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ネットワークプリンタ機能標準対応の高速A3デジタル印刷機
「コニカミノルタ CD3460PV」新発売
2006年11月28日
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長: 木谷 彰男、以下コニカミノルタ)は、高画質とハイコストパフォーマンスを実現し、ネットワークプリンタ機能に標準対応した高速A3デジタル印刷機「コニカミノルタ CD3460PV」を発売致します。
本体標準価格(搬入設置料)<税別> | 1,355,000円(30,000円) |
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発売時期 | 2006年12月下旬発売予定 |
- ※
- 標準価格には原稿カバー、専用テーブル、排紙台等を含んでおりません。
デジタル印刷機も他のオフィス用出力機器と同様に、プリンタ・コントローラの装備率が近年急速に上がっています。その最たる理由として"パソコン用の出力機"つまり高速のプリンタとしての利用機会が増していることが挙げられています。
「コニカミノルタ CD3460PV」は、2005年の発売以来ご好評を頂いている「CD345PV」の後継機で、ネットワークプリンタ機能に標準対応し、同一ネットワーク上のパソコンで作成したデータを毎分135枚(B4サイズ以下)の高速で出力可能です。今年2月に発売しました「CD362PV」と同様、孔版印刷機のプロセスに"3層マスター"を採用することにより、写真やハーフトーンの再現性やベタの均一性が向上しました。加えて"排紙台タイプ2"装備により大量プリント後も、用紙が揃って排紙される為、効率よく高速で出力することが可能となりました。また、RoHS指令に基づき有害化学物質の使用を削減するなど環境親和性にも配慮しております。
コニカミノルタは、今後もデジタル印刷機のパソコンとの親和性を高めるとともに、「CDシリーズ」をとおして、お客様のドキュメントワークに快適さと満足をご提供していきます。
主なセールスポイント
- タッチパネル方式採用で、対話しながら簡単操作
- ネットワークプリンタ機能標準搭載による高効率出力
- 好評を頂いている"3層マスターの採用"による高画質出力と低ランニングコストの追求
- シークレットモードにセキュリティーモードを追加する事による機密保持の強化
- 多岐にわたるプリント業務に対応する充実のオプション機能
- RoHS指令に基づき、有害化学物質の使用を削減し、環境負荷の軽減を実現。エコマーク・グリーン購入法にも適合
主な特長
1. "タッチパネル方式"の操作パネル採用でより使いやすさを追求しました。
対話方式でさまざまな機能を快適に操作する事が出来ます。またプリント位置調整キーと
試しプリントキーを排紙台側にまとめ、確認作業がスムーズにできます。
2. ネットワークプリンタ機能標準搭載による高効率出力
「CD3460PV」は、イーサーネット(100BASE-TX/10BASE-T)標準対応のプリンタコントローラを本体に内蔵することで、ネットワーク上のWindowsパソコンで作成した原稿をダイレクトに、最速毎分135枚(B4サイズ以下まで)の高速でペーパーに出力が可能となりました。
また、ネットワーク環境での使用を更に効率化するため、「一般ユーザー用」・「管理者用」それぞれにネットワークユーティリティソフトを標準添付しました。「一般ユーザー用」では、「CD3460PV」のステイタス確認やエラー情報表示、「管理者用」ではネットワーク上のデジタル印刷機のネットワーク設定等一元管理が可能です。
3. "3層マスター"採用による高画質出力
微細なスポンジ状の樹脂層を新たに設けた"3層構造"のマスターを採用。インクをより均一に用紙に移転できるため、写真やハーフトーンの粒状性・階調性とともに"ベタ"部分の均一性がアップし、原稿の画像再現性が向上しました。
4. インク消費量・マスターコストの低減による、ランニングコストの更なる低減
微細な樹脂層を設けた"3層マスターの採用"により、インク消費量が従来と比較して20%低減しました。また、マスター1枚の単価を安価に維持することにより、ランニングコストの削減を実現しました。加えて、複数枚の原稿(A4・B5横)を連続印刷する際は、マスターを20%カットして節約※します。更に、マスター自身の耐刷性能も4,000枚を保持。大量印刷時にもマスター交換の頻度が減ることで、ランニングコストの低減に貢献します。
- ※
- 10枚の原稿を印刷する場合、1枚目~9枚目までに対応。「ADFからの原稿読み取り」及び「PCからのデータ出力」双方に対応可能。
5. 「オート・プレスコントロール機能」採用により一定画像
温度や印刷速度に応じて印刷時のプレス圧を自動調整する「オート・プレスコントロール機能」を搭載。1枚目からきれいな画像が得られ、試し刷りに使う用紙の無駄も低減できます。また大量印刷時にも画像の濃度ムラが抑えられるため、裏移りや裏抜けを低減することができます。
6. 「リトライ給紙機能」の採用による、給紙信頼性の向上
万一の給紙ミスの際も再度給紙をおこなう「リトライ給紙機能」を搭載。再生紙・更紙などコシの弱い紙を給紙した場合や大量印刷の場合にも、給紙信頼性を向上させました。
7. 2色部分カラー印刷が可能な「メーキャップ機能」を標準搭載
囲み線を使ってエリア指定をすることで、エリア内もしくはエリア外の画像消去が簡単に可能。ドラム交換をすれば、1枚の原稿で「2色部分カラー印刷」が可能です。また、指定エリア内の写真を網掛け処理することも可能です。
またエリア内を白黒反転したり、ベタ原稿を特定の地紋パターンにする事も出来ます。
8. ジョブセパレーターを標準装備
ジョブセパレーターが標準装備されており、煩雑な"仕分け作業"がパネル上のボタン操作一つで実行出来ます。
