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ドキュメントボリューム集計・管理ソフトウェア
『PageScope VISUALCOUNT-MASTER Ver3.0』新発売

2005年6月7日

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長:太田 義勝、以下コニカミノルタ)は、6月上旬よりドキュメントボリューム集計・管理ソフトウェア「PageScope VISUALCOUNT-MASTER Ver.3.0」を発売致します。

価格
商 品 名 標準価格(税別) 備考
PageScope VISUALCOUNT-MASTER Ver.3.0. 200,000円 CD-ROM(取扱説明書、ユーザー登録票)1枚
VISUALCOUNT-MASTER
サーバ&ビューア(管理用)各1ライセンス
VISUALCOUNTサーバ/クライアント・ソフト
サーバ(1ライセンス)、クライアント(100ライセンス)
MSDE(Microsoft社)ランタイム版
サーバ・インストール料金 4,000円 1ソフトウエア
MASTERサーバ設定料 10,000円 サーバ+マシン部門管理設定/1時間
(以降5,000円/30分)
VISUALCOUNTサーバ設定料 10,000円 1時間(以降5,000円/30分)
クライアントソフト・インストール
プリンタドライバ設定料
2,000円 1パソコン当たり
操作教育指導料金 10,000円 1時間程度/回

今回発売する「PageScope VISUALCOUNT-MASTER Ver3.0」はネットワーク環境下でのコピー、プリント、スキャン等のデータを管理するドキュメントボリューム集計・管理ソフトウェアで現行の「PageScope VISUALCOUNT-MASTER Ver2.0」の機能強化及び操作性の向上を図りました。

なお、本ソフトウェアには数多くのお客様にご利用頂いている、Windows専用でプリントログが収集可能な「VISUALCOUNT (Ver2.1)」のサーバ機能を更にレベルアップし、標準同梱と致しております。

コニカミノルタは、進化するデジタル化・ネットワーク化にいち早く対応し、イメージングの領域でお客様に感動創造を与え続ける革新的企業、そして、高度な技術と信頼で市場をリードする新しいグローバル企業を目指してまいります。

主な特長

  1. プリンタネットワーク環境の管理効率化
    MFP本体に標準搭載している「部門管理」のデータベースを自動収集する事でコピー/プリンタ/スキャナのカウントログを一元管理・運用ができます。また、FAX受信印刷のカウント・データも自動収集します。これによりマシン毎のFAXの受信出力枚数と出力した経費を把握する事ができます。
  2. TCO(Total Cost Ownership)の大幅削減に貢献
    部門単位やマシン単位で集計・分析が可能なためTCO削減に威力を発揮します。また、部門の使用リミット枚数を設定する事で印刷枚数の制限もおこなえます。
    用紙のサイズ・片面/両面で集計・分析が可能で、例えば、無駄な印刷をおこなっている部署に対して、両面印刷を促進しコスト意識の改善を進める事が出来ます。
    部門毎の出力経費が自動算出できるため、経費の振り分けが簡単にでき無駄なコスト削減に寄与します。また、オフィスの使用状況に応じたマシンの適正配置を把握する事ができます。
  3. グラフ作成機能を標準搭載
    収集したカウントログは、標準搭載されているグラフ作成機能により簡単な操作で、プリンタ別、用紙サイズ別など表示データと棒グラフ、円グラフなど形態を選択するだけでグラフ化が可能となり、報告書の作成や分析を行う際に一目で確認できる資料としてご活用頂けます。
    ※グラフ作成する際はMicrosoft Excel97以上が必要です。
  4. 高性能なデータベース・エンジンを搭載
    高性能・高信頼性なMicrosoft社のデータベース・エンジン(MSDE)を搭載。大容量(10万件)のログ情報を高速に処理することが出来ます。
    ※Microsoft社の推奨ログ件数

機能強化と操作性の向上【今回のバージョンアップ(Ver3.0)により追加された新機能群】

  1. スキャナカウント集計の追加(bizhub PRO 1050、bizhub C450、bizhub C351に対応
    自社MFPでスキャンしたカウントを集計対象と致しました。
    ※bizhub 7145/7222/7322/7228/7235については別途スキャナ対応パッチが必要になります。
  2. 上限値管理機能の搭載(bizhub PRO 1050、bizhub C450、bizhub C351に対応)
    複数のMFPに登録された部門データのカウントを管理・制御する機能を追加致しました。これによりMFP側に警告や停止を制御する事が可能となりました。また、メールにて警告をクライアントに送信する事も可能です。
  3. 定期自動集計と集計パターンの登録
    MFP及び部門別に集計パターンを登録する事ができ、集計作業が簡素化されます。また、集計パターンを自動集計機能と連携する事で月次、全期間、指定期間でファイル出力までを自動化することが出来ます。
  4. 部門一括登録機能の搭載
    別途ツール化されて提供致しておりました、部門一括登録ツールを「VISUALCOUNT-MASTERビューワ」(管理者用ツール)のマスタ設定に追加して操作性を向上致しました。
  5. 分析機能
    両面/カラー/サイズ/用紙節約/MFP別などの使用率が自動集計する事で分析できます。この機能によりMFP及び部門での利用状況が把握できます。なお「VISUALCOUNT」では、プリンタ(他社メーカー含む)、部門及びユーザー毎での状況確認となります。
  6. インストールの簡素化
    インストール・メニュー画面を当社の「PageScopeシリーズ」と統一し、サーバ及びクライアントプログラム、データベース・エンジン(MSDE)のインストールをメニュー画面からインストール可能にし簡素化致しました。

仕様と動作環境

1.ソフトウェア仕様

項目 内容 備考
部門コード入力方法 MFP:本体テンキーで設定
PC:PCプリンタドライバで設定
部門コード桁数:8桁
対象機種 コニカミノルタ製MFP対応  
管理内容 コピー/プリント/スキャナモード別部門カウント管理
FAX受信枚数管理(部門管理不可)
 
