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コニカミノルタ東北グループ支店
東北福祉大学が行う地域活動に協働支援
Vol.1
2007年9月3日
コニカミノルタ東北グループ支店は、地域貢献活動の一環として、東北福祉大学(所在地:宮城県仙台市青葉区)が中心となって運営する「地震・津波に強いまちづくり実行委員会」(以下、実行委員会)に今年度も協働支援いたすことになりました。
1. 経緯
これまで東北福祉大学の地域減災センターは、産学官民連携・協働による実行委員会を組織化し、継続的な減災活動を展開してまいりました。一方、コニカミノルタ東北グループ支店は、2005年度より地元における社会貢献活動の検討を開始しており、その検討の中から東北福祉大学が展開する地域活動に賛同し、協働支援を決定した経緯があります。
2. 「地震・津波に強いまちづくり実行委員会」の活動
実行委員会では、こども・若者・高齢者がともに学び、考え合う機会を創出するための「防災マップづくり」や地域への出前講座、大学祭における防災ハンドブックの配布、防災グッズ等の展示、学校・地域における災害時要援護者体験講座の実践、「災害時要援護者マニュアル」の作成等を行っています。また、宮城県北部地震などの大規模災害時に学校を挙げた災害救援活動に対する取組みなど災害を軽減する活動なども行っています。
3. コニカミノルタ東北グループ支店の協働支援内容
- 「災害時要援護者支援マニュアル」小冊子の発行
- 地域において減災を担う人材育成の協力(減災ボランティア、減災マップ支援アドバイザー)
- 地域住民の方々の減災意識の高揚と減災行動、活動の推進
(A) 地域住民の方々からの不安、質問に対する考えをまとめた「減災Q&T」小冊子の発行
(B) 地域減災に関する住民参加フォーラムの開催(1回/年) - 災害から子どもを守る「みんなで考えようこどもの防災」小冊子の発行
- 「市民のためのこころのケアハンドブック」小冊子の発行
これらの活動の成果が、「第11回防災まちづくり大賞 一般部門 総務大臣賞受賞」(総務省消防庁主催)という栄誉ある受賞に繋がることができました。
また、東北福祉大学は、学生にボランティア活動をより身近なものと考えてもらうために種々の実践から学ぶ「ボランティア活動論」を開講しています。講義はオムニバス方式で「若者の自立支援とボランティア」、「命の大切さとボランティア」などのテーマが設定され、各界で活躍されている方々を特別講師として招き、特別講義が行われています。
このたび、大学からは、コニカミノルタホールディングス(株)に対して「ボランティア活動論(企業の社会貢献)」での講師招聘がありました。その招聘を受諾いたし、去る、7月23日には「企業の社会的責任 CSRに見る社会貢献の考え及び事例研究」というテーマにて講義を行いました。授業は、前期試験前日のしかも夕方17:40からの授業でしたが、約30名強の学生の皆さんが熱心に受講していただき、コニカミノルタのCSR活動を理解いただく機会にもなりました。
コニカミノルタは、今後もグローバルにイメージング事業を展開する企業として、広く社会から歓迎され、地域社会から共感を得る社会貢献活動を継続的に行ってまいりたいと考えています。