2018年3月27日

コニカミノルタ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：山名 昌衛、以下　コニカミノルタ）は、2012年度より、社会貢献活動の一環として取り組んでいる理科の実験教室「出前授業」において、2017年12月時点で、訪問学校数累計は42校、受講生徒数は累計3,540名となりました。

この取り組みは、近年社会的に懸念されている「理科離れ」への対策として、中学・高校生に理科や科学に興味を持ってもらうことを狙いとしており、毎年新入社員が各校を訪問し、「コピー機の仕組みを学ぼう」をテーマに実験教室を実施するほか、キャリア教育の時間を設け企業人自らキャリアについて語ることで、中学・高校生の理科・科学への関心を高めることを狙いとしています。

また、授業計画の作成にあたり、新入社員の代表者が、自ら学校へ事前訪問し先生方から要望や期待などを伺い、授業の内容を工夫・検討しており、新入社員にとっては、事前の準備や授業の実施を通じて、相手にわかりやすく伝えるためのコミュニケーション力、リーダーシップ、チームワークなどの日常業務の実践力を磨く機会でもあります。

このような取り組みが高く評価され、2017年は、「教育応援グランプリ2017（注）」（株式会社リバネス主催）において、『意図的に「実験を失敗させる」ことによって生徒に気づきを与えることは、理科やものづくり教育として重要な要素であること、全部署の新入社員を毎年関わらせるという徹底ぶり』などが評価され、当社の活動はプラチナ賞を受賞しました。

コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas：革新はあなたのために。」のもと、世の中から支持され、必要とされる企業を目指すコニカミノルタは、来年度も新入社員による「出前授業」を継続実施し、地域の社会的課題解決に協力してまいります。

（注）教育応援グランプリは、企業による教育活動を応援することを目的とし、有識者による評価と表彰を行う場として開催され、2017年は20社がエントリーしました。当社が受賞したプラチナ賞は、継続して金賞同等の活動を評価された企業に贈られるものです。

2017年度の実績