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「知的財産報告書 2007」をWEBサイト上で公開
2007年7月19日
コニカミノルタグループ(以下、コニカミノルタ)では、2006年度の知的財産経営を表す知的財産情報をまとめた「知的財産報告書 2007」を、本日よりコニカミノルタのWEBサイト*上で公開いたします。本報告書は、8月上旬発行予定のアニュアルレポートなどでも公開してまいります。
コニカミノルタでは、透明性の高い企業経営を目指し、業績報告に加えて、経営戦略及びCSR(企業の社会的責任)の取り組みなどの企業情報の開示を推進しております。知的財産情報についても、当社の技術力に対し、ステークホルダーの皆さまのご理解を一層深めていただくために、「知的財産報告書」を毎年公開しています。
内容的には、今年も経済産業省の指針に従い、知的財産報告書の開示10項目に沿って作成しています。今回は図表も多く交え、一層分かりやすく解説しました。例えば、「コア技術と事業モデル」の項目では、従来4つに分けていたコア分野を12のコア技術に細分化し、その代表的な事業化例を表記しました。「研究開発セグメントと事業戦略の方向性」についても、各々の方向性のポイントをコンパクトに一覧表にまとめました。「特許群の事業への貢献」の項目では、日本と米国における事業分野別特許保有件数を公開し、中核事業としての情報機器事業と戦略事業としてのオプト事業については、その推移も公開しました。
コニカミノルタは、イメージング領域において長年にわたって培ってきた「材料」「微細加工」「光学」「画像」の4つの分野で12のコア技術を保有し、今日、これらのコア技術をもとに、情報機器をはじめ、光学デバイス、医療・印刷用機器、計測機器、産業用インクジェット装置、プラネタリウムなどの領域で多彩な事業を展開しております。またコア技術を基盤に、将来事業の核となる技術の一つとして有機ELの開発を行っています。この分野では、米国ゼネラル・エレクトリックカンパニーと提携するなど照明用有機ELの商業化に向けて開発を加速し、新たな価値の創造を目指しています。
コニカミノルタでは、将来事業も含め、各事業領域において、競争優位性を確保するために、知的財産活動を一層強化してまいります。