一つ上の仕事への挑戦機会が、僕たちを成長させてくれる ~23新卒ホンネトーク~
2025.3.1

コニカミノルタ情報システムに2023年に新卒入社した3人。システムエンジニア職に興味を持ったきっかけは何だったのか?また、IT業界の数ある会社の中でも、どのようなポイントで志望先を絞り込み、入社に至ったのか、本音トークをしてもらいました。
■T.F.さん
工学院大学 情報学部 出身
基盤技術部 ネットワークインフラグループ 所属
現在の仕事内容:コニカミノルタ拠点のネットワーク環境構築・更改、ネットワーク機器の設定構築など
■S.F.さん
明治大学 情報コミュニケーション学部 出身
システム開発本部 基幹システム部1 所属
現在の仕事内容:コニカミノルタのSAPで構築されているロジスティクス領域に関する基幹システムの保守
■R.M.さん
東海大学 情報通信学部 出身
ITサービス本部 運用技術部 所属
現在の仕事内容:東海/関西拠点を中心としたサーバの構築運用保守業務
仕事や暮らしの助けになるシステムに、面白さと可能性を感じた
– どんな経緯でシステムエンジニアの道に進もうと思ったの?
僕は、マスメディアやそれを含む社会学、経済学や心理学など全般的に何でも学べる情報コミュニケーション学部にいたんだけど、プログラミング講義もあって同世代の友人でプログラマやシステムエンジニアになっている人も多かったんだ。そういう仲間と話すうちに、興味が出てきた感じかな。
それだけ幅広く学ぶと就職先の選択肢も多そうだけど、選んだのはITだったんだね?
そうだね。いわゆる文系学部だったから色んな分野へ進む道があったんだけど…アルバイト先の飲食店で在庫管理システムが導入された時に、自分が担当していた作業が驚くほど楽になったことがあって。「こんなにも変わるんだ」って体験したインパクトが、ITを選ぶ大きなきっかけだったのかも。
僕は父がITのエキスパートで何でも知っている姿を見てきたし、ITを仕事にするのも良いな…と思って情報系の大学へ進むことに決めたんだ。小学生の頃からパソコンを触ってゲームをしたり、キーボードで文字を打ったりして情報機器やシステムが身近にある生活をしてきたのもあって、自然に選んだ道だったように思う。ITはまだまだ可能性を秘めた分野で面白そうだったしね。
工学院大学の情報学部は、理系の学部なのかな?
そうそう。もともと数学や物理も好きだったから、得意な分野を活かしたくて。大学では、数学とかに加えて、プログラミング言語やネットワークなどコンピューター系の専門技術について勉強したから、就活でもIT企業に絞って選考を受けていったんだよね。
僕も同じく理系学部の出身で、情報通信技術について幅広く学べる学部でプログラミングを学んでいたよ。その時に、プログラムが完成した時の達成感がすごく良いなって思った経験が、システムに関わる仕事に興味を持った入口だったかも。
へぇ!大学在学中に、自分で何かプログラムを作ってみたってこと?
そう!卒業論文の研究で“トイレでの忘れ物防止システム”をチームで作ったんだよね。モノの重量を検知するシステムで、指定の場所にモノが置かれたままだとアラートが鳴っちゃう…みたいな。
なるほど、置き忘れをしていなければ、音は鳴らないってことか。面白いね!「こういうことができるんだ」っていうプログラム作りの面白さを肌で感じた経験が、今の道へと繋がったわけだね。

上流から下流まで経験できる魅力と、人の良さが決め手に
– IT系企業の中でもコニカミノルタ情報システムに決めた理由は?
大学で学んだプログラミングの知識を活かしたいなと思って、システム開発メインの会社や上流から開発・運用まで一貫して担っている会社など、開発にタッチできそうな会社を広くチェックしてたよ。その中で目に留まった一つがコニカミノルタ情報システムだったんだ。
コニカミノルタ情報システムのシステムエンジニアは、上流から下流まで色々なフェーズに関われるとはいえ、自分たちでプログラミングするのがメインというより、PMのような立ち位置でプロジェクトを動かすケースが多いように思うけど、その辺りのギャップはなかった?
