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中国のPCメーカー聯想集団との販売提携について
2003年10月2日
コニカミノルタホールディングス株式会社
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社
コニカミノルタグループの複写機、プリンタを主力とする情報機器事業会社コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長:太田義勝)は、中国最大手のPCメーカー聯想集団(Legendグループ、以下聯想社)と中国市場での同社のレーザプリンタ事業について販売提携を行い、OEM供給を開始しました。対象商品は、モノクロ/カラーレーザプリンタであり、聯想社が中国国内に有する提携ディーラー網を通じて今夏より中国全土で販売活動を展開しています。
【背景と経緯】
聯想社は、現在中国最大のIT関連企業としてパソコン・サーバ・携帯電話・PDAやその他デジタル機器やプリンタなどに加え、ITコンサルティングサービスまで幅広く事業を展開しています。中でも同社のPCは1997年以来中国内のベストセラーPCとなっており、さらに2002年には約30%のシェアを獲得しています。
ビジネスの交渉は、2002年夏頃から開始いたしました。コニカミノルタグループは、中国市場をその将来性を含めて極めて重要な地域として位置付けており、同市場において圧倒的な販売力を持つ聯想社には中国戦略の重要なパートナーとして大いに期待する所がありました。一方、聯想社側もコニカミノルタの開発・生産体制には高い信頼を寄せると同時に将来に亘って同社との密なる関係を築いていきたいとの意向を表明しており、深い信頼関係の元に双方のニーズが合致した形となって本提携に至りました。
【提携の内容】
03年5月以降、モノクロレーザプリンタ:一機種、カラーレーザプリンタ:一機種を聯想社へOEM供給しています。また、目標台数はモノクロ機:80,000台、カラー機10,000台であります。中国広東省にある生産拠点(石龍工場)で海外向けのレーザプリンタのほぼ全数を生産し、聯想社へのOEM供給も同工場から行います。
中国地域においてコニカミノルタは、複写機事業分野で既にトップグループの一角を占めております。今回の聯想社との提携を機に、新生コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社は、プリンタ事業、特にカラーレーザプリンタ分野においてもトップを目指してまいります。