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環境保護を視野にコニカミノルタと地域社会との交流
-中国(大連市)と大阪(堺市)の活動-
Vol.13
2007年11月28日
コニカミノルタグループは、CSRを経営そのものと位置づけ、ワールドワイドに広く経済の発展、社会に貢献する活動を行っています。今回は、環境保護の観点から地域社会との交流活動のひとつとして取り組んでいます、中国及び国内の活動についてご紹介いたします。
中国 大連地域クリーンアップ活動
コニカミノルタオプト(大連)有限公司*の従業員200人余とその家族が、11月3日(土)に大連開発区砲台山公園で清掃活動を行いました。中国では「白色汚染」と呼ばれるビニール買物袋等の散乱が社会問題となっているなか、「地域の環境保護は自分たちの行動から」を合言葉に公園内のゴミを拾い集め、1時間半の間に90L入りゴミ袋30袋分を回収いたしました。多くの従業員が、単なる清掃活動ではなく環境保護という意識を持って行動した今回の活動は、地元のメディアにも取り上げられ、当日の模様がTV放映されたほか新聞にも大きく掲載されました。また、今回の活動には従業員の子供たちも自主的に参加しました。子供のころから環境保護の意識を持って行動するということは、彼ら自身にとってばかりではなく、地域全体の大きな財産になると考えます。
*コニカミノルタオプト(株)100%の出資で中国遼寧省大連市にある光学レンズ等の生産会社
大阪府 アドプト・ロード・プログラム*に参加
コニカミノルタ堺サイト(大阪府堺市)は、大阪府が推進するアドプト・ロード・プログラムに2002年から参加し、サイト周辺の道路の美化活動として花壇の整備・維持を行っています。今年は、11月14日(水)にサイト前のバス道路(深井畑山宿院線)の花壇で植え替えを行いました。花壇の植え替えや水遣り・除草などの維持作業は、堺サイトを構成する合計7社のコニカミノルタのグループ会社が力をあわせて行い、道路環境を美しく保っています。
*アドプト・ロード・プログラムとは
アドプト(Adopt)には「養子にする」という意味がありますが、このプログラムは企業などが特定の道路(歩道部)の区間の育て親となり、清掃や緑化を継続的に行うものです。1980年代中頃に米国で発祥し、大阪府はこれを取り入れて行政と地域のパートナーシップ活動として展開しています。
地域社会と積極的に交流
コニカミノルタグループは、このほか各地のサイト(拠点)でもそれぞれ、近隣の清掃・美化などの活動をはじめ、地域環境報告会の開催や、地域の方をお招きしてのイベント開催等さまざまな活動を行っています。今後も、地域で歓迎される存在であるよう、積極的に企業市民としての責任を果たしていきたいと考えています。