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コニカミノルタは2006年をもってカメラ事業・フォト事業を終了いたしました。これらの分野で培った技術は、デジタル複合機などの情報機器事業や光ディスク用レンズなどのオプト事業等において活かし、皆様にとって“essential”(必要不可欠)な企業となるべく邁進してまいります。
広角28mm※からの光学3倍ズーム、建設CALS対応モードを搭載、
高い耐久性を追及した防水・防塵設計の工事現場用デジタルカメラ
「コニカミノルタ DIGITAL現場監督 DG-4W」新発売
2004年3月5日
コニカミノルタカメラ株式会社(社長:藤井博)は、土木・建築の工事現場などで使用される記録用カメラとして高いご評価をいただいている「現場監督シリーズ」の新機種として、広角28mm※からの光学3倍ズーム、国土交通省デジタル写真管理情報基準(案)である建設CALS対応モードを搭載した、有効画素数324万画素のデジタルカメラ「コニカミノルタ DIGITAL現場監督 DG-4W」(以下、「DG-4W」)を新発売いたします。
- 【商品名】
- :コニカミノルタ DIGITAL現場監督 DG-4W
- 【発売予定日】
- :3月19日
- 【希望小売価格】
- :オープン価格
- 【標準付属品】
- :ネックストラップ、AVケーブル、USBケーブル、液晶フード、単3形アルカリ電池、DG-4W・CD-ROM、Easy Share CD-ROM
- 【当初月産台数】
- :1,500台
工事現場の写真撮影におけるデジタル化の流れの中、これまで「DIGITAL 現場監督シリーズ」として3機種(1998年「DG-1」、2002年「DG-2」、2003年「DG-3Z」)を発売し、お客様のご要望にお応えして参りました。
今回発売する「DG-4W」は、同シリーズの基本である、●過酷な状況でも安心して使用でき、汚れたら水洗いできる防水・防塵ボディ●本体を強力に保護する硬質ゴム・強化ガラスなどによる強靭な耐衝撃ボディ●軍手を着けたままでも扱いやすい大きなスイッチ・ボタン類による簡単操作を踏襲した、工事写真撮影用デジタルカメラです。
広角28mm※からの光学3倍ズームを搭載により、後ろに下がれないような狭い場所や大きな建造物の撮影に効果を発揮します。また、最短1cmまで近づけるマクロ撮影機能は、小さな部品の撮影にも役立ちます。
国土交通省デジタル写真管理情報基準(案)である建設CALSに対応した「提出」モードを搭載、簡単な操作で提出基準(案)に準拠した画像の撮影が可能です。また、直射日光の下での背面液晶モニターの視認性の悪さをカバーする機構や、暗い場所での撮影を容易にするモード設定など、さまざまな環境下での撮影効率アップに有効な機能を備えています。
セールスポイント
- 広角28mm※標準搭載を始めとする広い撮影領域で、高品質画像の撮影が可能
- 過酷な状況下での使用に耐える防水・防塵機能、耐衝撃性を備えた強靭ボディ
- モード切り替えのみで"建設CALS"に準拠した画像の撮影が可能
- 作業の効率を向上させるさまざまな機能
主な特長
1.広角28mm※標準搭載を始めとする広い撮影領域で、高品質画像の撮影が可能
広角28mm※からの光学3倍ズームレンズを標準搭載
狭い室内や大きな建造物などを撮影するために必要な広角28mm※からの光学3倍ズームレンズを、新たに搭載しました(35mm換算28mm-85mm相当)。また、3.4倍までのデジタルズームにより、光学ズームと合わせて最大10.2倍の撮影が可能です。
最短1cmの接写が可能なマクロモードを搭載
最短1cm(テレ側は最短4cm)まで近づいて撮影できるマクロモードを搭載。小さな部品の撮影にも役立ちます。また、フラッシュ使用時にも最短9cmの撮影が可能です。
有効画素数324万画素の高品質な画像の撮影が可能
有効画素数324万画素CCDの搭載と、独自の画像処理技術によるノイズ低減とオートホワイトバランス性能により、高品質な画像の撮影が可能です。
2.過酷な状況下での使用に耐える防水・防塵機能を備えた強靭ボディ
「現場監督シリーズ」の基本である、過酷な状況下でも安心して使用でき、汚れたら水洗いできる防水(JIS保護等級7)・防塵性能(JIS保護階級6)を備えています。硬質ゴム・強化ガラスなどを使用し、米国国防総省の規格である「MIL Standard 810F」に準じた落下テストで90cmをクリアした強靭ボディです。
3.モード切り替えのみで"建設CALS"に準拠した画像の撮影が可能
