コニカミノルタフォトイメージング株式会社（社長：宮地　剛）のPM生産部（神奈川県小田原市、以下、小田原サイト）は、経済産業省主催による「平成16年度エネルギー管理優良工場等表彰　資源エネルギー庁長官表彰」を「電気部門」において受賞いたしました。表彰式は2月9日に東京ビッグサイト（東京・有明）にて行われました。

  「エネルギー管理優良工場等表彰」は、エネルギー使用の合理化を図り、燃料および電気の有効な利用の確保に資するため、エネルギー管理の推進に不断の努力を重ね、その効果が大であり、他の模範となる工場または事業場を表彰し、省エネルギーの一層の推進に資することを目的に設立された表彰制度です。　

  コニカミノルタフォトイメージングの小田原サイトは、コニカミノルタの国内における写真用印画紙およびインクジェットペーパーなどの生産拠点で、これまでに廃熱回収、コージェネレーションの導入、代替エネルギー活用などの多面的な省エネルギー活動を通じ、二酸化炭素の排出削減などに努めてまいりました。

  小田原サイトでは、継続的な省エネルギー活動による原単位あたりの電気使用量削減効果が毎年確実に認められたことが評価され、このたびの受賞に至りました。平成15年度から16年度にかけての削減改善はいずれもインバータを使って運転の無理・無駄を排除して効率化を図ったというものです。

  今回の受賞にあたり、小田原サイトPM生産部長の藤川重隆は、「小田原サイトでは過去に、卓越した省エネ設備の導入をはじめとする省エネ対策により、熱部門で経済産業大臣表彰の受賞を果たしましたが、この度の電気部門での資源エネルギー長官表彰の受賞は、省エネ推進委員会活動のもと、サイト全員参加の地道な活動結果によるものであり、受賞の喜びもひとしおです。今後も一致団結して事業損益拡大策の一環としても省エネ活動を推進していくつもりです」と述べております。

  コニカミノルタの小田原サイトは、これまでも1968年の「東京通商産業局長賞」（熱部門）を皮切りに、1988年「省エネセンター会長賞」、1998年「第1回地球温暖化防止活動大臣表彰」、1999年「資源エネルギー庁長官表彰」（熱部門）、2001年「関東経済産業局長表彰」（電気部門）、2002年「経済産業大臣表彰」（熱部門）など、環境関連で多数の賞を受賞しております。また、今回の表彰に先立ち、2005年2月2日には、小田原サイトPM生産部の古藤招貴雄が「関東経済産業局長表彰　エネルギー管理功績者（電気部門）」を受賞しております。

  コニカミノルタグループでは、持続可能な発展と利益ある成長を目指し、会社運営のすべての面で人と環境に調和した企業活動を進めています。そして、グローバルかつグループワイドに、社員一人ひとりが地球を思いやる心を大切に、環境保全に取り組んでいます。