自分で手を動かす開発にもいつか挑戦したいけど、今は上流業務に関わって、マネジメントの難しさもやりがいも感じながら学びの多い毎日で充実しているよ。どんな仕事でもいずれはプロジェクトやチームを管理する力をつけていく必要があるし、積める経験は積めるうちに!と思ってるよ。
僕は、一言でITと言ってもいろんな仕事の選択肢がある中で、就活を進めていくうちに社内SEのようなユーザーと近い働き方が合っているかもと気付いたんだ。コニカミノルタ情報システムは、コニカミノルタという安定した母体を持つグループを支える社内SEのようなポジションだったのが決め手の一つだったよ。
コニカミノルタという母体の安定性と認知度の高さは大きな魅力だよね。だからこそ教育制度に加え、休暇制度や福利厚生もきちんと整備されているし、そういう働きやすさもポイントだったよ。
それも大事だよね。通勤への利便性もワークライフバランスを整える上で重視していたから、都内勤務ができる会社という点も入社の決め手になった理由の一つだったよ。
あとは、システムエンジニアとして成長していく上で、部分的なフェーズじゃなくて上流から下流工程まで一貫してできるのも良いなと思ったよ。PMもするし、保守もするし、マルチに力をつけている人財を目指す、というのが僕の理想だったから。
ユーザーが求めているものを一緒に作っていくような、上流フェーズに関わる仕事も多いところは、僕も魅力に感じた。人柄の温かさもとても大きかったな。たくさんの企業と関わったけど、一番親身になってくれた会社のように思う。僕自身の就活のことまでアドバイスをくれた時は驚いたよ!
分かる!一次面接、二次面接って進んでいく中で、面接が終わる度に人事担当者が電話をくれてフォローをしてくれたんだよね。とにかくサポートが手厚くて、こういう会社なら、入社して何か壁にぶつかった時も乗り越えてやっていけそうだなと感じてね。それが最終的な決め手になったと思う。

ユーザーの声を直接聞き、システムへ落とし込む上流工程に挑戦
-今はどんな仕事をしているの?
僕は、コニカミノルタグループのSAPという基幹システムのロジスティクス領域に関するプログラムの開発や改修をしているよ。コニカミノルタが作る製品の購買・在庫管理や生産計画、販売管理などを担うシステムの運用や保守をして事業成長を支えているイメージだね。
経営にも大きく関わる領域だよね。システムを実際に使うユーザーからのオーダーを受けて、システムの改修や仕様の変更をしていくようなこともあるの?
そうだね。「システムの設定変更をしたいんだけど」って問い合わせがくるから、どんなことに困っていてどういう風に改修したいのか、要件を整理して、設計・開発を進めていく感じだよ。
ユーザーの一次対応から任されているんだね!相手が実現したいシステムの提案をしていくには、技術的なことだけじゃなくて、ユーザーの現場業務を把握することが求められそうだね。
そこは1年近くたっぷり教育期間があって、その後も先輩に教わりながらユーザーへの理解を深めていけたから不安なく取り組んでいけたよ。2年目からは少しずつ先輩の案件のサポートに入って、2年目の後半ぐらいから、自分がメイン担当としてフロントに立って進める仕事も増えてきた感じかな。
僕は、コニカミノルタグループのネットワーク環境を支える仕事をしているよ。新しい拠点ができた時にネットワーク機器を設定したり、よりパフォーマンスを上げるためにリプレースしたりね。最近は、S.F.さんと同じように、2年目で初めてPMを任されて奮闘中だよ。
そうなんだ!どんな案件なの?
関西にある拠点の老朽化したネットワーク機器のリプレースする中規模案件のプロジェクトなんだけど、他の拠点とは少し異なる構成になっていたり、通信影響が出る範囲も大きかったり…その辺りの調整になかなか苦戦しているよ。「まさかこんなに早くにPMとは…」と思いながら、上司や先輩の力を借りながらタスクを進めているところ。
僕もT.F.さんと同じく、コニカミノルタグループの社員が安全に業務を遂行できる環境を支えているんだけど、その中でもT.F.さんがネットワークインフラで、僕たちはサーバーインフラを担っている部門になるよ。サーバーの不具合やデータ復旧に対応したり、「データを格納するサーバーを導入したい」といった依頼に対して新しくサーバーを構築したり。“データ”を守る仕事というと分かりやすいかも。
僕たちの部門は、連携することも多いよね。
そうだよね。1年目の時も、新しくサーバーを導入する時にネットワークチームに協力してもらったことがあったよね。今は主に東海・関西拠点のサーバーの構築・運用・保守を手がけているけど、コニカミノルタは大規模なシステムが多いから、現状はオンプレミス型のサーバーも残っているんだよね。社内外の流れとしては、クラウド技術への注目度も高く、取り組んでいる事例も多いので、僕もAWSなどのクラウド領域に挑戦していきたいと思っているよ。
この先の“エンジニアとしてのキャリア”を支援してくれる会社
-コニカミノルタ情報システムで働く魅力って何だと思いますか?
