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「コニカミノルタCSRレポート2005」を発行・WEBサイト上でも公開
2005年8月5日
コニカミノルタグループは、これまでの環境を中心とした「環境・社会報告書」を発展させる形で、今年からステークホルダーの方々とのかかわりなど社会面の記述を充実させた「コニカミノルタCSRレポート2005」*1として新たに発行、本日よりコニカミノルタWEBサイト*2上でも公開いたします。(*1CSR:Corporate Social Responsibilityの略=企業の社会的責任、*2http://konicaminolta.jp/about/csr/)
コニカミノルタでは、中期経営計画(V-5プラン)のグループ基本方針の一つとして「CSRを重視した経営の実践」を掲げ、本年よりCSR推進会議を発足させ、本格的にCSRの取り組みの推進を始めました。
初のCSRレポートを発行するに当たり、CSR担当役員が統括し、グループ関連部署のメンバーで構成されるCSR報告書編集会議を設けて制作にあたりました。今回のレポートでは、より透明性の高い情報の開示を基本方針とし、経済・社会・環境の3つの側面に分けて編集しました。また、GRIガイドライン*3をできるだけ踏襲し、グローバル企業としてグループワイドでのお客様、株主、お取引先、地域社会、従業員などステークホルダーの方々とのかかわりの記述を充実させ、わかりやすく紹介しました。
(*3GRI:1997年に米国のNPOであるCERESと国連環境計画との合同事業として、経済・環境・社会の要素を取り入れた持続可能性報告のガイドラインを策定、普及させることを目的とした国際的プログラム)
「コニカミノルタCSRレポート2005」の主な特長
- CSR元年としてCSRの考え方を掲載:
CSRを経営そのものと位置づけ、コニカミノルタグループのCSRの考え方を起草しましたので、背景も含めて紹介しています。 - 経済・社会・環境の各パートに扉ページを設け、それぞれのキーとなる数字を掲載:
経済面では、コニカミノルタグループの全社員数、社会面では、昨年度にカメラやフィルムのお客様センターに寄せられたお問い合わせ件数、環境面では、ISO14001の取得において登録されている社員数を紹介しています。 - ステークホルダーの方々とのかかわりなど社会面を充実:
株主・投資家の方への公正な情報開示、お客様満足の実現、お取引先とのパートナーシップ、従業員の能力発揮の環境整備、社会・コミュニティとの共存などできるだけグローバルかつグループワイドに活動の具体例を交え掲載しました。 - 化学物質の自主的削減の紹介:
さらなる安全管理のため、優先削減物質を設定し、2004年度には、計画通りホルマリンとDMF*4の全廃を達成したほか、クロロホルムについても計画より6年前倒しで使用を全廃しました。(*4DMF:N,N-ジメチルホルムアミド) - ゼロエミッション活動の効果の紹介:
経済性とリスク管理を両立したゼロエミッション活動を基本とし、2004年度からは、より高度なゼロエミッションレベル2を開始しました。レベル2では、外部排出物量の削減率を設定し、さらに進んだ費用削減とリスク低減をターゲットとしています。2004年度は5事業所がレベル1を、3事業所がレベル2を達成し、ゼロエミッション活動全体の成果として、毎年約16億円の経済効果が生まれています。
CSR元年にあたる今年の報告書では、より多くの方々にコニカミノルタグループのCSRに対する姿勢と内容をご理解していただくことを目的とし、詳細な報告書のエッセンスをまとめたダイジェスト版も発行し、お客様、株主、お取引先、地域社会、従業員など幅広いステークホルダーの方々に配布しています。また、環境の詳細データなど資料編は、WEBサイトでの公開といたしました。
(http://konicaminolta.jp/pr/ecodata)
コニカミノルタグループでは、これからもCSRレポートに限らず、積極的にステークホルダーの方々に向けて、透明性が高く正確な情報を開示してまいります。