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コニカミノルタは2006年をもってカメラ事業・フォト事業を終了いたしました。これらの分野で培った技術は、デジタル複合機などの情報機器事業や光ディスク用レンズなどのオプト事業等において活かし、皆様にとって“essential”(必要不可欠)な企業となるべく邁進してまいります。

αシリーズデジタル一眼レフカメラ専用交換レンズ 『DTレンズ』を開発

2005年3月10日

  コニカミノルタフォトイメージング株式会社(社長:宮地 剛、以下コニカミノルタ)は、αシリーズデジタル一眼レフカメラ専用新交換レンズ『DTレンズ』3機種を開発いたしましたので、概要についてお知らせいたします。

  なお、これら3機種の『DTレンズ』は2005年夏から秋にかけての発売を予定しております。

コニカミノルタαシリーズ用交換レンズ 開発方針

コニカミノルタでは、今後以下の方針に則って、αシリーズ用交換レンズの開発を行ってまいります。

1)APS-C・135いずれのフォーマットにも対応するレンズラインナップを開発してまいります。

APS-C フォーマットに最適化した広角焦点領域のレンズを開発し、APS-C・135両フォーマットをカバーしたレンズラインナップを構築してまいります。

2)コニカミノルタならではの特徴あるレンズを開発いたします。

  • 「大口径ですぐれた描写力をもつGレンズ」「なめらかで美しい理想のボケ味を実現したSTFレンズ」などのように、コニカミノルタならではの特徴あるレンズを開発いたします。
  • ボディ側の手ぶれ補正機能と組み合わせて、撮影領域を拡大できるようなレンズを開発いたします。

3)常に新しい技術を研究・開発していきます。

静音駆動が可能な新しい動作原理のアクチュエータなど、新しい技術を研究・開発し、導入を検討してまいります。

新交換レンズ『DTレンズ』の概要

  『DTレンズ』は、「α-7 DIGITAL」に搭載されているAPS-C サイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラに最適な光学系を採用した新しい規格のレンズです。

商品名(仮称)

コニカミノルタ AF DTズーム 18-70mm F3.5-5.6 (D) 35mm換算で27-105mm相当の高倍率標準ズームレンズ
コニカミノルタ AF DTズーム 11-18mm F4.5-5.6 (D) 35mm換算で17-27mm相当の超広角ズームレンズ
コニカミノルタ AF DTズーム 18-200mm F3.5-6.3 (D) 35mm換算で27-300mm相当の高倍率ズームレンズ

開発の狙い

「α-7 DIGITAL」に搭載されているAPS-Cサイズの撮像素子に合わせて最適化された光学系をもち、デジタル一眼レフカメラで本格的な超広角撮影を行いたいユーザーや、コンパクトな標準ズームレンズで撮影を楽しみたい、もしくはレンズ交換なしで手軽に超望遠撮影を楽しみたいユーザーのニーズに対応するデジタル一眼レフカメラ専用交換レンズを開発することにより、αシステム用交換レンズラインアップの拡充を図ります。

特長

  • デジタル一眼レフカメラ特性に配慮した光学設計を採用した高い描写性能。
  • α-7DIGITALとの組み合わせで、現行αレンズと同様のシャッター速度約2-3段分の手ぶれ補正効果が得られる。
  • 距離エンコーダー(レンズ内距離情報)搭載により、α-7DIGITALに装着時には高精度ADI調光が可能。
  • ボケを美しく自然に描写する円形絞りを採用。
ADI(Advanced Distance Integration)調光: プリフラッシュ発光による反射光を測定した結果と、レンズからの距離情報を元にフラッシュ光量制御を行う方式です。被写体の反射率にほとんど影響されない正確な調光が行えます。

<注>APS-Cサイズの撮像素子に合わせて小径化されたイメージサークルに最適化した光学設計になっておりますので、35mmフィルムAF一眼レフカメラでの使用はできません。

価格 未定
発売予定時期 2005年夏から秋にかけて

  これらの新交換レンズについては、3月17日(木)から東京ビッグサイトで開催されるフォトイメージングにおけるアジア最大のショウ「フォトイメージングエキスポ2005」(東京)において、参考出品致します。

  コニカミノルタでは、お客様の撮影ニーズに高いレベルでお応えできるよう、さらに今後もデジタル一眼レフカメラボディ及び交換レンズなどを開発し、順次、システムを拡充してまいります。

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