思った以上に任される環境に、成長の実感を持てる日々 ~若手社員ホンネトーク~
2024.4.10
コニカミノルタ情報システムに第二新卒として入社した若手の2人。転職先を選ぶ上で大切にしていたことや、コニカミノルタ情報システムに入社して、ぶっちゃけどうなのか?本音トークをしてもらいました。(インタビューは2024年3月の情報です)
■N.I.さん
専修大学 経済学部 国際経済学科 出身
基幹システム部 所属
現在の仕事内容:コニカミノルタ情報システムのユーザー向けに、主にSAPのアドオン開発を行う。担当分野は、物流や販売などサプライチェーンマネジメント関連。
2022年第二新卒入社
■K.N.さん
法政大学 理工学部 出身
基盤技術部 所属
現在の仕事内容:OSや、SAPなどのミドルウェアのバージョンアップ案件・保守など。
2022年第二新卒入社
“手に職”をつけたくて、IT業界へ飛び込んだ新卒時代
– 前職ではどんな仕事をしていたの?
コニカミノルタ情報システムに入社する前は、独立系のSIerで、C#を使ったシステムやアプリケーションの開発をしていたよ。
そうなんだ!新卒の就職活動で、IT系に進もうと思ったきっかけは何だったの?
企業のITを活用してのDX化が叫ばれる中で、“手に職をつけたい”と考えたからかな。私は文系だったから、最初の頃は商社など幅広く見ていたし、営業の仕事も考えたけど、「何かを売るより、“つくる”方の仕事をしたい気持ちが強かったんだよね。それで、システムの開発を通じてものづくりの一端を担える、システムエンジニアやプログラマーに興味を持つようになった感じかな。
私も同じように、“手に職”をつけることを意識して就活していたよ。理工学部で物理や数学を学んでいたのもあって、周りの友人はメーカーの設計・開発職を志望する人も多かったけど…私自身は、デジタルやIT技術を用いたものづくりの世界の方に身近さを感じたんだよね。
インターネットが当たり前に普及して、様々なツールが日常にも浸透しているから親しみやすいのかもしれないね。身近な分野だと、自分が役に立っている実感も持ちやすいように思う。
そうだね、面白そうだなって興味を持てたんだよね。それで、IT系の企業を中心に就活して、入社したのが、大手企業を親会社にも持つIT子会社だったの。
現職のコニカミノルタ情報システムと、同じような立ち位置の会社ってことだね。
そうそう。前職では主に、各グループ会社からのシステムトラブルの連絡や問い合わせに対応するヘルプデスクを担当していたんだ。その他にも、ネットワークやサーバの運用・保守なんかも任せてもらって、3年くらい経った感じだね。
「もっと成長したい!」と転職を決意
-転職を決めたきっかけは?
その会社からの転職を決めた理由は何だったの?
自分が「こうなりたい」と思い描いていたキャリアと、少し違う方向になっている…と気付いたのが理由かな。もともと“手に職をつけたい”と思ってIT会社に入社したけど、業務の7割はヘルプデスクだったから、ITやソフトウェアのトラブルシューティングをするくらいの基本的な知識は身についたけれど、もっと専門的で、これからの時代に求められるトレンド性のある技術も深めていきたいと思ったのがきっかけかな。
なるほど。どういった技術分野を極めていきたいと思っていたの?
前職ではインフラ系の仕事をしていたのもあって、インフラ分野の専門技術をもっと深めていきたいと思ったんだよね。オンプレミス(ソフトウェアやサーバーを自社内で管理)がメインだったから、クラウド領域にも視野を向けて、キャリアを形成していきたいなと考えながら、転職活動を進めたよ。N.I.さんはどんなきっかけで?
私は前職の開発の仕事を1年半くらい勤めて、プログラマーとしてのC#での開発はできるようになった実感が持てたんだよね。自分でコーディングしたプログラムが動いた時の達成感は大きくて、やりがいもあったけど、あくまでプログラマーとして指示書にあるものを作るという領域からは脱することはできなくて…。それで、これまでの経験を糧にして、もっと上流の業務にもチャレンジしたいと思ったんだよね。
上流工程に関わりたい、というのが一つのポイントだったんだね。
そうだね。この先のキャリアを考えた時に、プログラムを組むだけじゃなくて、プロジェクトの進め方などコーディング技術以外のスキルを伸ばしていきたかったのはあるかな。前職でも、いずれは上流の仕事にも携われるとは言われていたけど、実現するのはまだまだ先のことなんだろうなという感じはあって。この先の自分の未来が見え辛かったのはあるかな。
確かに、その会社で自分が未来も働くイメージが持てるかって大事だよね。あと、私はもう一つ、“自社で業務ができるかどうか”もポイントだったよ。前職で、客先常駐型(SES)の働き方もしていた期間があって、それがあまり肌に合わなくて。だから、社内で業務ができる職種として、社内SEとかも並行してチェックしていたよ。
常駐型だと、プロジェクトごとに人間関係が新しくなるしね。
そうなんだよね。長期にわたってシステムの使い手であるユーザーと向き合う方が、自分には合っているというか、落ち着くのかなって思って。
ポジション的にも、上流に関わりにくいのもあるしね。「こうした方が良いんじゃないかな」って意見も通りにくい部分もあるかなと思う。
挑戦できる環境だけではなく、同時にサポートもある安心感
– その中で、コニカミノルタ情報システムに入社した決め手は?
