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「市民対話とリスクコミュニケーションの実践および普及活動」に対し
「第1回レスポンシブル・ケア賞」を受賞

2007年5月9日

  コニカミノルタホールディングス株式会社(社長:太田義勝、以下、コニカミノルタ)は、このたび社団法人日本化学工業協会/日本レスポンシブル・ケア協議会(以下、JRCC)主催による「第1回レスポンシブル・ケア賞」を「市民対話とリスクコミュニケーションの実践および普及活動」に対し受賞いたしました。表彰式は7月4日に、堂島ホテル(大阪市北区)で行なわれます。

  今日、地球環境問題をはじめ、工業化の拡大、技術の進歩などにより発生する新たな問題に対し、化学製品を扱う事業者が環境・安全・健康を確保するために責任ある対応が今まで以上に求められています。こうしたなか、レスポンシブル・ケア活動の普及や充実に貢献した個人、またはグループを表彰する新たな制度として、「レスポンシブル・ケア賞」が設置されました。

  今回の受賞にあたり、コニカミノルタは、メーカーとしていち早く2002年より工場近隣の方々とリスクコミュニケーションを行い、その後も継続して開催していることが評価されました。加えて、この実体験をもとに、東京都の事例発表会をはじめ事例報告を多方面で行なうとともに、地方団体、企業、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)、社団法人環境情報科学センターなどに情報提供を行い、リスクコミュニケーション実施の普及に努めていることも評価されました。また、本賞は功労者に対する表彰制度であるため、学校や市民団体に対して対話などを通じレスポンシブル・ケア活動を積極的に紹介するなど顕著な貢献をしたリスクコミュニケーション担当の北陽子が代表して受賞しました。

  コニカミノルタでは、「透明性」と「継続性」を基本に、ステークホルダーの皆さまへの情報公開と対話を進めています。生産をともなう事業所においては、これからも地域の方々と直接対話する機会を定期的に設け、双方向コミュニケーションにより地域社会との良好な関係を大切にして、情報開示にも積極的に取り組んでまいります。

レスポンシブル・ケア活動:化学物質を扱う各々の企業が化学物質の開発から製造、物流、使用、最終消費を経て廃棄に至るすべての過程において、自主的に「環境・安全・健康」を確保し、活動の成果を公表し社会との対話・コミュニケーションを行う活動をしています。この活動を“レスポンシブル・ケア”と呼んでいます。

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