カバの渡来は明治44年。しかし、日本で飼育されていたカバは太平洋戦争中に全頭死亡。昭和27年、アフリカから戦後初めて渡来した野生カバは三頭、一頭が200万円だった。その後、順調に繁殖頭数を増やし、今ではタダでも要らない、というほど増えた。近ごろ飼育展示法に工夫をした動物園が人気を博すなか、カバは相変わらず旧態依然とした施設で飼われている。あたかもそこがカバ族の故郷でもあるかのように天寿を全うし、子孫を増やし続けてきたカバだが、今は、一頭だけで飼育されていたり、産児制限で雌雄別居を強いられたり、不遇を託っている。日本人はカバをどのように処遇してきたのか。飼育下のカバ、野生のカバの姿態を通して、人とカバについて考えながら、生態、魅力についても紹介するカバの写真展は日本初である。
| 1951年 | 長崎生まれ |
|---|---|
| 1985年 | プレイボーイ・ドキュメントファイル大賞受賞 同年カバの取材を開始 |
| 1985年 | 『朝日ジャーナル』にカバの記事「カバの池から人が見える」12カ月連載 |
| 1986年 | NHK特集『カバのゴットファーザー』制作に携わる。 |
| 1988年 | 『河馬の方舟』(朝日新聞社)出版。 |
| 1989年 | 『日本カバ物語』(情報センター出版局)出版。 |
| 1990年 | 『キボコ』(情報センター出版局)写真集出版。※キボコはスワヒリ語でカバ |
| 1991年 | 『アフリカ カバ探検』(偕成社)出版。 |
| 1992年 | 『だからカバの話』(朝日新聞社)出版。 |
| 1997年 | 『地球ファミリー』「カバ、増えすぎた悲劇」出演、制作に携わる。 |
| 2004年 | 『カバのしあわせ』オリジナルプリントによる自作本(製本、デザイン、販売)出版 |
カラー・モノクロプリント 半切 約60点
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