9. 多彩なオプションであらゆるプリント業務に対応可能です。
- 選択可能な排紙台
リーズナブルな価格の"排紙台タイプ2"の加え、用紙サイズに合わせて排紙ガイドを自動的にセットする"折りたたみ排紙台AT-30"をラインナップ、未使用時にスペースを取らない設計になりました。 - 無線LANに対応可能
ワイヤレスインターフェイスボードタイプ1を使用することにより無線LANに対応、機器の追加や移設が容易に可能になりました。 - PSモジュールタイプ2がオプション化
DTP分野で標準のAdobe Postscript3に対応Mac OSにも対応可能です。 - HDD内蔵により約3,000枚(A4、面積比10%原稿)でのデータが保存可能(新オプション)
そのデータにコードを設定する事により機密保持にもなります。 - 現在、主流であるUSB接続を標準にし、パラレル接続(拡張1284ボード使用)をオプション化
- 原稿バックライト
位置合わせのデリケートな原稿を使用の時、コンタクトガラスの下部の"バックライト"で原稿を浮き上がらせそれとテンプレートのガイドラインをフィットさせる事により、より正確な位置合わせが可能です。紙に対しての原稿自体のまがりも調整できます。 - 重送検知ユニット
印刷する用紙を感知して作動し、給紙の時に"束送り"すると自動停止する機能で、印刷物の中への"白紙"の混入を防ぎます。
主な仕様
製版・印刷方式 | 全自動デジタル製版、ステンシル印刷 | |
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使用原稿 | シート原稿、BOOK原稿(10kg以下) | |
原稿サイズ | 最大300mm×432mm | |
用紙サイズ | 最大325mm×447mm、最小70mm×148mm | |
印刷面積 | 最大290mm×412mm | |
給紙容量 | 1,000枚[64g/m2(四六判55kg相当)上質紙] | |
印刷倍率 | 等倍 縮小6段(93%、87%、82%、71%、61%、50%) 拡大4段(115%、122%、141%、200%) ズーム(50~200%) 自動変倍(規格サイズのみ、50%~200%) 縦横独立変倍(50~200%:1%単位) 縦横独立寸法変倍(50~200%:1mm単位) | |
解像度 | 400dpi(読込み:主走査600×副走査400dpi、書込み:主走査400×副走査400dpi) | |
画像モード | 文字、文字/写真、写真、鉛筆、淡色 | |
製版濃度 | 標準、うすく、ややこく、こく | |
製版時間 | 12秒(A4 等倍) | |
印刷速度 | 60~135枚/分(6段可変・B4サイズまでは135枚可能) | |
印刷位置調整 | 左右:電動±15mm、前後:電動±10mm・0.25mm単位 | |
インク供給方式 | 全自動(1,000ml) | |
マスター給・排版 | 全自動方式、給版容量(1ロール200版)、排版容量A3マスター100版 | |
カラー印刷方式 | ドラム交換方式 | |
標準機能 | メモリー/クラス機能・シークレットモード・セキュリティーモード・オートプレスコントロール機能・省インクモード・省エネモード・プログラムモード・リトライ給紙機能・スキップ給紙モード・連続モード・原稿自動消去モード・センタリング機能・綴じ代機能・初期設定・タッチパネルLCD・集約(2面・4面)・リピート(2・4・8・16面・カスタムリピート)・画像回転・メモリー原稿機能・合成機能・メイキャップ機能・ジョブセパレーター・電源オフ機能 | |
プリンタ機能 | 対応プロトコル | TCP/IP、NetBEUI、IPX/SPX、Apple Talk |
対応OS | Windows® 95/98/Me、Windows® NT4.0/2000/XP/Windows®サーバー2003 MacOS8.6~9.2、MacOSX(10.1以降)(Mac OSの時はオプションでPSモジュールタイプ2装着要す) |
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インターフェイス | USB(2.0)、標準Ethernet(100BASE-TX/10BASE-T)(オプションで無線LAN・双方向パラレルIEEE1284装着要す) | |
ページ技術言語 | RPCS | |
RAM | 128MB | |
電源 | AC100V、50/60Hz、6.3A | |
消費電力 | 約490W(省エネモード時 約13.8W) 本体の消費電流4.6A、消費電力400W (省エネモード時6.5W) | |
大きさ | 使用時:1,420mm(W)×705mm(D)×1,020mm(H)*(テーブルT-3に乗せた形です) 収納時: 750mm(W)×705mm(D)×1,020mm(H)*(テーブルT-3に乗せた形です) テーブルのみ:610mm(W) ×600mm(D) ×450mm(H) | |
質量 | 本体120.5 kg(本体+原稿カバータイプ1+排紙台タイプ2+テーブルT-3含む)、テーブルのみ 16kg |
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- オプションの原稿カバータイプ1装着時です。
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- WindowsおよびWindows NTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
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- その他記載の会社名・製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。