入社1~2年目から、経営への貢献度が高い仕事を任されるやりがい ~22新卒入社ホンネトーク~

2024.1.18

文系出身で、コニカミノルタ情報システムに2022年に新卒入社した2人。システムエンジニア職に興味をもったきっかけは何だったのか?また、IT業界の数ある会社の中でも、どのようなポイントで志望先を絞り込み、入社に至ったのか、本音トークをしてもらいました。

■A.H.さん
恵泉女学園大学 人文学部 出身
基幹システム部 SCG(サプライチェーングループ) 所属
現在の仕事内容:SCG データ収集担当(需要予測を適切に行うための販売・生産・在庫実績データの収集および整合性チェック)。ヘルプデスク業務。

■A.K.さん
神戸松蔭女子学院大学 人間科学部 都市生活学科 出身
基幹システム部 DMG(データマネジメントグループ) 所属
現在の仕事内容:製造原価・連結PLを公開するためのシステムの保守・運用。「SAP S/4HANA」の帳票開発など。

文系出身の2人が、システムエンジニアに興味を持ったワケ

– 2人はどんな就活をしてきたの?

私は、IT業界に絞って、大学3年生の夏ぐらいからいろんなIT系企業のインターンや説明会に参加してたかな。冬季インターンで、コニカミノルタ情報システムに出会った感じ。

そうなんだ!私もIT業界をメインに動いてたよ。文系だったから、大学の先輩たちと同じように金融系やアパレル業界も受けて、いろんな可能性も視野には入れていたけどね。やっぱり最終的にはITに絞ったよ。A.HさんがIT業界に興味を持ったきっかけって何だったの?

私たちが小学生の頃に、ブログが流行ったでしょ。その時に私、インターネット上に載ってるCSSとかHTMLのコードを調べて、自分のブログページをデザインして運用してたんだ。自分で組んだものが思い描いた形になる感動とか面白さにハマったんだと思う。A.K.さんはどう?

私も機械とか触るのが好きで、中学生の頃には自分用のパソコンがあったの。オンラインサイトを見たり、友だちと連絡を取り合ったりして。家族の中では私が1番詳しかったと思うけど、これどういうことかな?って疑問が出てきた時に、「システムエンジニアだったら、もっと詳しく分かるんだろうな」って思ったことがあって。そこからシステムエンジニアへの道が生まれたんだと思う。

ITはこれから切っても切り離せない存在だと思うし、システムエンジニアは手に職をつけられる魅力があるよね。

事業のスケール感やユーザーとの近さ、人柄の良さが魅力

– IT業界を中心に就活する中で、どうやって志望企業を絞っていったの?コニカミノルタ情報システムに入社した決め手は?

企業選びでは、自分で開発したり、運用・保守に関わっているシステムでユーザーを支えたくて、システムのコンサルティング〜企画・構築・運用までを手がけるSIerをよく見てたかな。国内大手のSIerも受けたりしたよ。

私もSIerはチェックしていたよ。ただ、プロジェクト単位で動いて、案件が完了する度にチームの関係性がリセットされるのに抵抗があったから、SES以外を見ていたよ。職場やプロジェクトで関わる人が頻繁に変わる環境ではなく、人間関係をじっくり構築できるような事業会社のIT部門だったり、SIerの分類の中でも、コニカミノルタ情報システムのように、親会社やグループ会社の仕事を請け負う“ユーザー系”のIT企業とかね。

まさにそれが、コニカミノルタ情報システムを志望する理由にもつながるよね。グループ企業がクライアントになるから、長くて深い関係を構築していけるもんね。

そうだね。ユーザーと距離が近くて、一度築いた関係を大事にできるのが良いなと思う。それと、コニカミノルタはプラネタリウムで知っていたし、親世代だとカメラで有名だったから安心感も大きかったな。

私もまずコニカミノルタといえば、プラネタリウムの印象が強かったな。でも、コニカミノルタ情報システムや他の様々なグループ会社を調べるうちに、“ヘルスケア事業やデジタルワークプレイス事業など、私たちが普段目にすることのないような多様な事業も展開しているんだ!”って驚いたし、興味が湧いたよ。

事業フィールドも海外にも広がってるし、スケールが大きいよね。私の場合は、もう一つ理由があって、東京で働けるっていうのもポイントだった。私は生まれ育った神戸から出たことがなかったから、一度外に出て大都市で働いてみたいと思ってたんだよね。

そうだったんだ!東京の暮らしはどう?