それで、インフラ系の新しい領域を学べて、自社内で業務ができて、という条件の企業を探していって、最終的にコニカミノルタ情報システムとご縁があったんだね。
実は、インフラ系の企業からいくつか内定をもらえたんだけど、その中で、コニカミノルタ情報システムだけが「SAP関係の業務に興味はないですか?」って提案をしてくれたんだよね。知らない領域だったんだけど、だからこそ面白そうだなって思ったんだよね。
まさに、新しい技術領域に挑戦して、自分のスキルを高めていきたいというのが転職を決めたきっかけだったもんね。そこにぴったりハマったんだね。
そうだね。あとは、リモートワークやフレックスタイム制など、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟にワークスタイルを選べるのも魅力に感じたよ。N.I.さんの決め手は?
私は、せっかくプログラミング技術を身につけたから、それが活かせるところを…とIT系の会社を幅広く探していたの。最終的に、コニカミノルタ情報システムに決めたのは、やはり早い段階で上流工程に関われること、もう一つは社員教育に力を入れていて、キャリア形成のフォローがしっかりしているところが大きな理由だったよ。
– 実際に入社してみてどう?
私たち一人ひとりのキャリアに寄り添って、教育・フォローしてくれる手厚さは、私も入社して実感しているよ。上長が定期的に面談をしてくれるし、キャリアの道筋を明確に示してくれるのが良いよね。
そうなんだよね。今後どうなっていきたいのか、そのために自分に必要なスキルは何なのか、上長と一緒にすり合わせができるから、着実に成長できるよね。その足りない部分を補っていくための研修制度やキャリアアドバイスもすごくありがたいんだよね。
そうだね、自分がどこに向かっていけば良いのか、迷わずに進んでいけるよね。
それと、思っていたよりもずっと早く上流の仕事に関われたのは、良い意味で驚いたよ(笑)。まずは、しばらくはプログラミングをするのかな…と思っていたら、すぐに要件定義にもチャレンジさせてもらえて、ハイスピードで成長できているかなと思う。
それはあるね。でも、決して1人で飛び込んできてね、という話ではなくて、未熟な部分はフォローしてくれるバックアップ体制がちゃんとあるから頑張れるんだと思う。
そうだよね。ちゃんと見守ってくれるフォロー体制があるから、安心できるよね。
ユーザー目線で、ものづくりをする大切さ
– 今はどんな仕事をしているの?
私は、コニカミノルタ本体の生産や物流を管理している部門に向けて、SAPのアドオン開発を行っているよ。どうしても不具合などは出てきてしまうから、その都度、問い合わせがあれば状況を確認して、必要に応じて改修対応するという感じ。
実際にシステムを使うユーザーの方たちと直接打ち合わせをして、要望を聞いたりしてるんだね。上流部分からタッチする感じなんだ?
そうだね。「今はこういう仕様だけど、こんな動きをしたいんだよね」といったようなシステム改修のオーダーを受けた時なんかは、要件定義から携わっているよ。チャレンジしたかった上流の仕事ができているのは嬉しいよ。
システムのことはもちろん、現場の業務内容やワークフローを深く理解していないと、ユーザーが使いやすいものをつくるのは難しそうだね。
本当にその通りで、そこが難しいところでもあるね。ユーザー目線がすごく大事な仕事なんだよね。私はまだまだ勉強中の身だから、わからないことは曖昧にせずに上司や先輩に質問しているし、要件定義の際は「これはこういう仕様の認識で合っていますか?」と小まめにすり合わせるようにしているよ。
システムは、ユーザーに使ってもらってこそ、だもんね。
そうだね、コニカミノルタ情報システム自体もユーザーと近い距離で関わるからこそ、その後の運用まできちんと見据えて、一緒にシステムを育てていこうという風土が根付いているように思う。K.N.さんは、システムインフラ関連だよね。どんな仕事をしているの?
OSとか、SAPをはじめとするミドルウェアのバージョンアップ・保守をしているよ。
やってみてどう?
コニカミノルタグループの中の数社を担当しているんだけど、カバーしないといけない領域が多くて、勉強することがたくさんあるのが大変かな。
グループ各社それぞれに採用をしている環境や技術領域が違うもんね。
そうなんだよね。たとえば、A社だとクラウドはAzureを使っているけど、B社はAWSで…みたいな。OSもWindowsサーバとかLinuxとか幅広くて。ミドルウェアも、SAPだけじゃなくてintra-martもあるしね。
担当するユーザー企業に合わせて、知見をつけていく必要があるんだね。
ただ、覚えることが多いのは大変だけど、その分たくさん新しい分野の知識を吸収できるのは、楽しいなって思うよ。それにコニカミノルタ情報システムは、技術研修をたくさん実施してくれるから、インプットの場に恵まれているよ。
研修サポートはすごく助かるよね。
チーム単位でも、リーダーの方や他のメンバーがレビューなども快く引き受けてくれるしね。
先輩に教えてもらいながら、少しずつ新しい開発環境や技術に対して専門性を深めていけるのは良いし、できることが増えるとエンジニアとしての自信もついてくるよね。
着実にスキルを伸ばして、喜ばれるソリューションを
– 最後に、これからの目標を聞かせてください。
今は、いちメンバーとしての業務がほとんどなので、これからは、プロジェクトマネジメント(PM)にも挑戦していきたいです。SAPのバージョンアップなど、グループ各社の業務が滞ることなく、移行や改修を進めていけるよう、プロジェクトを動かしていける人財へ成長していきたいです。
現在、担当しているサプライチェーンの理解を深めていきたいです。また、もっと生産や物流部門の業務知識をつけて、ユーザーフレンドリーなシステムをつくれるようになりたいですね。今は目の前のことに精一杯ですが、俯瞰力をつけて、より高い視点でソリューションを提供できるようになりたいです。