若手の背中を押す土壌で、「やってみたい」に挑戦できる ~23新卒入社ホンネトーク~
2025.1.14

理系学部出身で、コニカミノルタ情報システムに入社した2人の本音トーク。大学では情報工学や機械電子分野を学んできた2人は、どのように就活を進めたのか。入社の決め手や仕事の魅力を語ってもらいました。
■Y.K.さん
芝浦工業大学大学院 理工学研究科 電気電子情報工学専攻 出身
システム開発本部 エンハンスシステム部 所属
現在の仕事内容:電子ワークフローシステム保守、国内グループ会社の販売管理システム新規構築案件対応
/ITサービスマネジメント統合ツール導入プロジェクト参画
■N.S.さん
千葉工業大学 機械電子創成工学科 出身
SK本部 基幹システム1部 所属
現在の仕事内容:コニカミノルタグループで活用されているBIツールの運用・保守
/ITサービスマネジメント統合ツール導入プロジェクト参画
相手の悩み事をITの力で解決し、喜んでもらえるやりがい
ー 大学ではどんな勉強をしていたの?就活はどんな風に進めた?
僕は情報工学をメインに学んでいて、院生時代は、路車間通信や自動運転の観点を用いて高速道路の交通渋滞を緩和させる研究に取り組んでいたよ。
自動運転!ホットな最先端分野の研究で面白そうだね。通信技術で車間距離を測って自動制御するとか、ソフトウェア寄りの学びを深めていったんだね。
そうそう。全ての車が自動運転だと渋滞の緩和が可能とされているんだけど、実際は自動運転と手動運転は混在しているからね。その環境の中で、“どういう制御手法で車を走らせるか”というソリューション方法を考えていくとか…そんな課題解決のプロセスを楽しんでいたよ。
就活はどんな会社を受けていたの?
システム開発に携わる仕事の中でも、社内SEを中心に探していたんだ。というのも、学生時代に学園祭の実行委員をしていたんだけど、学生からのトラブル相談に対して真摯に対応した時にお礼の言葉をもらったのがすごく嬉しくて。社内SEのような、同じ社内で働く人の困りごとを解決して、直接喜んでもらえるやりがいがある仕事に就きたいって思ったんだよね。
なるほど。それで最終的に、コニカミノルタ情報システムに行き着いたんだね。確かにうちの会社はコニカミノルタグループ全体の情報システム機能を担う、社内SE的な立ち位置だもんね。
そうそう。あとは社員との座談会に参加した時に、人事担当者や社員の皆さんがとても親しみやすくて、人柄の良さが伝わってきたのも決め手になったよ。
温厚な人が多いし、僕も入社してから人間関係に悩んだことはないよ。
Sくんは、大学時代はどんな就活だったの?
僕の場合は、機械系から電気・電子分野、半導体と、ハードウェアもソフトウェアも幅広く学んだんだよね。高校でも大学でも機械・工業系に触れてきたから“ものづくり”も好きだったけど、それを仕事にしたいか?と考えると、ちょっと違うなって思って…。
そうなんだね。そこから今のITの世界に興味を持った理由は何だったの?
もともと日頃から、IT系の最先端技術のトピックにすぐ飛びつくタイプだったんだ。例えば最近だと、AIを使って画像を生成する技術についてとかね。ものづくりは仕事にしなくても携われるし、それなら、自分が興味を持って深掘りできる面白さがあるIT系の会社で働けたらなあと思って、そこを主軸に就活を進めた感じかな。
なるほど。その中で、コニカミノルタ情報システムにたどり着いた経緯は?
カメラが趣味だったから、親会社がコニカミノルタという点がまず興味を惹かれた入口なんだけど、最終的に入社の決め手になった理由はKくんと近いかな。グループ会社が抱える業務上の悩みごとを、ITの力で解決して助けになれるところにやりがいを感じられそうだなと思ったんだ
ものづくりそのものより、相手に寄り添って問題解決の方法を考えたり、そのための手段を模索したりする、ソリューション志向が強かったんだね。
そうだね。それと、母体であるコニカミノルタはメーカーだから、工場生産などものづくりの現場をシステムで補助していく仕事になるでしょう。そうすると、僕が学生時代に培った機械系の知識が、システムを実際に使うユーザーの要望を汲み取る時に役立つだろうなというのも、選んだ背景にあった感じかな。
確かに!システムのことだけじゃなく“メーカーの業務”をある程度把握しているからこそ、現場の人が何に困っているのかを想像しやすいのはあるよね。