ずっと楽しいよ~!映画の試写会とかイベントも東京開催のものが多いし、いろんな最先端が集まる場所だから、仕事以外の時間もすごく充実しているよ。そんな理由もあって、就活の時は家賃補助があるかはチェックしてたよ。今は独身寮制度を活用しているんだけど、私みたいに東京で1人暮らしをはじめる人にとっては、とてもありがたいサポートだと思う。

それと人柄の良さも、コニカミノルタ情報システムの特長だと思う。会社説明会の時に、人事担当のみなさんや先輩社員が丁寧な説明をしてくれるのを見て、「きっと入社した後も、同じように人に向き合ってくれるんだろうな」っていう気持ちになったのを覚えてるよ。

手厚い教育体制で、不安や苦手意識も消えていった

– 文系からSE(システムエンジニア)になる上で、不安はあった?

「文系の自分にもできるんだろうか…」って、すごく不安だった!だからこそ、コニカミノルタ情報システムの教育体制がとても手厚いことは、大きな入社の決め手にもなったよ。

未経験から、未知の世界へ飛び込むのは勇気がいるよね。私も基本のIT知識がほとんどなかったし、「コーディングとかちゃんとできるのかな」って不安だったから、入社するまでに自分で少しJavaを触ってみたり、独学で勉強したよ。

すごいね!ちなみに…私が入社前に感じていた不安は「英語が苦手なんだけど、大丈夫かな?」っていうことだった(笑)。

あぁ!コードが全部、英語表記だからってことかな?

そうそう。でも、その点は学び始めると全く問題ないってわかってホッとしたよ。基本の構造を覚えたら、あとはスムーズに抵抗なく覚えられる感じだった。今思えば、何を心配してたんだと思うんだけど、当時は本当にそれぐらい知識が乏しかったってことだよね。

わからなさすぎて焦りだけが募る…みたいにね。入社後は新卒社員向けに3ヶ月の研修があって、ちゃんと基礎から学べるから、少しずつ苦手意識とか不安な気持ちが消えていったように思う。研修後にも配属先で使用する言語の研修をきっちり実施してくれるのも心強いよね。

Javaの研修は結構ハードで大変ではあったけど、その中に楽しさもあったよね。新しいことを学んで成長できている喜びもあったし、研修を乗り切って自信をつけることもできたと思う。

若くてもどんどん成長機会を与えてもらえる分、責任もやりがいも大きい

– 今はどんな仕事をしてるの?

私は、生産管理系のシステムの立案・開発や保守に関わるサプライチェーングループで、複合機などの需要予測を行うデータ収集を担当しているよ。

これから先、どれぐらい複合機が必要になるかとか、生産体制を決めるために判断材料となる分析データをまとめてるってこと?

そうだね。グループの販売会社や工場の販売・生産・在庫実績データが、BI(ビジネス・インテリジェンス)というツールに収集されて加工・分析されるんだけど、各社から送り込まれたままのデータだと整合性が合わないデータが出てきてしまうんだよね。だから補正をかけたり、調査して調整し直したり、適切な需要予測ができるように整えていくイメージかな。

入社2年目から任されてるんだね!経営の判断材料になるようなデータを扱うってことだから、すごく重要な役割を任せてもらってるってことだね

収集されたデータに間違いがあれば、正しい経営判断もできなくなってしまうから、責任も大きいし、プレッシャーもあるよ。だけどその分、事業成長の一翼を自分が担えている喜びも大きいかな。もちろん今はまだ先輩のサポートという立場だけどね。

A.H.さんは、浜松町オフィス勤務だよね?ユーザーとより近い距離で仕事をしているわけだけど、何か意識していることってあるの?

週1~2回ほどユーザーさんとのミーティングに参加するけど、先輩エンジニアとのやりとりとか、ちょっとした会話にも聞き耳を立てて、どんな狙いや判断軸で収集する情報データを取捨選択してるのかとか、“生の声”を聞き漏らさないように立てているかな。

なるほど。根っこにあるニーズや背景をしっかり理解することを大事にしてるんだね。英語でやりとりすることもあるって聞いたんだけど…?

そうだね。例えば、海外工場から取り寄せたデータに不備があった時とかは、英語を使ってメールで直接確認を取ったりすることもあるよ。

当然だけど海外も含めた実績データを元に需要予測を立てるわけだもんね。スケールが大きいね!海外の現地スタッフとも接点を持つ機会が多いと、ビジネス英語の勉強も必要になってくるよね?

