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コニカミノルタ東京サイト日野が「東京都環境賞(環境局長賞)」を受賞
2004年6月1日
コニカミノルタグループの東京サイト日野は、このたび「東京都環境賞(環境局長賞)」を受賞いたしました。授与式は環境の日である6月4日に都庁第一本庁舎で開催される「環境問題を考える都民のつどい」において行われる予定です。
「東京都環境賞」は、自主的な環境保全活動の推進に功績のあった団体、法人、個人に対して、その功績をたたえるとともに、活動内容を広く都民に知らせるという目的で制定された表彰制度です。コニカミノルタ東京サイト日野は、リスクコミュニケーションへの積極的な取り組み(サイトレポート、地域対話など)と揮発性有機化合物などの大幅な削減が、他企業の模範になるとともに、今後の都の化学物質削減対策の推進に大きく貢献するという点が高く評価され、今回の受賞に至りました。
今回の受賞にあたり、東京サイトの代表である東京サポートセンター長の澤田潔は「工場での環境保全の取り組み内容を地域の皆様に知っていただきたくて始めたサイトレポートの発行や地域環境報告会の開催でしたが、これらの取り組みを通じて、結果として、地域の皆様に多くのことを教えていただくことになりました。今後も、環境保全に対して積極的に取り組むと同時に、地域社会と企業の双方向の対話を続けていきます」と述べております。
カラーフィルムなど各種写真感光材料の製造および研究開発を行っているコニカミノルタ東京サイト日野では、比較的早い時期からリスクコミュニケーションの導入について検討を開始し、2002年9月に地域の皆様を対象とした「地域環境報告会」を他社に先駆けて開催いたしました。昨年は東京サイトに加え小田原サイトでも開催し、地域の皆様とのコミュニケーションの輪を広げております。化学物質の削減につきましては、PRTR法*によるデータ開示に先駆け、1999年度からジクロロメタンをはじめとする揮発性有機化合物の削減に取り組み、2002年度までに約44%削減しました。2003年度には、ジクロロメタン濃縮回収設備の導入により、更なる削減を図りました。
- *
- PRTR法:化学物質排出把握管理促進法。2003年3月から化学物質排出量を公表
コニカミノルタグループは、持続可能な発展と利益ある成長を目指し、環境・経済・社会の観点を企業戦略に融合することで、会社運営のすべての面で人と環境に調和した企業活動を進めることを、環境方針としています。環境中期計画では、情報公開の推進を重点方針の一つとし、積極的な情報開示とステークホールダーとのコミュニケーションを推進しています。中でも、地域環境報告会については、成果を求めるのではなく対話の継続に重きを置き、地域の皆様方との対話の定着を目指し、今年も東京サイト日野で9月25日(土)に開催する予定です。