2年目になって初めてのPMも任されて、上流の仕事にも挑戦するようになったことで、先輩や上司、他部門と連携して業務を遂行するだけじゃなくて、ユーザーやベンダー企業と直接関わりながらプロジェクトを進めていく面白さを感じているよ。大変なことも多い分、乗り越えた時の達成感があるしね。
確かに1年目や2年目のはじめの頃はサポートが中心だったけど、少し上のフェーズの仕事に挑戦すると、自分に足りない視点や知識が改めて分かって、新しい目標が見えてくるよね。
そうなんだよね。ユーザーと直接話す機会が増えていくと、上司や先輩のようにうまく要件を汲み取れない自分が歯痒くて…現場で今何が起きていて、どんな課題があるのかをもっとコミュニケーション力を高めることで本質的なニーズを引き出して、解決策の道筋を立てられるようになりたいよ。まだまだ高めるべき知識やスキルがたくさんあるからこそ、成長の伸びしろを感じてワクワクするよ。
僕がコニカミノルタ情報システムの良いところだなと感じているのは、困ったことや分からないことがあれば必ず助けてくれる人がたくさんいることかな。自分は文系出身で初めてのことだらけだったけど、部署の先輩たちは何を聞いても答えてくれるし、プロジェクトを進めていくと色んな領域の先輩と関わることがあるけど、どの分野の先輩も時間を作って話を聞いてくれる印象があるよ。
「この分野はこの人に聞いたら良い」みたいなのがあるよね。僕は“成長できる環境が整っている”というのに尽きるかな。育成プログラムが整っているし、新人の教育期間に限らず、スキルアップに繋がるセミナーも受けることができて費用面のサポートもしてもらえるしね。
キャリア形成を後押ししてくれる会社の制度が整っているのは嬉しいよね。
ここで働き続けたいなと思う理由としてはそこも大きくて、社内だけで通用するスキルだけじゃなく、これからの長い人生を考えた時に、“エンジニアとしてのキャリア”を確かなものにするための成長機会を惜しみなく与えてくれる支援体制があるのは、とても恵まれていると思うよ。

実践を積んでスキルを底上げし、ユーザーの期待に応えたい
– 最後に、これからの目標を聞かせてください。
まずは、現在PMを担当しているプロジェクトを完遂すること。来年度以降もいくつかPMを任せてもらえるプロジェクトがあるので、今は上司にサポートしてもらっている最上流フェーズについて、自分一人の力でもきちんとキャッチアップして、ユーザーに提案できるコミュニケーション力を高めていきたいです。また、より広い視野でユーザーのニーズに応えられるよう、AWSやAzureなどの仮想クラウド環境に関する知識もつけていくことも目標にしています。
僕も同じように、要件定義やプロジェクト管理などの上流工程によりたくさん関わって経験を積み、一人で完遂できるようになることが目標です。ユーザーの業務知識に精通することはもちろん、要件定義をしていく上で、相手が何に困っているのか引き出すコミュニケーション力や、それをどういう風にシステムに落とし込んでいくかを考えていく力を伸ばしていきたいです。また現在関わっている基幹システムの主担当を担えるよう、先輩たちから積極的に学び取ります。
外部研修やセミナーなど、自分の意欲次第で新しいことを吸収できる環境がコニカミノルタ情報システムにはたくさんあります。僕が最終的に目指したいのは、今担当しているサーバーインフラ分野はもちろん、プログラミングもネットワークも全般にわたるITの知見を備えた“ITスペシャリスト”。いずれPMを極める上でも、知識や技術が伴ってないと上流の仕事もしっかり担えないと思うので、地に足をつけて一つひとつのIT技術を自分のものにしていきます!