
食生活の欧米化、出産の高齢化などにともない、乳がん患者は急増しています。1996年には乳がんが日本人女性のがん罹患率第1位になりました。年間約40,000人の女性が乳がんを患うとされ(約20人に1人の割合)、死亡数も年々増えています。

乳がんは早期発見であるほど治癒率が高い病気。2センチ以下のしこりで、リンパ節への転移がない状態(Ⅰ期)であれば約90%の人が10年生存している、つまりほぼ完治しているという結果が出ています。また、がんが小さいうちに発見できれば女性にとって大切な乳房を温存できます。早期発見につなげるためにもセルフチェックや定期検診を心がけましょう。 乳がんセルフチェックの方法、乳がん検診について

乳がんにかかる人が多いのは30〜40代の女性。最もリスクが高まるのは40代後半ですが、20代でも発症が認められています。「まだ若いから」と無関心ではいられません。乳がんは一般的に次の様な人がなりやすいといわれています。
・初産の年齢が30歳以上の方
・出産経験のない方
・初潮年齢が早かった方(11歳以下)
・閉経年齢が遅かった方(55歳以上)
しかし、出産・授乳経験があっても、閉経後でも乳がんになる場合があります。年代にかかわらず、乳がんの危険性を認識したいものです。
