圧力でインクを射出する方式を採用しています。熱をかけないため、通常の水性インク、油性インクに加えて、電子回路の製造に用いる金属インクなどさまざまな特性をもつインクにも対応するユニバーサルタイプです。今回のカチオンUVインクは、高安全性・低臭気・高耐光性に加え、フレキシブルメディアにプリントすることも可能です。

コニカミノルタのインクジェット事業は、産業用インクジェット分野を対象とし、独自の材料技術や精密加工技術を活かした高性能プリントヘッド、多機能インクを提供しています。今回の『SP-L2130』を皮切りに、プリント部とインク供給部を一体化したユニットの供給の展開も開始し、産業用インクジェット技術の用途拡大を図ってまいります。

製品名 『SP-L2130』
本体価格9,500,000円(税別)
(含:アプリケーションソフト、交換用インクジェットヘッドは別売)
発売日 2007年10月1日

『SP-L2130』の主な仕様

プリント方式インクジェット・シングルパス方式
解像度用紙幅方向:360dpi
用紙搬送方向:180dpi、270dpi、360dpi(標準)、450dpi、540dpi
プリント幅最大214mm
プリント速度30m/分(360dpi 時最大)
寸法・重量241mm(W)×681mm(D)×694mm(H)、42Kg,
インク供給部は分割設置可能
適合メディア上質紙、コート紙、各種フィルム(PET等)
インクカチオンUVインク(黒)

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