米国の販売会社で太陽光発電を本格稼動
~年間発電量はグループ拠点で最大規模~
2013年12月26日
コニカミノルタ株式会社(社長:松﨑 正年、本社:東京都千代田区、以下、コニカミノルタ)傘下の米国情報機器販売子会社であるKonica Minolta Business Solutions U.S.A., Inc.(コニカミノルタビジネスソリューションズUSA、会長兼CEO:大幸 利充、本社:ニュージャージー州 ラムジー、以下、コニカミノルタUS)は、本社敷地に導入した太陽光発電設備を本格稼動させ、オフィス内の電力として利用開始しました。
コニカミノルタUSでは、コニカミノルタグループの長期環境ビジョン「エコビジョン2050」とそのマイルストーンである「中期環境計画2015」のもと、地球温暖化防止、循環型社会への対応などのテーマに沿って様々な取り組みを続けています。このたび、地球温暖化防止の取り組みである「プロジェクト・サンウェイ(Project Sunway)」として、コニカミノルタUSは本社駐車場に太陽光発電設備を設置し、オフィスの電力として再生可能エネルギーの利用を本格的に開始しました。米国にあるコニカミノルタの子会社が自社オフィスに大規模な太陽光発電設備を設置するのは初めてのことです。また、コニカミノルタグループのグローバル拠点における太陽光発電設備として、最大規模の年間発電能力を備えています。
「プロジェクト・サンウェイ」は、コニカミノルタUSと、地元の企業Nautilus Solar Energy, LLC(CEO: James Rice、本社:ニュージャージー州サミット、以下、ノーチラス・ソーラー社)が共同で実施するものです。ノーチラス・ソーラー社がコニカミノルタUS本社駐車場の屋根の上に設置した太陽光発電設備は、出力240ワットのソーラーパネル3,498枚を備え、これによる年間の発電量は約96万7000キロワット時を見込んでいます。この発電量でオフィスにて使用する電力の15~18%程度を賄う予定です。コニカミノルタUSは、太陽光発電設備の所有者であるノーチラス・ソーラー社から低コストで電力を調達するとともに、再生可能性エネルギーの利用を通じて、オフィスの環境負荷の低減を促進します。
現地では、10月15日に落成記念式典を挙行し、テープカットには来賓のラムジー市長にもご参加いただきました。
コニカミノルタUSをはじめとして、コニカミノルタグループでは地球環境保全を企業経営の根幹と位置づけ、環境負荷の低減に努めています。海外関係会社では、2010年にベルギーの販売会社が社屋に太陽光発電装置を導入するなど、再生可能エネルギーの利用にも取り組んでいます。
深刻化する環境問題に長期的視野で取り組むことが不可欠と考えるコニカミノルタグループは、持続可能な地球・社会の実現を目指した「エコビジョン2050」と、その実現に向けたマイルストーンである「中期環境計画2015」を策定しました。さらに、中期環境計画を支える主要な取り組みとして、独自の「グリーンファクトリー認定制度」「グリーンプロダクツ認定制度」「グリーンマーケティング活動」を3つのグリーン活動としてグローバルに展開しています。
コニカミノルタは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas:革新はあなたのために。」のもと、社会とお客様の課題を共有し、開発・生産・販売のあらゆるステージで環境保全の活動を推進していきます。