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「コニカミノルタ環境・社会報告書2004」を発行・WEBサイト上でも公開

2004年7月14日

  コニカミノルタグループは、このたびサステナビリティ・レポート(持続可能性報告書)として「コニカミノルタ環境・社会報告書2004」を発行、本日よりコニカミノルタWEBサイト上でも公開いたします。(http://konicaminolta.jp/about/environment/index.html)

  コニカミノルタは、持続可能な発展のために、メーカーとして製品のライフサイクル全般の環境負荷を定量的に把握し、すべての段階で負荷を低減することを目指しています。そして、これをグローバルかつグループワイドに進めるためには、社員一人ひとりが環境・社会に対し意識をもって活動することが不可欠と考えています。今回の環境・社会報告書では、各項目毎に「Voice」というコラムを設け、各々の立場で地道な努力を重ねている担当者の声を紹介しています。

  「コニカミノルタ環境・社会報告書2004」の主な特長は、以下のとおりです。

  1. 製品での環境配慮の解説:

    事前に行ったWEBアンケートでご要望の多かった、製品での環境配慮の特徴について紹介ページを設けました。見開きで俯瞰的に製品毎の環境配慮の違いをわかりやすく比較し、その後のページにデジタル複合機を例に詳細な取り組みを特集いたしました。

  2. ゼロエミッション活動の効果の紹介:

    ゼロエミッション達成基準にコストダウンや、再資源化後の残渣の埋め立ても入れるという非常に厳しいゼロエミッション活動により、コニカミノルタは毎年約10億円の経済効果を生み、廃棄物の最終処分量も2000年度の約1/7の267トンになりました。
    2003年度にコニカミノルタのゼロエミッション基準を新たに達成した4サイトの事例紹介も掲載しています。

  3. 社会的責任に関する取り組み面の充実:

    GRIや環境省のガイドラインを参考に掲載項目を選択し、今回はさまざまなステークホルダー毎に、具体的なかかわりを図や写真を多用して、わかりやすく紹介いたしました。
    GRI:1997年に米国のNPOであるCERESと国連環境計画との合同事業として、経済・環境・社会の要素を取り入れた持続可能性報告のガイドラインを策定、普及させることを目的とした国際的プログラム)

  4. 化学物質の自主的削減の紹介:

    更なる安全管理のため、優先削減物質を設定し、2003年度にはベンゼンを全廃いたしました。また、PRTR対象物質の削減のなかでも、とくに大気排出量削減に重点的に取り組み、2003年度は前年より約25%削減いたしました。

  5. グローバルデータの充実:

    総エネルギー投入量・水資源投入量・温室効果ガス排出量・排水量・事業所外排出物量・廃棄物最終処分量について、関連会社も含めたグローバルデータを地域別に掲載いたしました。

コニカミノルタグループでは、毎年環境中期計画目標を見直していますが、2004年度以降についても継続して重点項目のなかに「地球温暖化防止への取り組み」と「情報公開の推進」を設定しています。温暖化防止については、「サイト単位で直接排出するCO2削減目標」と、「コニカミノルタグループとして製品の全ライフサイクルを通じたCO2削減目標」の2本立てで取り組んでまいります。また、情報公開については、地道で徹底した環境対策を公表するとともに、データの開示や対話を拡大してまいります。

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