そうそう。だから、今まさに英語力を伸ばすべくTOEICの勉強もしてるところなんだ。大変だけど、こういう経験をさせてもらえるのは、自分の力を伸ばすためにも良いチャンスだなって思う

– A.K.さんは、簿記の勉強をしているとのことだけど、データマネジメントの仕事はどのような役割なの?

私はデータマネジメントグループに所属していて、親会社であるコニカミノルタの生産部門向けに複合機の在庫状況や売上、人件費、かかった経費をまとめたデータを閲覧できる管理システムの保守・運用を任されてるんだ。

まさに、“データ”を扱うグループなんだね。具体的にはどんなことをしてるの?ユーザーさんと直接やりとりすることも多い感じ?

生産部門から送られてきたデータを管理システムに取り込んだ時にエラーが発生したらそれを解消したり、帳票のサイズを変更してほしいという要望があったら、それに対応したり。基本的にはメール対応にはなるけど、生産部門の方とコミュニケーションを取るケースは多いよ。

なるほど。要望を受けてより使い勝手の良いようにシステムを組み直したり、効果的なシステム運用をサポートしているんだね。

最近は、SAP社のERPソリューション「SAP S/4HANA」を使ったEA(組み込み分析)帳票開発の業務にも関わり始めたところ。

経営情報データを分析して、業務効率化を図っていくためのITソリューションだよね。会社の経営や経理・財務的なところの知識がないと大変そうだけど、その辺りは何か取り組んでいるの?

ITの専門用語に加えて、業務の専門用語も混ざってくるので正直、難しさは感じるね。今は専門用語が飛び交っていて、会議でもなかなか話についていくのが難しくて…。だから、経理・財務的な部分を理解するためにも、簿記の資格を取ったりしてるよ。それと、終わった後に上長や先輩に、会議の内容について少し時間をもらってレクチャーしてもらう場を設けてもらってるんだ。

わからなかった用語とか、理解が追いつかなかった部分を解説してもらったりしてるんだね。未知の分野に飛び込む時って、みんなが宇宙語を話してるみたいな感じになるもんね…。そういう時に時間を取って丁寧に先輩たちが教えてくれる風土は、コニカミノルタ情報システムの良いカルチャーだなって思うよ

今の時代らしい、ハイブリッドな働き方を実現できる環境

– リモートワークはどんな感じ?

わからないことを質問したい時は、対面でコミュニケーション取る方が安心だし、スムーズだよね!私のチームは週2日以上は出社をするルールにしているから、週のうち少なくとも2日は浜松町のオフィスに出社して、他の日は基本的にリモート勤務にしているよ。業務内容的に在宅でもできるタスクも多いしね。

ちなみに就活の時にリモートがあるかどうかって、重要視してた?

してたよ~!私たちの世代って、コロナ禍で大学の授業もほぼリモートだったから。時間に縛られない自由な生活から、急に社会人になって毎日出社するのは反動が大きいだろうなって感じていて。だから、就活でも“リモート勤務できる”ことも念頭に入れて仕事を探してたよ。

同じく私もリモートワークを導入しているかどうかはチェックしてたかな。時代に合った取り組みを推進する先取的な社風がある会社の方が、自由度が高そうだなって思ってたから。

確かにそれは、私も思うな。といっても毎日がリモートワークだと、若手のうちはわからないことも多いからつまずきやすいと思うんだよね。だから、今みたいに出社とリモートを組み合わせたハイブリットな働き方がいちばん理想的だなって感じてるよ。

チャレンジングな環境が、さらに自分を高める目標を与えてくれる

– 最後に、これからの目標を聞かせてください。

今は知識不足なところが多くて、悔しい思いをすることもあります。ユーザーさんが求める背景や目的を理解して、さまざまなソリューションを提供していけるように成長していきたいですね。それと、海外のユーザーともスムーズに連携を図るためにも、さらに語学力を伸ばしていくことも目標です。いずれは、海外出張を伴うような業務にもチャレンジしたいです。

コニカミノルタの「6Values」の一つに、“Customer-centric”とある通り、常に相手の一歩先のことを考え、一緒に問題を解決していけるエンジニアへ成長していくことが目標です。まだまだ先輩や上長のサポートがなければ完遂できないため、まずは目の前の業務で、SEとして独り立ちすることを目指したいですね。地に足をつけて独り立ちできるように、少しずつ着実に、知識もスキルも磨いていきたいです。

– 若手からチャレンジングな業務をしているからこそ、目標も明確に見据えられるんですね!ありがとうございました!