ログ項目(7項目) マシン名、部門名、用紙サイズ、印刷ページ
出力形態、片面/両面、カラー/モノクロ
 
最大カウント数 全部門トータル:99,999,999カウント
部門コード別:999,999カウント
 
登録可能部門数 MFP本体電子キーカウンタ及び部門管理登録可能数に準ずる。
(100から1,000部門)
 
データ収集 オンライン自動収集(日時、月次)
オンライン即時収集
集計パターン登録
 
データベース・エンジン Microsoft MSDE7または2000 Microsoft社製ランタイム版
集計 部門別集計項目:
マシン別、用紙サイズ、両面出力、出力経費
マシン別集計項目:
部門別、用紙サイズ、両面出力、出力経費
 
グラフ化 縦棒/横棒/円グラフ Microsoft Excel97
以上が必要
データ印刷 一覧表示印刷
集計表示印刷
 
ファイル出力 一覧ログ、集計結果 :CSVファイル保存  
上限値管理 bizhub pro 1050、C450、C351に対応  
分析機能 部門、マシン別
(両面印刷使用率、カラー印刷使用率、用紙サイズ使用率、ラージサイズ使用率)
 
部門一括登録 部門データ(CSV)
単価一括登録、削除(部門)
 
接続形態 LAN(Ethernet)接続  
プロトコル TCP/IP Ethernet経由
対応機種、注意事項、制限事項については販売担当者にお問合せください。
アンダーライン部分は、今回追加された仕様です。

2.動作環境(Ver2.0と同様)

  MASTER サーバ MASTER ビューワ(管理用ソフト)
OS WindowsNT4.0(SP6)/2000(SP4)/XP Windows98SE/Me
WindowsNT4.0(SP6)/2000(SP4)/XP
CPU PentiumII200MHz以上
(PentiumIII450MHz以上推奨)
PentiumIII 450MHz以上
メモリ 128MB以上(256MHz以上推奨) 256MB以上(500MHz以上推奨)
HDD 100MB以上 100MB以上
モニタ 解像度1027×768以上
必要なアプリケーションソフト MS EXCEL97以上が必要
DBエンジン Microsoft SQL Desktop Engine(MSDE)
備考 WindowsNT4.0 SP6および
MDAC2.1以上が必要です。
WindowsNT4.0 SP6および
MDAC2.1以上が必要です。

MDAC:Microsoft Data Access Component

OSは全て日本語版です。
Microsoft、Windows、WindowsNTは米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標、又は商標登録です。
Pentiumは米国インテル社の登録商標です。
その他、記載の会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。

補足事項

上記の動作環境は、約100部門を管理するために必要最小限のスペックです。使用環境によっては処理能力が著しく低下する可能性があります。(メモリ増設する事で対応できる場合があります。)

尚、500部門以上を集計・管理する場合は最低でもMASTER VIEWERを起動するPCに512MBのメモリが必要になります。

MSDEについて

「VISUALCOUNT-MASTER」ではデータベース・エンジンとしてMSDE(Microsoft SQL Server Desktop Engine)を使用しています。プログラムのインストールの前にMSDEのインストールが必要です。 また、既にインストールされている場合でもデータベースへの接続時の認証方法が異なる場合がありますので、アンインストールをした後、再度インストールすることをお奨めします。

尚、MSDEをインストールする際に100MBのHDD容量(データベースを含まず)が必要になりますので事前に空き容量を確認願います。

3.VISUALCOUNTソフトウェア仕様

機 能 項 目 備考
ログ収集 ログ項目 20項目:
(1)ユーザーID(2)ユーザー名(3)マシン名(4)アプリケーション名
(5)印刷ページ(6)カラー/モノクロ(7)用紙サイズ(8)片面/両面
(9)印刷開始時間(10)印刷終了時間(11)プリンタ名(12)ドライバ名
(13)印刷プロセッサ名(14)ポート名(15)印刷文書名(16)解像度
(17)印刷枚数(18)データ種(19)用紙方向(20)プリンタ状態
※アプリケーション名はクライアント側のOSがWin98系のみ収集可
データベース・エンジン Microsoft社 MSDE2000またはMSDE Ver7
表示 ログ一覧表示 項目毎による表示が可能
表示項目選択  
集計表示 プリンタ別、部門別、アプリケーション別、時間帯別
グラフ表示 Microsoft Excelへのマクロ出力および自動起動による
グラフ表示(別途Microsoft Excel97以上が必要)
出力 ファイル出力 CSV形式、一覧表示時/集計時
印刷 一覧ログ、集計データ
アクセス制限 パスワード管理 管理者パスワード、ユーザーパスワード
(DBマスタ設定は管理者パスワードでのみ可能)
対象機種 自社/他社
ネットワーク対応プリンタ
ログ取得制限については、販売担当者にお問合せください。
対象アプリ Windows対応
ビジネスソフト
同上

4.VISUALCOUNT動作条件

VISUALCOUNT サーバ
項 目 条 件
CPU PentiumII200MHz以上(PentiumIII450MHz以上推奨)
対応OS Windows NT4.0(SP6)、Windows 2000(SP4)Windows XP
メモリ 128MB以上
HDD 100MB以上
VISUALCOUNT クライアント
項 目 条 件
CPU PentiumII200MHz以上
対応OS Windows 95/98/ME、Windows NT4.0(SP6)Windows 2000(SP4)、Windows XP
メモリ 64MB以上
HDD 10MB以上
OSは全て日本語版です。
Microsoft、Windows、WindowsNTは米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標、又は商標登録です。
Pentiumは米国インテル社の登録商標です。
その他、記載の会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。

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