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コニカミノルタは2006年をもってカメラ事業・フォト事業を終了いたしました。これらの分野で培った技術は、デジタル複合機などの情報機器事業や光ディスク用レンズなどのオプト事業等において活かし、皆様にとって“essential”(必要不可欠)な企業となるべく邁進してまいります。
334万画素CCDと光学3倍ズーム搭載
防水・防塵設計の工事現場用デジタルカメラ
『コニカ DIGITAL現場監督 DG-3Z』新発売
2003年8月26日
コニカミノルタホールディングス株式会社
コニカフォトイメージング株式会社
コニカマーケティング株式会社
コニカミノルタグループのコニカフォトイメージング株式会社(社長:岩間 秀彬、以下 コニカ)は、土木・建築の工事現場などで使用される記録写真用カメラとして高いご評価をいただいている「コニカ 現場監督シリーズ」の新機種として、防水・防塵ボディに334万画素CCDと光学3倍ズームを搭載したデジタルカメラ『コニカ DIGITAL現場監督 DG-3Z』(以下、『DG-3Z』)を、2003年9月上旬より新発売いたします。
工事現場の写真撮影におけるデジタル化の流れの中、これまでコニカでは『DIGITAL 現場監督』シリーズを2機種〔『DG-1』(1998年)、『DG-2』(2001年))発売し、ユーザーの方のご要望にお応えしてまいりました。
今回発売する『DG-3Z』は、高画質334万画素原色CCD(有効324万画素)と光学3倍ズームを搭載し、「コニカ 現場監督シリーズ」の基本である●過酷な状況下でも安心して使用でき、汚れたら水洗いできる防水・防塵ボディ●本体を強力に保護する硬質ゴム・強化ガラスなどによる強靭な機構●軍手をつけたままでも扱いやすい大きなスイッチ・ボタン類による簡単操作を踏襲した、工事写真撮影用デジタルカメラです。
有効324万画素CCDの搭載と、コニカ独自のカラーマネジメントを活かした新画像処理技術によるノイズ低減とオートホワイトバランス性能の向上で、高品質な画像の撮影が可能にしています。さらに、常に測距する"外部AF"と、レンズを通して測距する"TTL
AF"を併用したハイブリッドAFシステムの採用により、驚異的な0.22秒のシャッターレスポンスを実現し、とっさの撮影が要求されるシーンでも被写体を確実に捉えます。また、光学3倍ズームを活用して近づけない場所を大きく撮影したり、オプションのワイドコンバージョンレンズの装着で後ろに下がれない場所で広い範囲を撮影したり、自在な撮影も行えます。
さらに、最短1cm(TELE側は最短16cm)まで近づいて撮影できるマクロモード、暗い場所の撮影でも被写体をモニターで視認できる高感度モードなど多彩な撮影機能を搭載し、様々なシーンでの撮影に対応します。メモリーには信頼性の高いSDメモリーカードを採用するとともに、オプションの専用リチウムイオンバッテリー、単3型電池、市販AC電源の3種類の電源に対応し、電池切れによる撮影機会損失を防ぎます。オプションの大容量リチウムイオンバッテリーを利用すると、フル充電状態で連続3,500枚という大量撮影も可能になります。
撮影した画像は、『DG-3Z』を付属のUSBケーブルでパソコンとつなぐだけで、パソコンに自動的に転送することができるので、整理や書類作成などの作業もスムーズに行えます。
高画質、高機能そしてタフなボディを兼ね備えた『DG-3Z』は、工事関係者のみならず、デジタルカメラを山や海などのアウトドア環境で使用してみたい方などにもご利用いただける製品です。
「現場監督シリーズ」では、今回の『DG-3Z』をはじめとして、今後もユーザーの方の多様なニーズにお応えする製品をご提供してまいります。
商品名
『コニカ DIGITAL現場監督 DG-3Z(ディージー スリーゼット)』
メーカー希望小売価格(税別)
99,800円
付属品
単3型アルカリ乾電池 | 2本 |
---|---|
CD-ROM | 3枚(ドライバーソフト、オンライン写真工房ほか) |
USBケーブル(専用) | 1本 |
ビデオケーブル | 1本 |
ネックストラップ | 1本 |
オプション
品名 | 型番 | メーカー希望小売価格(税別) |
---|---|---|
DG-3Z用ワイドコンバージョンレンズ | WL-3 | 9,800円 |
DG-3Z用リチウムイオンバッテリー | DB-G3 | 5,000円 |
DG-3Z用バッテリー充電器 | DG-BC3 | 5,000円 |
発売日
2003年9月上旬
生産予定台数
1000台/月
