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コニカミノルタ
大阪狭山サイトに研究開発施設
新棟の建設を決定
2007年3月19日
コニカミノルタホールディングス株式会社(社長:太田 義勝)の事業会社であるコニカミノルタオプト株式会社(本社:東京都八王子市 社長:松丸 隆 以下、コニカミノルタ)は、将来の事業展開力強化に向けた技術開発機能の集中を図ることを目的に、大阪狭山サイト(大阪府大阪狭山市)に約40億円を投じて新棟を建設することを決定いたしました。
コニカミノルタの拠点に関する基本方針は、国内では、高難度で優位性のある技術・製品を効率的に開発・生産していくことにあります。その意味で今回建設予定の新棟の役割としては、光学・微細加工・組立等の総合的な開発・技術力を発揮し、部品及びユニット事業の拡大を図ることにあります。
そのために、コニカミノルタは、今後、大阪狭山サイト、伊丹サイト、堺サイトの3サイトにある光学事業の研究開発・生産技術開発・初期生産の機能を大阪狭山サイトの新棟に集約させ、今後の開発・生産スペースの確保と共に事業展開力の強化に向けた基盤を築いてまいります。
期待できる効果
1.開発・生産技術力の向上
光学やメカ設計技術者と組立や設備などの生産技術者を集結し、最大限のシナジーが発揮出来る様、運営して参ります。
2.ガラスモールド事業拡大
開発から生産までを一元管理し、顧客対応の迅速化を図ると共に、さらなる高精度化・生産性向上を実現してまいります。
3.ユニット事業拡大
開発から生産までの期間短縮・購買及び生産管理業務の強化を図ってまいります。
コニカミノルタは、主に光ピックアップレンズ、レンズユニット、マイクロカメラユニットなどの事業の他に液晶画面の基幹部材となる液晶偏光板用保護フィルム、ハードディスクドライブ用ガラス基板などの オプトエレクトロニクス材料事業を展開しております。その事業分野はコニカミノルタグループにおける戦略事業として位置づけられており、大きな成長を目指していますが、今回の拠点集約による新棟建設は、さらなる事業強化および成長戦略のための重要な施策の一つです。
大阪狭山サイト 研究開発施設(新棟)概要
建設予定地 | 大阪狭山市今熊6-300(大阪狭山サイト内) |
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建築面積 | 約3,500m2 |
延床面積 | 約14,000m2(4階建) |
着工予定 | 2007年7月 |
稼動予定 | 2008年2月 |
投資規模 | 約40億円 |
人員規模 | 約400名 |