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国連が提唱する「グローバル・コンパクト」に署名
Vol.34
2009年1月22日
コニカミノルタホールディングス株式会社では、このたび、国連が提唱する人権、労働、環境、腐敗防止に関する10原則からなる「グローバル・コンパクト」(以下、GC)に賛同し、署名しましたのでお知らせいたします。
持続可能な社会の構築に向けて、企業に対しても経済面、環境面および社会面も合わせた社会的責任(CSR)が求められる今日、コニカミノルタグループでは、経営理念である「新しい価値の創造」のもと、「コニカミノルタグループ行動憲章」に基づくCSR活動をグローバルに推進しています。
GCは、労働、人権、環境、腐敗防止の4分野についての普遍的な考えを示しています。今回の署名は、その考えをグループ環境活動、グループコンプライアンス活動、サプライチェーンでのCSR調達活動などを通じて、グループ・グローバルで実践していくことを表明したものです。
国連GCとは
GCは、国連のアナン前事務総長が提唱し、2000年に国連本部にて正式に創設された、企業による自主行動原則です。世界規模で進んでいる温暖化、環境問題、格差社会など様々な問題を解決するために、各企業が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、地球規模で持続可能な成長を実現するための取組みです。
署名にあたって
途上国の環境面および社会面の課題への貢献、更には持続可能な社会の構築に向け、企業への期待がますます高まっています。そのような背景のもと、広く社会から信頼を獲得するには、見える形で分かり易く企業メッセージを表明・実践し、プレゼンスを示すことが必要になっています。コニカミノルタは、グループを挙げてGC10原則の実践に邁進するとともに、その取組みを世界に向けて発信してまいります。
GC10原則
【人権 企業は、】
原則1:国際的に宣言されている人権の保護を支持、尊重し、
原則2:自らが人権侵害に加担しないよう確保すべきである。
【労働基準 企業は、】
原則3:組合結成の自由と団体交渉の権利の実効的な承認を支持し、
原則4:あらゆる形態の強制労働の撤廃を支持し、
原則5:児童労働の実効的な廃止を支持し、
原則6:雇用と職業における差別の撤廃を支持すべきである。
【環境 企業は、】
原則7:環境上の課題に対する予防原則的なアプローチを支持し、
原則8:環境に関するより大きな責任を率先して引き受け、
原則9:環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである。
【腐敗防止 企業は、】
原則10:強要と賄賂を含むあらゆる形態の腐敗を防止するために取り組むべきである。