コニカ DIGITAL現場監督 DG-3Zの主な仕様
有効画素数 | 324万画素 |
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撮像素子 | 1/2.7インチ総画素数334万画素原色CCD |
記録画素数 | 静止画: 2,048×1,536 / 1,280×960 / 640×480 pixels 文字モード:1,280×960 pixels 動画: 320×240 / 160×120 pixels |
画質モード | ファイン(F)、ノーマル(N) |
記録枚数*1 (内蔵メモリー8MB使用時) |
静止画 2,048×1,536 pixels ファイン4枚/ノーマル8枚 1,280×960 pixels ファイン8枚/ノーマル14枚 640×480 pixels ノーマル41枚 |
記録方式 | 静止画:JPEG(Exif Ver.2.2) DCF準拠*2 、DPOF*3 対応 文字モード:TIFF(MMR方式ITU-T.6) 動画: AVI(Open DML Motion JPEG準拠) |
記録媒体 | SDメモリーカード(3.3V)、マルチメディアカード、 内蔵メモリー(8MB) |
レンズ | 光学3倍ズームF2.6 4.7、f=5.516.5mm (35mm換算で35105mm相当) 、5群6枚 |
焦点調節 | オートフォーカス/マニュアルフォーカス/固定(スナップ/∞) |
撮影範囲 | 約0.3m∞(マクロ撮影時: WIDE側0.01m0.6m/ TELE側 約0.16m0.6m) |
露出制御 | TTL-CCD測光[マルチ(256分割)/中央重点/スポット] 露出補正:マニュアル補正(+2.0-2.0EV、1/3EVステップ) |
シャッター | <静止画>8,4,2,11/2000秒(電子シャッター、メカニカルシャッター併用) <動画> 約1/301/2000秒(電子シャッター) |
ファインダー | 実像式光学ズームファインダー |
フラッシュ | フラッシュAUTO(逆光時自動発光)、赤目軽減、フラッシュON、スローシンクロ、フラッシュOFF |
ホワイトバランス | オート、屋外、曇天、白熱灯、蛍光灯、ワンプッシュ |
撮影モード | 静止画/連写/S連写/M連写/シーン(ポートレート、スポーツ、遠景、夜景、文字、高感度)/動画*4 |
液晶モニター | 1.6インチ透過型アモルファスシリコンTFTカラー液晶モニター(約8万画素) |
外部端子 | USB、ビデオOUT、ACアダプター |
電源*5 | リチウムイオン電池(オプション)、単三型電池(アルカリ/ニッケル/ニッケル水素充電池) |
電池寿命の目安 | リチウムイオン電池使用時*6: 連続撮影 約3,500枚, 通常撮影 約350枚 単三型アルカリ乾電池使用時*7: 通常撮影 約7080枚 |
大きさ | 135 (W)x 66(H) x 66(D) mm (突起部除く) |
重さ(質量) | 約310g (電池、カード、ストラップを含まず) |
防水・防塵性能 | 防水:JIS保護等級7級、防塵:JIS保護等級6級 |
- ※
- 上記性能は当社試験条件によるものです。
- *1
- 静止画の記録目安枚数です。国土交通省への提出用画像は、1280×960pixels以上で撮影してください。
- *2
- DCFとは、主としてデジタルカメラの画像ファイルを関連機器間で簡単に利用しあうことを目的として規定された、(社)電子情報技術産業協会(JEITA)の規格「Design rule for Camera File system」の略称です。
- *3
- DPOFとは、キヤノン株式会社、イーストマンコダック株式会社、富士写真フイルム株式会社、松下電器産業株式会社の4社で規定した、デジタルカメラで撮影した画像の中からプリントしたい画像や枚数などの指定情報を記録媒体に記録するための規格「Digital Print Order Format」の略称です。
- *4
- 動画撮影時には音声が記録されません。
- *5
- 長時間ご使用にならない時は、電池を外してください。
- *6
- 撮影枚数は当社測定条件によるもので、使用条件により異なることがあります。
連続撮影:640×480pixels、フラッシュOFF、ズーム使用せず、液晶モニターOFF(節電モード)で撮影
通常撮影:約30秒間隔、2枚に1枚フラッシュ発光およびズーム操作 - *7
- 弊社試験条件
通常撮影:約30秒間隔、2枚に1枚フラッシュ発光およびズーム操作、液晶モニターOFF(節電モード)で撮影