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グローバル経営と経済開発に関する「国際学術学会」が日本で初めて開催 コニカミノルタが支援
Vol.2
2007年9月5日
コニカミノルタグループは、8月に京都の龍谷大学にて開催された第10回 「グローバル経営と経済開発に関する国際学術学会」に、CSR活動の一環として支援しましたのでその概要をお知らせいたします。
国際学術学会の支援実施について
21世紀に入り、企業はかつてのように営利追求を第一義的に掲げるということは許されず、企業も社会の一員であるという確固とした認識を求められるようになりました。経済のグローバル化が促進されていく中、多様な問題が色々な局面で発生しています。これらの問題を地球的規模で考える必要に迫られており、そのような中、世界の社会科学分野の叡智が京都に集まり、様々な問題の解決の糸口を見つけ出そうとすることが本学会の開催意義です。社会科学分野の国際学術学会が日本で開催されることはまれであり、本学会の開催意義に賛同するコニカミノルタグループでは、CSR活動の一環として支援を実施いたしました。
学会の概要
学会の名称 | 第10回グローバル経営と経済開発に関する国際学術学会 The 10th International Conference on Global Business and Economic Development |
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主催学会 | The Society of Global Business and Economic Development |
目的 | 企業の社会的責任、企業の国際化のあり方、国際経済の仕組み等の社会科学におけるグローバルな課題について討議し成果を発表する |
開催期日 | 2007年8月8日~11日 |
開催場所 | 龍谷大学深草学舎(京都市伏見区) |
参加数 | 37ケ国 380名(内50名が日本より参加、他は海外の参加者) |
学会の歴史 | 1997年に第1回を中国(北京)で開催してからこれまで、9回開催されており、第10回記念大会を日本(京都)で開催 |
コニカミノルタグループの支援内容
- 学会プログラム、発表論文の印刷協力
小ロットな発表論文集およびプログラムの印刷をコニカミノルタ製のプリントオンディマンド印刷機で印刷・製本し、学会運営に寄与しました。 - 学会での講演の実施
学会に先立ち、官・学・産の各界代表による基調講演が実施されましたが、産業界を代表して、コニカミノルタホールディングス(株)代表執行役社長の太田義勝による講演を実施しました。演題は「グローバル化時代における事業戦略の一構想」とし、企業のトップとして、具体的かつ教唆に富んだ内容にて各国の教授や研究者の皆様にメッセージを発信させていただきました。 - 展示コーナーに出展
海外からの参加者へのサービスとして、情報機器国内総販売会社のコニカミノルタビジネスソリューソズ(株)がニュースペーパーダイレクトの実演展示を実施しました。ニュースペーパーダイレクトは、67ケ国、36言語に対応し、500紙にものぼる海外の新聞を、ネットワークを経由してコニカミノルタ製カラーMFP(デジタルカラー複合機)で出力するものです。参加者の皆様からは、普段読んでいる自国の新聞を「京都で読むことができた。」との感激の声が多く寄せられました。 - 企業訪問への対応
国際学術学会の本部がある米国モントクレア州立大学のMBAコースの学生12名が、学会参加後、企業訪問として、コニカミノルタ関西支社(大阪市)に来社されました。当社では、ショールームでの製品のデモンストレーションとCSR担当役員(石河 宏)とのミーティングを実施し、英語で熱く「企業の社会的責任論」を議論していただく機会を創出しました。
コニカミノルタグループではCSRを経営そのものと位置づけ、経営理念である「新しい価値の創造」の追求と行動憲章の実践をCSRの基本としています。グローバルに必要不可欠な企業グループになることを目標とし、今後も広く経済の発展、社会に貢献する活動を継続してまいりたいと存じます。