2006年5月、3週間に渡ってモンゴル中西部大周遊の旅に出た。総走行距離は3,300km、そのほとんどが舗装もされていない道なき道をゆく。モンゴルの広大さは、いいかげんうんざりするほどに半端ではない広さだ。景色の移り変わりは呆れるほどにゆったりとしていて、2時間、3時間と車を走らせていても、ほとんど車窓の風景に変化が見られないことも多い。そんな単調な道のりが続くモンゴルの荒野だが、意外なことに、この国の詩や小説には「道」を題材にしたものが数多く見受けられる。長い道中では、同行者や行く先々で出会った人々との間に様々な葛藤が生まれるが、モンゴルの人々にとって「道」とはそこで恋をしたり、喧嘩をしたり、涙を流したりする舞台であり、文字通りの人生行路なのだ。彼らは葛藤の果てにモンゴルの大地に赦し赦され、今日もまた生きてゆく。
本写真展は、従来モンゴルの写真で主役を演じていた「人」をあえて外すことで、彼らの人生を支えている厳しい荒野と、その中にもほのかに漂う希望の光を浮かび上がらせようとしたものです。
| 1989年 | 東京外国語大学卒業 |
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| 1990~ 1991年 |
モンゴル政府奨学金によりモンゴル国立大学留学 帰国後、旅行代理店勤務を経て、フリーの通訳者及びライターとして活躍 2004年頃から写真家として活動を始める |
| 2005年 | グループ展「Workshop 2B グループ展 vol.2」 Gallery Le Deco グループ展「Off Road Journey ~旅するモンゴル」 Gallery Niepce |
| 2006年 | 個展「Wilderness ~荒景~」 再春館ギャラリー |
| 2007年 | 4月初旬に写真集「MARGINAL LAND」(冬青社)発売予定 |
カラープリント 大全紙 約35点
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