ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。電話でのお問い合わせはこちらをご覧下さい。
コアとなる最先端の材料技術の開発を結集
東京サイト八王子に材料研究開発棟を竣工
2004年4月27日
コニカミノルタグループは、コア技術の一つである材料技術のさらなる探究をめざして、東京サイト八王子に新たに材料研究開発棟の建設を昨年の4月より進めてまいりましたが、このたび完成し、本日、4月27日に竣工式を開催する運びとなりました。
コニカミノルタでは、イメージングの入力から出力までを事業ドメインに、コンシューマー向けからオフィス、医療、印刷などビジネス向けまで、幅広い分野にわたって新しいデジタルイメージング環境を実現する多彩な製品・サービスを提供しています。このような事業を4つのコア技術である(1)材料、(2)光学、(3)ナノ加工、(4)画像処理の各技術が支えています。今回完成いたしました材料研究開発棟では、コニカミノルタグループの研究開発の中枢であるコニカミノルタテクノロジーセンターの材料研究者をメインに、情報機器、光学、医療・印刷など各事業会社の材料関連の研究者を一堂に会することにより、シナジー効果を狙い、よりスピーディーに効率的で創造的な技術開発を行ってまいります。材料技術のなかでも、ディスプレー材料、機能性フィルム、複写機/プリンタ用サプライなど最先端技術の研究者を集め、材料開発には欠かせないナノ加工も一部取り込み、開発を進めていく予定です。
東京サイト八王子は、従来から複写機・オプト・光学など最先端技術の研究開発を行っておりましたが、昨年、開発の効率化・シナジー効果を高めるため医療用や印刷用の主にデジタル機器・ソフトウェア技術関係の研究開発者を結集しました。今回、材料開発者を結集することにより、八王子はコニカミノルタグループの次世代研究の発信地的な役割を担う研究開発サイトとなります。新しい材料研究開発棟は、事業会社間のシナジー効果を高めるために研究者が集まれるシナジーホールを設け、有機合成実験室も極力ガラス張りにして研究者同士が交流しやすくするなど設計上でも配慮をいたしました。また、材料を研究開発する新棟として、研究者の安全や周辺環境への配慮を充分に施した設計となっております。
コニカミノルタは、“The essentials of imaging”のコンセプトのもと、進化しつづけるデジタル・ネットワーク社会において、絶えざる技術革新とシナジー効果を追求し、イメージングの領域における新しい価値を創造してまいります。
材料研究開発棟の主な概要
所在地 | 東京都八王子市石川町2970(東京サイト八王子内) |
---|---|
建屋面積 | 延べ面積 約9,000m2(6階建て) |
投資額 | 約30億円 |
研究内容 | 最先端素材開発、材料技術の研究 |
着 工 | 2003年4月 |
竣 工 | 2004年4月 |