国土交通省デジタル写真管理情報基準(案)である"建設CALS"に対応した「提出モード」を搭載。このモードに設定するだけの簡単な操作で、提出基準に準拠した画像が撮影できます。
[参考]
- 国土交通省デジタル写真管理情報基準(案)で規定している主な画像ファイルの仕様
記録形式:JPEG、圧縮率:非圧縮から1/8まで、有効画素数:80万画素以上 - 「提出モード」の仕様
記録形式:JPEG、圧縮率:1/8、有効画素数:1280×960(約130万画素)
4.作業の効率を向上させるさまざまな機能
簡単操作を実現する大きなスイッチ・ボタン
軍手を着けたままでも扱いやすい大きなスイッチ・ボタン類により、簡単操作を実現しています。露出補正・ISO感度・ホワイトバランスについては、独立した「調整ボタン」によりすばやい調整が可能です。
さまざまな明るさの場所での撮影を容易にする機能
液晶モニターには反射低減パネルを使用。さらに着脱可能な液晶モニター用フードにより、直射日光や光の反射による液晶モニターの視認性の悪化を軽減しています。また、暗い場所での撮影でも被写体をモニターで視認できる「高感度モード」を備えています。
3種類の電源に対応
長時間撮影に適した専用リチウムイオンバッテリー(オプション)、入手しやすい単3形乾電池、AC電源の3種類の電源に対応し、電池切れによる撮影機会損失を防ぎます。
8MBの内蔵メモリを搭載
8MBの内蔵メモリを備えているため、メモリーカードが調達しにくい環境下でも画像の記録が可能です。
多彩な連写機能
通常連写の他に、2つの連写モードを搭載しています。
- S(ストリーム)連写機能
シャッターを押してから約2秒間で撮影した16コマの静止画を、1組にして1つの画像ファイルとして記録 - M(メモリー)連写機能
シャッターボタンを押し込んでいる間は連写し続け、指を離した時点で直前の約2秒間が記録した16コマの静止画を、1組にして1つの画像ファイルとして記録
音声記録が可能
128MB SDメモリーカード使用時267分17秒の音声入力が可能。メモの取れない環境下での記録に役立ちます。
PictBridge対応
USBケーブルでPictBridge対応プリンタと直接接続するだけで、パソコンを介することなくプリントが可能です。
- ※
- 35mm換算
主な仕様
撮像部 | 有効画素数 | 324万画素 |
---|---|---|
撮像素子 | 1/2.7型総画素数334万画素CCD、原色フィルター付き | |
撮像感度(ISO) | AUTO(ISO125相当)、ISO125/200/400/800 | |
ホワイトバランス | AUTO、屋外、曇天、白熱灯、蛍光灯、ワンプッシュ(手動)、ホワイトバランスブラケット機能 | |
シャッター | 電子シャッターとメカニカルシャッター併用 | |
シャッター速度 | 8、4、2、1~1/2000秒 | |
レンズ | レンズ構成 | 7群8枚 |
開放絞り値 | F2.6~F4.3 | |
焦点距離 | 4.2~12.7mm(35mmフィルム換算で28~85mm相当) | |
撮影距離 | 通常時:約0.3m~∞ (レンズ先端から) マクロ撮影時:約0.01m~0.6m (レンズ先端から) テレマクロ撮影時:約0.04m~0.6m (レンズ先端から) |
|
記録部 | 記録媒体 | SDメモリーカード/マルチメディアカード |
内蔵メモリ | 8MB | |
記録画像形式 | 静止画:JPEG DCF準拠、DPOF対応、Exif2.2 文字モード:TIFF (MMR方式) |
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Pict Bridge | 対応 | |
記録画素数 | 静止画:2048×1536、1280×960、640×480、 提出モード 1280×960 文字モード:1280×960、2048x1536 |
|
画質モード | ファイン(F)、ノーマル(N) | |
記録枚数 (8MB SDメモリーカード使用) |
2048×1536 ファイン:4枚、ノーマル:8枚 1280×960 ファイン:8枚/ノーマル*:14枚 640×480 ノーマル:43枚 *提出モードに該当 |
|
表示部 | ファインダー | 実像式光学ズ-ムファインダー |
液晶モニター | 1.6型 透過型アモルファスシリコンTFT液晶、総画素数:約8万画素 | |
表示内容 | 撮影時:ライブビュー、撮影画像の確認表示、各種状態表示 再生時:再生画像(1コマ、サムネイル6コマ)、拡大表示(最大3.4倍まで)、スライドショー、動画 |
