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環境マネジメントシステムの国際規格
国内全ての会社で「ISO14001のグループ統合認証」を取得

2006年1月27日

  コニカミノルタグループは、ISO認証機関JQA(財団法人 日本品質保証機構)より、国内全てのグループ会社で「ISO14001のグループ統合認証」を取得いたしました。今回の認証取得にあたり、対象を全ての販売会社に拡大し、関連会社を含む国内39企業(コニカミノルタグループ国内全ての会社)の241サイトで取り組み、対象人員は約20,600人でした。

  コニカミノルタグループでは、2003年8月の経営統合以降、一体化したグループ環境施策を進めて行くためには、ISO14001の仕組みをコニカミノルタグループ全体で統合することが不可欠と判断し、統合認証の取得に取り組んでまいりました。

  このたびの統合認証取得にあたり、JQAからは、「グループ環境経営強化のため、2003年度からグループの環境マネジメントシステム(EMS)の統合化に取り組み、2005年度には、開発、製造、流通、販売、サービスまでの関係会社を含む全ての事業所においてEMS統合化に成功した。製品のライフサイクル全段階における環境配慮活動が迅速かつ効率的に展開されうる統一システムの構築に全社挙げて取り組んだ好事例として高く評価できる。また、2005年度の内部監査実施にあたり、全事業所,全サイトにおいて、コニカミノルタグループシステム監査、遵法性監査(事業系及び製品・サービス系)、組織監査(全事業所及びサイト)の3種類の内部監査を適切に実施した。特に、全事業所・サイトにて作成した「環境調査書」をもとに実施した遵法性監査は、製品・サービスに関する遵法性を含めて適切に監査しており、当社の環境リスク回避に大きく寄与している取り組みであり、他の範となる好事例として高く評価できる。」というコメントをいただいております。

  今回からの新たな取り組みとして、販売の実践部門を統合システムに組み入れるに際し、グループ全体の環境活動を紙や電気の使用量削減といった直接的な活動から、環境配慮型製品の開発,拡販,回収といった本来業務の活動へシフトするように見直し、将来に渡り継続性のある仕組みにしました。また、内部環境監査の一つとして、ISO要求事項にない遵法性監査を導入し、排ガス濃度や騒音値等の遵守状況だけでなく、製品・サービスについての表示や届出など全項目についてチェックし対応を行う仕組みを構築し、実施しました。

  今後は、海外においても関係会社毎のISO取得及び維持を継続し、当面は目的目標の運用や遵法状況、内部監査結果状況の把握など国内と一体化した運用を進め、将来的には国内統合ISOに統合することも視野に入れた検討を行ってまいります。

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