内販100%だから得られる魅力と、若手に求められる姿勢
ー 実際に入社してみてどうですか?
東証プライム市場上場のコニカミノルタという大きな母体があるグループで、経営が安定している安心感は大きいと思う。給与もきちんとベースアップされるし、入社してみて、働きやすい環境作りに力を入れていることを実感する制度や場面が多いよ。
景気や社会情勢の影響を受けてすぐ傾くような基盤ではないもんね。僕が感じている魅力は、平たくいうと、やりやすさかな。グループ会社への内販になるので、ユーザーとコミュニケーションが取りやすかったり、納期にも柔軟性があったり、良い意味での“身内感”があって、業務を円滑に進めやすいなと思う。
そうだよね。そんな風にユーザーとの距離が近いと、密に関わる中で色んなことを知れる面白さもあるよね。例えば僕は今、製造系のグループ会社の販売管理システムの新規構築案件を担当しているんだけど、現場で働くユーザーとのやり取りを通して「工場ではこんな工程や作業内容があるんだ」と新しい知識を吸収できて、どんどん世界が広がっているよ。
今まで知らなかったことに触れて、物事を見る視野が広がるって楽しいよね。逆に、もっとこうだったら良いのになって感じるところはある?
100%内販というのは、安定した事業運営というところではメリットではあるんだけど、逆に“競争する機会が少ない”という側面もあると思うんだよね。競争相手がいないがゆえに、どうしても内向きな志向になりがちだから、外の世界にも目を向けて、新しい技術を積極的にキャッチアップしてユーザーに展開していく姿勢を、特に僕たち若手は忘れないようにしないといけないなと思う。
Kくんの言う通り、確かに基本的にはコニカミノルタという大きな母体があって、グループ会社からの依頼に応える形が多いから、機会があれば自分たちで仕事を取ってくるような仕掛ける動きもできるようになりたいよね。
そうだね、色んな経験を成長に変えていくチャンスを、自分たちでどんどん掴み取っていきたいよね。
コニカミノルタグループのシステムを支える一員として、「止めることのできないITサービスを、より便利に使いやすく開発・運用していく」ことが僕らの役割だと思うから、その責任と自覚を持って、足りていないスキルがあれば、どんどん伸ばしていくことを大事にしたいよね。

若手のチャレンジを推進・応援してくれる風土あり!
ー 新しい取り組みを若手で推し進められるチャンスは多い?
意見やアイデアは、遠慮せずどんどん出して!という風土があるよね。僕らのような若手の意見も積極的に聞いてくれる文化があるし、例えば今僕が担当しているヨーロッパの販売会社の人たちも、 “インテリジェンスに進めていこうよ”と、かなり乗り気で、業務のスマート化の動きに対してもフレキシブルに応じてくれるよ。
そうだよね。エンハンスシステム部でも、分析データを経営支援に役立てるPower BIや、Microsoft 365などの最新のビジネスツールをどんどん導入して業務効率化を推進しているよ。例えば今だとPythonを使って、これまでExcelを使って手作業でデータ加工していた工程を自動化していけるよう、具体的なプランを練っているところ。
AIなどの新技術を使って、今まで時間がかかっていた業務を短縮させるという動きは社内で色々と出ているよね。Kくんは他にはどんなプロジェクトに取り組んでるの?
僕が担当する保守業務でいうと、システムのアクセス状況をグラフ化して、「ここの処理に負荷がかかっているな」と分析して予防策を立てるようなことにもチャレンジしているよ。いかにパフォーマンスを上げていくか、そのために何ができるか調べて、試作を重ねて…という感じ。
業務やサービスの品質の改善を図っていく“QC活動”を積極的に推進しているのを感じるよ。1〜2年前にも、VRを使った実験的な業務効率化のプロジェクトがあって、チャレンジできる環境があるというコニカミノルタ情報システムの文化が良いよね。
そうだよね。特にここ最近は、“新しい取り組みにどんどん挑戦しよう”という気運がより高まっているように思う。新しい技術やノウハウを学ぶための教育研修が新しく用意されたり、若手社員が「やりたいことにチャレンジできる」ための土壌がどんどん整えられているように感じるよ。
そうだね。日常業務とはまた別のプロジェクトにトライすることで得られる学びも多いよね。基本的には、部内のグループ単位で作られたチームで動くケースが多いけど、部門をまたぐ全社的なプロジェクトも動いているしね。
今まさに走っているITサービスマネジメント統合ツールの導入プロジェクトは、チームは違えど、Sくんと同じプロジェクトメンバーとして進めている案件だよね。
コニカミノルタ情報システムにはたくさんの部門・グループがあるから、一つの横断的なプロジェクトを通して色んな部門の人と横の繋がりができると、知見も広がって面白いなあと思う。
あとは、社歴が浅い社員にも任される裁量が大きいからこそ、自発的に取り組もうとする若手が出てくるんだと思う。日常の業務においても、2年目の僕がPMとして、規模が大きいプロジェクトのスタートを担えるチャンスもあるし、“失敗はカバーするからまずはチャレンジを”と若手の背中を押してくれる会社だなって感じるよ。
ユーザーと膝を突き合わせ、最良のシステムを作る
ー最後に、これからの目標を教えてください。
さらに知識や技術習得を進めていき、ユーザーの要望に対して最適なプランを提案できるようになりたいです。人と対話を重ねる中で、課題を見出し、解決していくことにやりがいを感じるので、いずれは要件定義や要求分析など上流から関われる人材を目指しめざします。また、いずれマネジメントする立場になっても、保守的な思考にならず、最先端技術にアンテナを張ってどんどん新しいチャレンジをしていく姿勢を意識したいです。
基本的なシステムの理解に加え、ISMSやITILといったセキュリティ関連の知識など、どのIT会社でも通用する基本のスキルを固めることはもちろん、新しい技術でかつ挑戦者が少なく、今から開拓していけるブルーオーシャンな知識も身につけ、市場価値を上げていきます。私もKくんと同じく、色んな人と関わって仕事をすることが好きなので、PMなどチームメンバーを束ねて案件を成功に導くアレンジ力を身につけることも目標です。