|
AF部 | フォーカス方式 | 通常撮影領域:外部パッシブ・CCD方式、マクロ領域:CCD方式 |
フォーカスモード | オートフォーカス、マニュアルフォーカス、スナップ、∞ | |
フォーカスロック | 可能(シャッターボタン半押しによる) | |
AE部 | 測光方式 | TTL-CCD測光 [マルチ(256分割)、中央重点、スポット] |
露出補正 | マニュアル補正(+2.0~-2.0EV 1/3EVステップ) オートブラケット機能(-0.5EV.±0.+0.5EV) |
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フラッシュ | フラッシュモード | オート(逆光時自動発光)、赤目軽減、強制発光、スローシンクロ、発光禁止 |
フラッシュ連動距離 (撮像感度AUTO時) |
ワイド端:約0.17~5.0m(レンズ先端から)、 テレ端 :約0.09~3.3m(レンズ先端から) |
|
撮影機能 | 撮影モード | 静止画、連写、S (ストリーム)連写、M (メモリー)連写) /シーン(動画、高感度、ポートレート、遠景、夜景、文字)/提出/音声 |
インターバル撮影 | 間隔:30秒~3時間の間で30秒単位で設定可能 | |
デジタルズーム | 静止画:3.4倍(光学ズームと合わせて最大10.2倍) | |
セルフタイマー | 作動時間:約10秒、約2秒 | |
日付入れ撮影 | あり | |
動画 | ファイル形式 | AVI(Open DML Motion JPEGフォーマット準拠)、音声付き |
画素数 | 320×240、160×120 | |
フレームレート | 15フレーム/秒 | |
録画時間 | 320×240:最長約30秒、160×120:最長約120秒 | |
音声 | ファイル形式 | WAVE(Exif2.2) |
録音時間 | 267分17秒(128MB SDメモリーカード使用時) | |
電源 | 使用電池 | 専用リチャージャブルバッテリー(リチウムイオン電池DB-G3、オプション)、 単3形乾電池(アルカリ、ニッケル、ニッケル水素充電池) |
外部電源 | DC 6V (AC アダプター使用時) | |
撮影可能コマ数 | 約400枚コマ
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連続再生時間 | 約370分 リチウムイオン電池DB-G3使用時、当社試験条件による | |
PC用インターフェース | USB | |
ビデオ出力 | NTSC/PAL切り替え可能 | |
サイズ | 135(幅)×75.1(高さ)x69.5(奥行き)mm | |
質量(重さ) | 約355g(電池、記録メディア、ストラップ別) | |
標準付属品 | ネックストラップNS-DG600、AVケーブルAVC-600、USBケーブルUSB-1、液晶フードLMS-1、単3形アルカリ電池、DG-4W・CD-ROM、Easy Share CD-ROM | |
別売アクセサリー | リチウムイオンバッテリーDB-G3、チャージャーDG-BC | |
防水・防塵性能 | 防水:JIS保護等級7*、防塵:JIS保護階級6 *水中撮影は不可 |
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使用温度範囲 | 0~40℃ |
- ●
- 記載の仕様は当社試験条件によります。
対応PC
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- USBポートを標準装備し、Windows XP(Professional/Home Edition)、 Windows Me、Windows 2000 Professional、Windows 98、Windows 98 SE がインストールされたIBM PC/AT互換機
- ■
- USBポートを標準装備、 Mac OS 8.6、9.0-9.2.2、Mac OS X v10.1.2-10.1.5、v10.2-10.2.8、v10.3がインストールされたApple Macintoshシリーズ
- ※
- その他記載の会社名及び商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。
- ※
- DPOFは、キヤノン株式会社、イーストマン・コダック社、富士写真フイルム株式会社、松下電器産業株式会社が、共同で提案したフォーマットです。