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コニカミノルタは2006年をもってカメラ事業・フォト事業を終了いたしました。これらの分野で培った技術は、デジタル複合機などの情報機器事業や光ディスク用レンズなどのオプト事業等において活かし、皆様にとって“essential”(必要不可欠)な企業となるべく邁進してまいります。
フィルムメーカー5社より飛行機ご利用の方へのお知らせ
「未現像のフィルムは
『手荷物』として機内に持ち込むことをおすすめします。」
2004年12月9日
コニカミノルタフォトイメージング株式会社
富士写真フイルム株式会社
コダック株式会社
日本アグフアフォト株式会社
日本ポラロイド株式会社
空の旅の安全を確保するため、多くの空港で預け入れ荷物検査用に最新型の強力な検査用X線装置の導入が進み、これによるフィルムのカブリ事故が増加傾向にあります。このような状況から、フィルムメーカー5社より、年末年始の海外旅行シーズンを前に、飛行機をご利用される方に搭乗手続き時の注意事項をお知らせさせていただきます。荷物検査は、国・機関等によりさまざまな設備・方法で行われているため一概にはいえませんが、お客様の大切なフィルムが検査装置によってカブリ等の影響を受ける可能性を低減するために、以下のフィルムの取り扱いをおすすめいたします。
・ 飛行機をご利用の際は、撮影前か撮影済みにかかわらず、未現像のフィルムは、搭乗手続き時に預け入れ荷物として航空会社に預けず、必ず『手荷物』として機内に持ち込む。
・ X線検査を何度も受けることが予想される時や、超高感度フィルム等で影響が懸念されるときは、機内持ち込み手荷物から取り出して、X線を当てない目視(手)検査を受ける。
最新型の預け入れ荷物用X線検査装置は、中身が確認しにくい場合は、強力なX線に切り替わるシステムとなっており、これにより縞模様やカブリ等がフィルムに生じ、写真が台無しになってしまう事があります。このような検査装置による影響は、撮影前か撮影済みにかかわらず、未現像の写真感光材料〔例 カラーフィルム、黒白フィルム、スライド用(リバーサル)フィルム、レンズ付フィルム、インスタントフィルム等〕に起きる可能性があります。市販の「X線安全ケース(袋)」に入れた場合でも、注意書きされていますように、預け入れ荷物とせず、必ず機内持込手荷物とされることをおすすめします。(現像済みであれば影響を受けません。)
機内持ち込み手荷物検査用X線装置の大多数は、ほとんどのフィルムには安全と言う実績があります。
但し、X線検査を何度も受けることが予想される時や、ISO1600のような超高感度フィルム等で影響が懸念されるときは、機内持ち込み手荷物から取り出して、X線を当てない目視(手)検査を受けられる事をおすすめします。